海からの贈り物

ということで、先日拾い足りなかった気分を補うために、またまた三浦海岸へでかけちゃいました☆
ビーチコーミング的に最適な日というのがあって、「台風等の荒天後の2,3日後の小潮の日」がいろんな物が漂着してるらしい。と、すると…
むむっ！22日は前日の強風＆荒天、小潮とタイミングも良さそう！とおでかけとあいなりました。

ビーチコーミングに興味のない旦那様は、待ってる間サイパンをピカピカに磨いて、待っていてくれました。わし嬉しい事だらけ(^^;
いつもおつきあい＆運転手いつもありがとうございます。m(_ _)m＞旦那様

出かけるまでの一週間、ネットで拾えるものを調べたり図書館で『ビーチコーミング学』『漂流物事典』『海辺で拾える貝』を借りてしっかり予習。『海辺で拾える貝』は買おうかな。
高い本なので買うかどうか迷ってたけれど、図書館に入ってたのでラッキー。もう15年くらい図書館って利用してなかったんだけど、自宅でネットで蔵書検索できるようになっててびっくり！なんて便利！！アパート近くに市の中央図書館があるって便利だな〜。あ、実家も歩いて5分の所にあった(^^;

で、渋滞にもまれながら現地に到着。4時間ほど浜辺を思う存分ぶらぶら。
ずっと歩いていると同じ浜辺でも海藻がいっぱいたまってる所、貝がいっぱいたまってる所、と種類別にたまる所がある事に気づく。ホヤがいっぱい上がってたり、産地三浦半島らしく大根が何本か流れ着いてる所があったり(^^;　予習が役立って、あ、これ「○○だ！」「本に載ってた奴だ！」なんて思いながら拾えたのが良かったかも。

とりあえず拾って楽しい綺麗なモノを集めてみました。成果は…

イタヤガイ、キサゴ、ツメタガイ、ヤツシロガイ、サクラガイ、ベンケイガイ、マテガイ、フジツボ、オオヘビガイ、キンチャクガイ、カタラガイ（ハツユキダカラ、クロダカラ）、ウノアシ、チリボタン、トリガイ、バイガイ、ナデシコ、オトメガサ、アマオブネ、シマメノウフネガイ、ウチヤマタマツバキ（多分）、ムシロガイ、ナガニシ（破片・多分）、マルサルボオ、ミタマキガイ（多分）、ヒバリガイ、ナミマガシワ、オニアサリ、ウチムラサキ、スダレガイ、クチベニガイ、オキナガイ（多分）、バフンウニの殻他、摩耗が進んで白く薄い貝や諸々の貝の破片。もう、うっほうほ。
人工物は陶片やビーチグラス（白、緑、茶）。陶片はかわいいウサギの絵がついたもの（残念ながら顔が欠けてるのですが）をゲット！なんか、いいんです、この小さな欠片が。
ビーチグラスは元はと言えば人間の出したゴミなんだけど、それすらも海は包み込んで丸くしてしまう…自然の懐の深さを見せられた思いがしますな。

午後は半島を西へ横断し、葉山の長者が浜へ。陶片が多いと聞いていたので行ってみたら、確かにいっぱい。ありすぎてチョイスし直したくらい(^^;
ここでは陶片とビーチグラスをメインに拾って、貝はベッコウイモ、サザエのふたを。
もっとゆっくり見たかったけど、駐車料金が気になったので1時間で退散。しかもその有料の駐車場のすぐ脇に無料の駐車場があって、がっくし。今度はそっち停めてゆっくり散策しよう！
そんなこんなで渋滞まっただ中の時間帯に動いちゃったものだから、帰りはほとんど渋滞だったという…(^^;
ま、うまいラーメン屋に寄れたから良しとするか(^^)

で、感じた事。外海に面した九十九里浜やこの長者が浜と比べて三浦海岸ってすごいな〜、一カ所でこんなにたくさんの種類が拾えて…と。拾える貝もなんだか南国みたいに色鮮やかなのばかり。砂もベージュで明るいのもいいですな〜。

ちなみにこの日のお宝は、帰って来て綺麗に洗って干して、瓶や箱に詰めてうっとりと眺めております。