冬道のブログ一覧

作品名　センセイの鞄
著者　川上　弘美
出版社　平凡社　

内容（「BOOK」データベースより）
「センセイ」とわたしが、過ごした、あわあわと、そして色濃く流れゆく日々。川上弘美、待望の最新長篇恋愛小説。
　およそ恋愛とは結びつかないはずの2人―― 38歳のツキコさんと70代のセンセイは、近所の駅前の一杯飲み屋で居合わせて以来の仲だ。お互い1人で酒を飲み、さかなの好みがよく似ている。
「『女のくせに手酌ですかキミは』センセイが叱る。『古いですねセンセイは』と口答えすると、『古くて結構毛だらけ』とつぶやきながらセンセイも自分の茶碗いっぱいに酒を注いだ」
憎まれ口をたたき合いながら、2人は共に過ごすようになる。

主な登場人物
　わたくし（主人公）
　センセイ

おすすめ度☆☆☆☆

---

※いつも古びた鞄をもっていたセンセイ。そんなセンセイの鞄にはいっていたものは・・

　この方のブログでも書かれていましたが，本当に人と人とのネットワークってかけがえのないものだなぁ　と感じます。

　みんカラをやっていなければ知り合えなかった方々とこうしてコメントのやりとりをさせていただけるのは，本当に嬉しいことです。
　そんなふうにネットを介して知り合った方々なのですが，今では実生活にも進出してきています。
　例えば，今体調を崩しているあの方を心配してみたり，あの方の車の修理状況が気になってみたり，あの方の今後の弄りを期待しながら待っていたり，あの方のパソコンは修復するのかなぁと思ってみたり，あの方の奥さん（妊婦さん）は順調なのかなぁと思ってみたり，転勤の決まったあの方の今の心境を思ってみたり，肩が痛いあの方はちゃんと病院に行ったかなぁと思ってみたり，みんカラから一時撤退しているあの方の現在を思ってみたり，慢性夜更かしのあの方は，今日はソファーで寝ちゃってないよなぁなんて思ってみたり，みんカラ休止中のあの方（師匠）の復活はいつなのかなぁと思ってみたり
・・・　と思いは尽きません。

　そんな中，私が個人的にず～～～～～っと気になっていたのがこの方です。
お子さん（しかも双子ちゃん）が産まれて，その後ずっと更新がなくて・・・　私は足あとを見ることがないので，徘徊しているかも確かめられず。そんな心配中に石川県での地震。心配度がMAXになってしまって，図々しくもメールを発射してしまいました。（私と同じように心配されている方，他にもいるのでは？）

　待つこと数日。返事がきました。その中には・・・

ご家族皆さん元気だということ。 MPVも調子がよいということ。 今はPCに向かっていられる状況ではないけど，いずれ必ず復活するということ。 地震の被害はなかったということ。

と書かれていました。すごく安心しました。

　会ったことのない方々をこんなにも心配している自分にも少し驚きましたが，ずっと心配だったことが，解決したような気持ちになって，とっても嬉しかったです。

この記事は、人と人の繋がり… について書いています