DUNLOP DIREZZA ZⅢ195/55R15  

納車時に装着されていたPOTENZA RE-11以来の国産スポーツラジアル。

サイズは予算とかローテーションとか、車体とのバランスも考えて、4輪とも純正サイズ！

特に銘柄にこだわったわけではなく、適当に見積もりしたらその流れになっちゃいました(^^;)


感覚で運転する人間なもので、あまり参考にならないこと、お許しをm(_ _)m


使用経験のあるスポーツ系タイヤ↓
・BRIDGESTONE POTENZA RE-11(195/55/r15)
↑初心者のころ、確か納車2年目途中まで。溝が無くなるまでジムカーナで使用。
・FEDERAL 595 RS-R(205/45/r16)
↑ジムカーナと夜中の峠で使用。ワイヤーが出るまで8年位使った。

使用シーン↓
セントラルサーキット。寒かったり暑かったり晴れたり雨降ったりの終日不安定な天候。



【満足している点】
ナチュラルなグリップ感で、“癖がない”っていうのはこういう事なのかも。運転しやすいです！

なんとな〜くオーバーステアになる予感も伝わってくるので、いざ滑っても立て直しが効きました。
『オーバー出るぞ？行くぞ？』みたいな感じ。分からん(笑)


縦グリップが強いとよく言われる印象ですが、ちょいと、エンブレ程度でも前荷重を残してやれば旋回でもかなり粘ります。
横着して荷重載せない、または引きずりすぎるとすぐに滑りますが、いったん横グリップをMAXまで立ち上げれば、脱出まで非常に安定します。

セントラルサーキットにおける私のインテグラの場合、上手くやれば1コーナー出口と2コーナー出口を踏みっぱなしで立ち上がれます。

空気圧の調整でも前後のグリップバランスが変わった感じがしたので、操作とかセッティングに対するフィードバックが分かりやすいタイヤかと思います。


ドライからウエットに変わるシチュエーションでしたが、制動時の縦グリップも、路面状況を鑑みれば変化が少なく感じました。
これは私の詰めが甘い所がありますのでなんとも言えませんが…



【不満な点】
無し。
少なくとも私のレベルでは不満の出る代物ではありません！

スポーツラジアルとしては石はねもロードノイズも少なめに感じます。



【総評】
デビュー当時こそ195幅じゃキャパ不足と言われていましたが、技術の進歩を考えると、今では寧ろオーバースペックじゃないかなとも思います。
25年落ちの1800ccじゃ、エンジンが負けます笑

今のカスタムやと、このサイズがベストバランスな気がするな〜


私が思うに、操作やセッティングに対して非常に従順なタイヤであり、ある程度理論（荷重変化とか減衰調整とか）を習得した人が、操作に結びつけてスキル化していくのにうってつけなのでは？と感じます。


初心者のころ使っていたRE-11は、前荷重もへったくれも無い操作なのにかなりのペースで走れましたが、このタイヤだとそうは行かなかったかも。その分、スポーツドライブの勉強にはなりそう。

この点では、ドライバーのスキルや好みによってプラス評価とマイナス評価に分かれるでしょうね。


タイヤの違いなんてどうせ分からん…と思っていた私ですが、タイヤが良かったのか、サーキットという反復練習ができる環境の賜物か、ずっとタイヤに意識を集中して運転していました。


このサイズもすっかり選択肢が少なくなりましたね(´∀｀;)