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次の取り引きが近づいた。
今回の取り引きに欠かせないブツの確認にわたしは向かった。

「いらっしゃいませ。」
店番は昭和生まれの娘さんだ。
きれいにディスプレーされたケースをのぞき込む。そこでわたしは愕然とした。お目当てのブツが見あたらない。
「極上のものをさがしているんだが。網の情報だとグラム○円のブツがあるそうだが。」
娘さんにそういうと、
「グラム○円…ええっと…少々お待ちください。」
娘さんは店の奥に消えた。「さすが極上のブツだけに、大切にしまってあるのか。」そうしているうちに、店主らしき男が店の奥から出てきた。
「グラム○円のブツですね。それだとこれになりますね。」
そういってケースの中のブツを指さした。
「何？網の情報だとグラム○円のはずだが。」
「手渡しできる場合はこの値段でお譲りしています。」
「ではこれを○ｋｇ、かたまりで。」
「えっ、あるか見てきます。」
「今ではない、某日までに用意してほしい。」
「そうですか、確保できるか確認してきます。」
そういって店主らしき男は店の奥に消えた。
「大丈夫ですね。」
「これだけの仕入れだ、少しは安くできないか。」
「ギリギリの所でやってますんで、それだけはご勘弁を。」
「じゃあそれで頼む。」
「かしこまりました。では、お名前は。」
「cotenだ。小さいに伝わると書く。」
「何時頃取りにみえますか。」
「おそらく○時頃だ。」
「では用意しておきます。もし不都合があったらご連絡いたします。」

今回の取り引きは失敗ができない。極上のブツがどのようなものか試しておかなくてはならないと思い、少しだけ分けてもらった。いつものと比べれば格段に上物の上、単価も安い。少し多めに試してみようとも思ったが、こんな上物の味を覚えてしまったらこれから先が心配だ。ふつうのブツで十分だ。

家へ帰ってさっそく試してみた。ふつうのブツを終え、いよいよ今回のブツ。ふつうのブツでさえ今までとは比べものにならなかったので、心配になってきた。
「甘さがあるねえ。」
「やわらかいねえ。」
「スッとかみ切れるね。」
一切れずつしか試していないが、すっかりブツの虜になってしまったようだ。禁断症状が出ないことを願うばかりだ。

メーターパネル周りは運転中常に視界にはいるところですから、いつもきれいにしておきたいのです。ですから、きれいにするつもりが磨きキズ…なんてことにならないように掃除はちょっと神経使います。そこで、雑誌でこれを見て試してみました。
スライム（これもジェネレーションギャップ？）を思わせる質感ですが、べとつく感じはありません。で、メーターフード周りをぐにゅぐにゅしてやると、きれいにほこりが取れました。これならこすらずにすむので、簡単にきれいにできます。
また、レガのダッシュボードはちょっと質が変わっているため、ふつうのタオルで拭いたのではきれいにほこりが取れませんでした。そこで、これを試してみると、きれいにほこりが取れました。他にも、オーディオ周りなどでこぼこしたところにもうまく入り込み、きれいにほこりを取ってくれました。あとは、どのくらい使えるかです。

話は↑を買いに行った帰り道。
前を行く他県ナンバー車が異様にブレーキを踏みます。最初は「走り慣れていないから仕方ないなあ」と思っていたのですが、見通しのいい緩いカーブですらブレーキ。最後には直線でもブレーキ。うちの方は追い越しできるところがあまりないので、よけてもらうしかありませんが、その気配もなし。

ブレーキランプにいらいらしながら走っていると、ようやく抜けるところへ。まったり走りのわたしでも余裕でした。と思った次の瞬間、左から車が前に。この車は地元車らしいがのんびり走行。「それなら前に入るなよ」と思った瞬間、前の車のボディーで何かチカチカしてます。そうです、さっきの追い抜きでウインカーを出しっぱなしにしていたのでした。

気持ちよく走っていて、ちょっといい気になっていました。コペンに乗っていてこんな気持ちになるとは…。反省しました。

コペン購入を決めたときから内装はウッドにしようと考えていたのですが、オプションのウッドよりも淡い色にしたくてネット検索。イメージしていた木目のパネルを見つけることができ装着。

しかし、そこからが問題でした。他の部分を木目化しようとしたとき、淡い色がネックとなってしまいました。解決策として塗装に挑戦し、そこそこ満足のいくものに仕上がったのですが、どうも色、模様の微妙な違いが気になっていました。失敗したところも目につきました。DIYの塗装なので仕方ないのですが、何とかしたいと思っていたのが今回のことの始まりです。

今回カッティングシートを利用することにしましたが、そのままでは質感に統一感がなくなってしまいます。そこで、サンプルを取り寄せ、ニスの上塗り試験をしてみました。
水性ニスを使ったためか、色落ちはしませんでした。はがれや縮みなどの問題も今のところありません。この調子ならこの作戦でいけそうです。

あとは最大の難関、全体の形をどうするかです。想像力に欠けるため、妄想、構想しようにもなかなかいいイメージがわいてきません。ちょっと足踏みしそうです。

ゴソゴソやってました。

以前ＤＩＹしたものは既製品に木目を描いたのですが、完成度が今ひとつだと感じていたり、形状がスポーティーな感じだったりしたため、先週から製作に着手し、本日手直し。乾燥待ちの状態です。
木目塗装もいいのですが、偶然に頼る分なかなか思うような感じに仕上がりにくいです。それに、色あわせにも難がありました。そこで、今回はカッティングシートを利用し、木目シートを作ろうと目論んでいます。
いつもはＤＩＹに夢中になって製作途中を撮り忘れてしまうのですが、今回は長期戦のおかげで画像に残すことができそうです。