【カーカスタムは人生を変える？】ベンツから軽へ…それでも止められないクルマ愛！ そして、私もBMWからN-ONEへ…！

近年、クルマの所有やカスタム文化は単なる趣味を超え、一部の人々にとってはライフスタイルの核になりつつあります。特に、車両の選択やカスタマイズの方向性が、職業や人間関係、さらには人生の選択そのものに影響を与えるケースも少なくありません。

最近、**「ベンツから軽自動車へ乗り換えました。会社出禁、転職、離婚…それでもカーカスタムを止められない男たち」**という記事が話題になりました。本記事では、カーカスタムがどのようにして個人の価値観やライフスタイルを形成し、時には周囲との関係性を変えていくのかを考察したいと思います。

1. カーカスタムの社会的影響—「個性」と「制約」のバランス
(1) 仕事とカーカスタムの関係
「車人あき」さんのケースでは、トヨタ・アベンシスをカスタムし、シザードア（ランボルギーニのような跳ね上げ式ドア）を装着したことが、職場での問題につながりました。彼の車はSNSを通じて話題となり、最終的には勤務先の駐車場への乗り入れを禁止されるという事態に発展しました。

企業文化や職場の規律は、個々のライフスタイルとしばしば対立します。特に日本企業では、「TPO（時と場所と場合）」を重視する傾向が強く、派手なカスタム車が職場環境にそぐわないと判断されることがあります。

この事例は、個人の趣味と社会的な役割の間にある「適応と自己表現のバランス」を考えさせられるものであり、カスタムカーが職場文化とどのように共存できるかという課題を示唆しています。

2. 家庭との関係—カーカスタムがもたらす影響
(1) 趣味と家庭生活の調和
「車人あき」さんは、休日の大半をカスタムやイベント参加に費やしたことで、家庭の時間を持てなくなり、最終的に離婚に至ったと語っています。

家族やパートナーとの関係を維持する上で、趣味にどの程度の時間を割くかは大きな問題です。特にカーカスタムのような時間と資金を必要とする趣味は、家庭生活に影響を及ぼす可能性があります。

一方で、カスタムカー文化を家族ぐるみで楽しむケースもあります。これは、趣味と家庭の両立が可能であることを示しており、パートナーとの共通の理解と協力がカギとなることを示唆しています。

3. 車の選択とライフスタイルの変化
(1) 高級車から軽自動車への転換
もう一つ興味深いケースが、「kenlapi」さんの事例です。彼はベンツSクラスからスズキ・ラパンへ乗り換え、さらにディーラーから内装工事の仕事へと転職しました。

一般的に、クルマは所有者の社会的地位やライフスタイルを反映する象徴として捉えられることが多いです。しかし、「kenlapi」さんの場合、カスタムの自由度を求めるあまり、むしろ「機能性やブランドよりも自己表現を優先した選択」をしました。

これは、近年の**「モノより体験」**という価値観の変化とも関係している可能性があります。ラグジュアリーカーからコンパクトカーへの乗り換えが、生活の自由度や趣味への没入感を高める結果になったことは注目すべき点です。

4. 私自身の経験—BMWからN-ONEへ
実は、この記事を読んで私は大いに共感しました。というのも、私自身もかつてBMWに乗っていましたが、ある時「本当に自分に合ったクルマとは何か？」を考え、ハスラー、そしてホンダ N-ONEへと乗り換えました。

この選択によって、私のカーライフは大きく変わりました。

維持費が格段に下がり、他に投資できるようになった
車がコンパクトになり、日常の取り回しが楽になった
軽自動車特有の身軽さ文化に触れ、新たな楽しみ方を発見した

BMW時代には得られなかった「クルマとの向き合い方」を経験し、まさにカーカスタムがライフスタイルを変える力を持つことを実感しました。

5. 結論：カーカスタムは単なる趣味ではない
ここまでの事例を通じて、カーカスタムが単なる趣味を超えた存在であることが見えてきます。

職場や社会との関係性を変える
家庭との時間やライフスタイルに影響を与える
車の選択が価値観や人生観を変える
カスタムカー文化は、個々のアイデンティティを表現する手段であると同時に、時には人生の転機となることもありますねー。