60にして初のダート、しかも4時間耐久レース。
今から44年前、私の地元(佐世保市)にはダートトライアル場が
有りました。(今はもうありません)
高校生の時には自転車で山の中まで30分掛け、大会を見に行っていました。
将来はダートを走るぞ!と思ってはいましたが、いざ社会人になると
実際に掛かる費用など、現実的な事もあり走ることもなかった。
実は私が所属している会社の自動車部、メインの活動はタイトルの
ノーマルカーダート耐久レースです。
今までは参加費(25000円/回)の事もあり、見に行くことは有っても
参加はしていません。
今回はクラブ長の強い勧めと、一度くらいはダートを走りたいとの
思いもあり参戦しました。
4時間なので1人で走るわけではなく6名で4時間先のゴールへ
車を走らせます。
朝早く積車に車を乗せ愛知県から福井県今庄へ。

明るくなったところで休憩し朝食、私はきつねうどんで温まります。

朝食休憩も入れつつおよそ3時間半で会場のオートパーク今庄へ。
直ぐに車を降ろし走行準備へ。
事前に車両は準備しているので再度ハブナットを締め増しするくらい。
私が乗る車はTOYOTAファンカーゴ、レギュレーションはFFの場合
1.5LまでのNAエンジンでミッションは自由。当然、ロールバー等
ダートを走る装備は装着です。
このファンカーゴは1.3LのA/T。意外と思いますが
結構走ります。周りを見ても当然新車なんてありません。
わがチームもビッツRS2台(1.5L)、ビッツのカップカー(1L)
他のチームでは、スイフト、パッソ、デミオ等々色々な車がいます。
1台のみFRのロードスター(1.6L)がいます。FRは不利との事で
1.6LまでOKとのレギュレーション。

10時になりスタート、1人目は順調に40分間走りPITへ。
PITに入ると最低2分はコースに出れないというレギュレーション。
しっかり時間を守り2人目がコースイン。

ここでアクシデント発生、エンジンチェックランプが点灯しE/Gストップ。
ピットまでオフシャルの車で牽引され戻ってきた車を総チェック。
車はオーバーヒート、原因は何と電動ファンにカプラーが入ってない。
車両整備の時に外したカプラーがどこかに行ったようで
エンジンルーム内を探しまくります。
何とかヘッドライトの下に有るのを発見、ライトを外しカプラーを付け
ラジエターに水を補給、私が運転席に乗り込みコースイン。
修理を終えたファンカーゴ、調子は最高、直線で90㎞/h前後まで
A/Tのセカンドレンジで走ります。基本的にギアはこのままで周回します。
意外と直線も安定していて速い2台に抜かれましたが私も2台抜き去ります。
ノーマルカーなのでタイヤも普通ラジアルタイヤ、足も純正、そんな
ファンカーゴでもこのレースでは十分に使えます。
走行時間が残り3分弱になった時、バックストレートで先行車が接触し
コースを塞いだのでPITサインを待たず、そのままピットへ。
初ダート走行は終了。
最後はダートにも慣れてコース取りも少しずつ覚えていきましたが
楽しいところで終了できました。
クラス順位は8位/9台中。周回タイムが40秒前後電動ファンの修理で30分程度止まったのが響きました。TOPは206周、私たちは185周。
30分止まってなければという成績でした。
ダートレースは今回のみ。次週はキョウセイジムカーナシリーズ最終戦です。
Posted at 2021/11/22 06:17:34 | |
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