←「圭坊の魔窟」さまよりお借りしました。
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①目標⊿N追従制御
→車輪速から後輪左右の速度差を理論値に近づける制御
(ヨーレートFBC作用とLSD作用の両立)
・安定性向上(収れん性、トレース性)
・走破性向上(発進性)
②加速旋回制御
→横Gの大きさと加速度の大きさに比例したトルクを
旋回外輪に移動する制御
・旋回性能、限界向上(アンダーステア抑制)
③タックイン対応制御
→減速旋回時に、横Gと減速度の大きさに比例したトルクを
旋回内輪に移動する制御
・安定性向上(タックイン緩和)
④操舵過渡応答制御
→ハンドルの角速度に比例したトルクを
ハンドルを切った方向に移動する制御
・旋回性向上(ハンドル操舵の初期応答性)
走行中に上記概念を常に意識し、操作に反映させることは
プロドライバーでもない限り「至難の技」と考えられます(笑)。
しかし走行前にこれらの事を考慮した
「走行イメージ」を思い描くことはある程度できそうですし、
それが「とっさのとき」の「不自然」な動きに対処したり、
「非自然」な操作が「自然」と出たりする布石にはなると思います。
(そして「アンダーで切り足す」なんて事が日常的に・・・笑)
ただし、実際に走行中のAYC信号をモニターしてみると
その「走行イメージ」にも当方はどうやら誤りがあったようです(涙)。
↓
ドライビングモニターの上にAYCモニターがついてます
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当方、サーキット走行を始めたころはAYC車のステア操作に関して
「ソーイング的な操作はご法度」というイメージを持っていました。
「ステアを戻すとAYCがリセットされる」とか
「徐々に切り足すことでAYCを使い切ることが出来る」
などどいう情報を持っていたからです。
ところが、どうでしょうか。
上記車載を見る限り、ソーイング的な操作によって
AYC信号が極端に変化することはないようにみえます。
そして、AYC信号の強さについても
ある程度「ステアリングの切れ角」に関連してる部分はあっても、
決してステアリング切れ角に比例しているわけではありませんし、
まして「45度以上でAYCが効きはじめる」ということもないようです・・・
そこで前述の「概念」をよく読んでみると・・・
確かに④は「ステアリングの角速度に比例する」とありますが、
「ステアリング切れ角に比例する」とはどこにも書いてませ~ん!
むしろ②と③が「G」に比例するということが重要に思えます。
また「徐々に切り足してAYCを使い切る」という考え方に関しては、
ブレーキ旋回時は「タックイン抑制」に制御されることが多いので、
「旋回方向にAYCを使い切る」という点では
あまり意味をなさないようにさえ思えます。
(もちろん「徐々に切り足す」操作自体は大事だと思いますが。)
・・・
ということで当方は、AYCについて
雑誌やビデオで言われているような事を鵜呑みにするのではなく
実際のAYCの動きを前述の「概念」に沿って解釈することが
何より重要だということを思い知らされたのでした。
とここでもうひとつ重要なAYCの制御をご紹介します。
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ブレーキング初期はタックイン抑制に制御していますが、
クリップが近づくとブレーキが残っているのに
旋回方向に制御が切り替わっています。
これぞAYCエボの真骨頂「アンダー切り足し」です(笑)。
ところが、前述の概念をよく読んでも・・・
「そんなこと」をするとはどこにも書いてないように思えます!
②は加速旋回についての記述ですし、
③は「タックイン抑制」としか書いてないのです。
実は前述の「概念」は「EVO5」時代の資料のようなので、
「S-AYC」で変更があったのかとも思いましたし、
でもやっぱりCPエボでもアンダー切り足しは効きましたし・・・
この点について当方現在は「①目標⊿N追従制御」の範疇と解釈しています。
ブレーキアンダーで「理論値」からズレた車輪速の速度差を
「それ」に近づけようとしているに違いありません・・・
Posted at 2008/01/22 00:44:13 | |
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