板金修理手直し

先日池内自動車さんで直したドアとフェンダー。
綺麗に治ったと思ったのですが、洗車していて異変に気付きました。

修理前の画像、傷の位置は赤丸部分。

お預けする際に「できるだけ小さく塗ってぼかす」とのことだったので、緑丸くらいの場所で塗ってぼかすのかなぁと思ってました。

修理後の画像です。
納車時に修理箇所の確認は一切ありませんでした、暗い店頭での引き渡しだったためスマホのLEDで僅かに照らしながら見たのですがその時は気づかず。

翌日洗車して綺麗な状態、更に明るい場所で確認して気づきました。
まずはプレスラインのところががさ付いていて、歪んだ線が入っています。
何となく段になってる感じです。

何故傷から離れたこんな場所に段差があるのだろう？

リアフェンダー全体には塗料の付着がありがさついています。
この辺は口コミからも散見されていたので「細かいこと言わずに洗えばいいかぁ」ぐらいに思ってました。

リアバンパーとの境目は更にひどく、粉を吹いているような状態でした。

「ちょっとマスキングが甘かったのかな？」と思い、こんなのは軽い研磨で落ちるのだろうと手直しをお願いしに再度池内自動車さんに伺いました。

店にいた受付の方に伺うと、そもそもの塗装範囲が想定と違ったようです。

実際は赤枠の中をプレスラインを境にして全体的に塗ったとの事でした。
青線の部分のマスキングが真っ直ぐに出来ていなかったため歪んだ線になった上段差がでている感じです。

「激安塗装なのでこんなものだ、ファストフードのお店にフランス料理のクオリティを求められても困る」
「綺麗に直したいのならディーラーに持ち込んでくれ」
と言われてしまいましたが、ポリッシュとプレスライン部分の段差を研磨で落としてもらえれば綺麗になりそうだったので粘り強くお願いして後日再調整頂くことになりました。

丁重にお願いしたつもりでしたが、かなり圧の強い方で疲れました・・・

個人的にはどうせならフェンダー周りの緑色の枠内で塗っていただければ塗装範囲も小さく、純正塗装部分を最小限いじる感じで済むので良かったと思うのですが。

このあたり、事前にしっかりと打ち合わせておかないと、要らない面倒が増えるので打合せって大事ですね。

店の方には
「磨くだけ磨いてみるが綺麗になるかはわからない」
「お客さんが磨いておかしくなったらそれはもう自己責任、あとは知らない」
と言われましたが、まさに自己責任です。

とりあえず、気になるので一旦磨いてみることにしますか。

ダブルアクションとコンパウンドを持ち出しました。

極細目＞超微粒子で5分ずつ磨きました。

がさ付きは無くなりいい艶が出てきて安心。

プレスラインの部分も磨いて明るいところで確認。

段差はほとんど消え、納得いくレベルに仕上がりました。

後日。

池内さんで再度磨いてもらいました。
「未塗装部分に影響が出るかも」とのお話でしたがシングルアクションで補修いただきました。

もはや目視ではわからないレベルまで詰めることができました。

色々トラブル有りましたが、最終的には大満足です。