
ワシはかつて現役の頃に終の仕事で、クルマの自動運転に関わるソフトウェア開発に携わっていた。ワシ自身は金融系ソフトウェアのプロで生きて来たのだが、最後の最後にクルマをやってみたかったので自分から希望を言って、さいたま新都心のさいたまアリーナの隣に在った某クルマ用音響機器会社の開発を行っていたところまで遙々通っていた。
そこでは、N自動車、F重工業、H技研のソフトウェアをやっていて、ワシはN自動車チームに配属された。仕事内容はクルマの車載コンピュータが自車の走行中の位置の認識を正しく行うためのキャリブレーションソフトウェアの開発。詳しい内容は言えないが、これがなかなか上手く行かなくて。
本当に自動運転なんて出来るのかいな?ってところが本音だった。
テスト走行で、FガとかSラインを使って首都高速を走らせても白線が消え掛かっていたり、降雪して白線がカメラで認識出来なくなることなんて日常茶飯事で、どうにも解決することが出来なかった。
そうこうしているうちに、ワシ自身が定年退職になって、そこを去ってからは知るよしも無い。
それから数年後、H技研から伝説車にレベル3が搭載されて発売になる。と、聞いたので馴染みのベルノ店に行って予約しようとしたところ、リース販売のみでリースアップしても車両は必ず返却する。という条件で、ワシはチューニングする気満々で購入するつもりだったから、ガッカリして帰った。もちろんレベル3をさらに改良する目的だった。
その後、伝説車は生産終了となり、レベル3のクルマはもう何年も聞かない。T社も未来でオプション装備されているのだが、ワシ自身が開発に携わっていないのでチューニングなんて不可能だろう。T社はさいたま新都心ではない別会社が開発しているハズだ。
それにしてもワシもそろそろ超高齢者になる日が近付いて来たので、早くレベル5のクルマが発売されないか心待ちにしている。
無理ならムリ。と、国土交通省は1日も早くアナウンスするべきだ。
ムリならばワシはGRミラ・イースを買って、手足が動かなくなるまでマニュアルギアを使う。200馬力のプリウスなんて買ったらコンビニに突っ込んで向こう側に通り抜けてしまう可能性が高い。ま、今持っているトロイプリウスに乗り続けるならば、車体の側面にテポドン8号、超危険。と、巨体なミサイルを描いたステッカーを貼り付けて痛車にするだろう。みんな離れてくれたまえ。
Posted at 2025/02/12 17:36:37 | |
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