
週末、
新千歳モーターランドで行われた、「
第14回オール北海道Racing Kart Festival」に参加してきました。
といっても、自分は、レーシングカートは所有していないので、レンタルの「Birelクラス」に参戦です。この大会には、ジムカーナ仲間の「
賞典外RX-7」さんもエントリー。
カートに乗ること自体3年ぶりで、その時もレンタルカート大会の
【2006年NCML4H耐久レース】での参加でした。
久しぶりのカート走行で、マシンもニューマシン、コースはジムカーナコースも利用した特別コースということで、賞典外RX-7さんとともに、前日の練習走行会に参加し、マシン特性をつかみつつ、コース攻略を行います。
この際、マシンにGPSを設置し、会場に顔を出してくれたDr.るーさをブレインに加えて、作戦タイム。それぞれの得意・不得意ポイントを解析しつつ走り方を研究し、計99周を走行。
体が筋肉痛でボロボロ。日ごろの運動不足を痛感。そして、手の平の皮もペロリとむけてしまいました・・・。>イタタタタ
この日は、お風呂に入って、夜22時に就寝・・・。
迎えた当日。
駐車場には、他の参加者達がテントを張って、マシンセッティング中。ジムカーナの大会とはまた違った風景で、いかにもレースらしい雰囲気。気持ちが盛り上がります。
今回の「Birel」クラスのエントリーは、全7台。ですが、一台は開始時間に間に合わず。
自分と賞典外RX-7さん以外は、カートレース経験者。
さて、ジムカーナ部隊は、どうなりますか・・・。
当日の「Birel」クラスのスケジュールは、・・・
練習走行~10分→タイムトライアル~7分→予選ヒート1~10周→予選ヒート2~10周→決勝ヒート~18周。
これらが、各クラスごとに行われます(クラスによって周回数が違う場合あり)。
まずは、練習走行で、マシン&コースチェック。
前日に乗った車より、格段に乗りやすく、直線も速い感じ。
電光掲示板の一位には、自分のゼッケンが掲示されてます!でも、参加者全車が、54秒4~6秒と、コンマ2秒の中に全車6台がひしめいてます。自分は、昨日の自己ベストをコンマ3秒詰めることが出来ました。賞典外RX-7さんも、タイムアップ。俄然やる気が出ます。
その後、予選ヒートのグリッドを決める「タイムトライアル」が行われます。
でも、練習のタイムに安心したのか、攻めの走りが出来ずに、ほぼ同タイム。代わりに周りの人たちのタイムが伸びて、4位のタイム。ムム?
予選ヒート1を走り、変わらずの4位。自分は、ベストタイムを更新し、54秒フラットを出しますが、トップ勢は、54秒切り。ベストタイムは、53秒5・・・。速すぎです。
その後の予選ヒート2では、スタート直後に女性ドライバーに抜かれ、5位にダウン。その後、果敢に攻めている内に、トップグループ3台が絡んだらしく最終コーナーで一台がスポンジバリアーに捕まっています。その車に巻き込まれることなく、4位に。その後、女性ドライバーとバトルをした結果、3位にポジションアップ!何とか逃げ切ります。
上位結果で、決勝グリッドは3位。(本当は、決勝グリッドを決めるために、カートレースのポイント計算があるらしいですが、自分の順位は変わらず)1コーナー侵入で有利なイン側のグリッドを確保。でも、すぐ後ろには、練習~予選を通して、一度も抜けなかったドライバー、予選ヒート2で、スタートであっさり抜かれた女性ドライバーが控えています。
さて、決勝はどうなりますか。
いよいよ決勝スタート。スタートのタイミングを見てアクセルON。それなりの加速を見せますが、前方の二台がコーナーで並んで侵入したため、少しスピードダウン。それにつられて自分も減速したところ、1コーナー脱出時には、後ろの選手がアウト側に並んでおり、2コーナー侵入では、先に行かれてしまいました。
「決勝レースは長いから、タイヤが暖まっていない今は、無理をしないようにしよう」と思い、ブレーキで無理をしないで前に行かせ、その後を付いていきます。
2~3周ほどしてタイヤが暖まってきたころに、ペースアップ。前方の車を追いかけます。前方の車なかなかペースが上がらないらしく、徐々に間隔が詰まります。
これが、その時のムービー。
4番手を走る赤いレーシングスーツが自分です。
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あと、これが、この日最速のクラス「MAX」。
直線の速さが段違いですね。
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話しは戻って、自分のレースの話。ペース的には自分が速いのですが、ブレーキは相手の方が一枚上手なのと、直線では相手の車の方が若干速く、コーナーの区間区間につなぎでは差を詰めることは出来るのですが、抜くまでにいたらず・・・。レコードラインをブロックされたり、ブレーキポイントをずらされたりしている内に、自分のペースも前走者におつきあいモード・・・。
そのうち、自分の背中に違和感を覚えます。それは、
シート調整用にシートに挟んでいたスポンジが、コーナーごとに少しずつ上に上がっていきます。「このまま行ったら、外れて後ろの車の所に飛んでいくかも」と気にしだしたら、不安で不安でたまりません。スポンジを下に入れようとストレートで格闘している内に、コース上のスポンジバリアーに危うく突っ込みそうになったり・・・、こんなことをしている内に集中力を欠いて相手に離され始めました。結局、自分の力を出し切れずに4位のままゴールイン。スタート後に抜かれたことが全ての敗因でした。
今回の参戦は、自分の攻めの気持ちの足りなさ、レースの厳しさ、経験不足・・・、いろいろなことに気付かされました。賞典外RX-7さんは、レース中に車の走り方のヒントを前走者から見つけたらしく、自己ベストを更新。気づけば、自分のすぐ後ろでゴールしてました。
レース後、賞典外RX-7さんとも話しましたが、「練習走行で、もっといろいろなラインを試すべきだった」と反省。帰りの車の中でも、「あの時、もっと攻める気持ちでいれば・・・」と悔しさ一杯で、一人反省モードの暗い車内。レガシィで現地から自宅までの送迎ドライバーをしてくれた嫁さんには、大変申し訳ない時間でした。
この気持ちを忘れずに、今後のモータースポーツだけではなく、人生においても生かしていきたい。こんな真面目な話しで締めくくる日記になっちゃいました。
悔しい気持ちだけでは終われない。
リベンジは、来年の「オール北海道Racing Kart Festival」参戦かな?
どうなりますか・・・。
この記事は、賞典外RX-7さんのブログ、
第14回オール北海道Racing Kart Festival参戦記について書いています。