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すなめりのブログ一覧

2008年01月31日 イイね!

AYC関連文献

 
当方が確認している比較的手に入りやすい文献は公開順に以下の通りです。

①アクティブヨーコントロールシステムの開発
 →自動車技術、Vol50、No11、1996

②駆動力と制動力を利用したアクティブヨーコントロール
 →自動車技術会シンポジウムNo.9702、9730894
 
③アクティブヨーコントロールシステムの高性能化
 →JSAE SYMPOSIUM、No.10-03、2003

④スーパーAYCの開発
 →三菱自動車テクニカルレビューNo.15、2003
 
⑤S-AWC(Super All Wheel Cotrol)の核となる左右駆動力移動技術
 →三菱自動車テクニカルレビューNo.18、2006
 
AYCエボでスポーツ走行をされるドライバー様には
すべての文献に目を通されることをお勧めできますが、
①~③は下記のサイトで購入する必要があります。
http://www.bookpark.ne.jp/jsae/book.asp

無償で手に入る⑤が秀逸ですので
これだけでもかなり良いイメージを得ることが出来ますし、
他のトルク移動メカニズムとの比較も掲載されています。

④は③のまとめ的な文献ですが、
③にはAYC制御概念的フローチャートが唯一掲載されています。

AYC開発の理念的なもの(ヨーモーメント制御)については
やはり①が詳しいです。

またASCが採用されないCT系まででは関係ないかと思われる②ですが、
ドリフト判定や路面判定の考え方について唯一記載があります。
新型EVOではブレーキ制御も採用されていますので必見のはずです。

上記以外にもこれらの文献には一般的な雑誌や書物ではなかなか得られない
貴重な情報が多々掲載されております!

・駆動方式や採用車軸を変えた場合のAYCの効果については?
・トルク移動量の決定基準は?
・路面μによる有効回転半径の違いは?
・AYCと比べたS-AYCの弱点(?)とは?
・駆動力移動機構の解析法(速度線図)とは?
・・・
 
またCT系以降のEVOユーザー様には
あわせて下記の文献もお勧めさせていただきます・・・
 
⑥高性能4WD車用アクティブセンターデフの開発
 →三菱自動車テクニカルレビューN0.13、2001
 
Posted at 2008/01/31 00:22:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2008年01月26日 イイね!

AYCの作動イメージ

AYCの作動イメージ 
 
 
←よく見かける図ですが、「減速時」は
 どう考えればよいのでしょうか?
 
 
 
 
 

「トルクトランスファーデフ」といわれる「AYC」ですが、
メカ的にその作動イメージを思い描くのは意外と難しいと思います。
 
機械音痴な当方は、AYCを当初
「デフに伝わる駆動力を任意に配分」する
「得たいの知れないメカ」だと思っていました!

しかし「AYCモニター」で実際のAYC信号を確認できるようになると
前述の「制御概念」と合わないことに気が付きました。

たとえば、減速旋回時はAYC信号(方向弁)が
内輪側になることが多いですが(タックイン抑制)、
もしもAYCが「デフに伝わる駆動力を配分する」としたら、
旋回内輪に駆動力を配分するとタックイン抑制とは反対の動きになります。
(減速時はエンジンブレーキが旋回内輪に多くかかることになるから)

そこで当方もAYCの機械的原理を
「ある程度」は理解する必要に迫られたのですが・・・

ちょっと勉強してみると、まずAYCは
「駆動力を任意に配分できるメカではない」ことが解りました(笑)
デフ部分ではオープンなので駆動トルクは常に「1:1」に配分します!

そこでAYCは「車輪を回そうとする力」を使って、
車輪より「速く回る円板」と「遅く回る円板」を作り出し(増減速ギア)
それを左右であわせることにより(油圧多板クラッチ)
トルクを回転の速い方から遅い方へ「移動」しているのです・・・
(あくまで「イメージ」です。正確には違います笑)
 
なるほど!これでようやく、加速時でも減速時でも(つまりいつでも?)、
「移したい方にトルクを移動できる」ことがイメージできてきました!
減速時(あるいはクラッチを切っている状態)でのイメージがしにくい場合は
減速時の車輪を回そうとする力は「路面」からきていることに着目してください。
 
そしてこの「作動イメージ」から
AYCには「決定的な弱点」が存在することに気づきます・・・
 
タイヤが浮いてしまうと移動できるトルクは極端に小さくなるのです!
 
補足)

最初は上記の5倍程度の文量を、かなり「はしょって」しまったため
かえって解りづらくなってしまったかもしれません。

「オープンデフの特性」がある程度理解できていないと
AYCの理解も難しいと思われます・・・
 
Posted at 2008/01/26 00:56:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2008年01月22日 イイね!

AYCの制御概念

AYCの制御概念 
 
 
←「圭坊の魔窟」さまよりお借りしました。
http://cabad806.web.infoseek.co.jp/index.html
 
 
 
 
 
①目標⊿N追従制御
 →車輪速から後輪左右の速度差を理論値に近づける制御
  (ヨーレートFBC作用とLSD作用の両立)
 ・安定性向上(収れん性、トレース性)
 ・走破性向上(発進性)

②加速旋回制御
 →横Gの大きさと加速度の大きさに比例したトルクを
  旋回外輪に移動する制御
 ・旋回性能、限界向上(アンダーステア抑制)
 
③タックイン対応制御
 →減速旋回時に、横Gと減速度の大きさに比例したトルクを
  旋回内輪に移動する制御
 ・安定性向上(タックイン緩和)

④操舵過渡応答制御
 →ハンドルの角速度に比例したトルクを
  ハンドルを切った方向に移動する制御
 ・旋回性向上(ハンドル操舵の初期応答性)


走行中に上記概念を常に意識し、操作に反映させることは
プロドライバーでもない限り「至難の技」と考えられます(笑)。

しかし走行前にこれらの事を考慮した
「走行イメージ」を思い描くことはある程度できそうですし、
それが「とっさのとき」の「不自然」な動きに対処したり、
「非自然」な操作が「自然」と出たりする布石にはなると思います。
(そして「アンダーで切り足す」なんて事が日常的に・・・笑)
 
ただし、実際に走行中のAYC信号をモニターしてみると
その「走行イメージ」にも当方はどうやら誤りがあったようです(涙)。
 
ドライビングモニターの上にAYCモニターがついてます




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当方、サーキット走行を始めたころはAYC車のステア操作に関して
「ソーイング的な操作はご法度」というイメージを持っていました。
「ステアを戻すとAYCがリセットされる」とか
「徐々に切り足すことでAYCを使い切ることが出来る」
などどいう情報を持っていたからです。

ところが、どうでしょうか。
上記車載を見る限り、ソーイング的な操作によって
AYC信号が極端に変化することはないようにみえます。
 
そして、AYC信号の強さについても
ある程度「ステアリングの切れ角」に関連してる部分はあっても、
決してステアリング切れ角に比例しているわけではありませんし、
まして「45度以上でAYCが効きはじめる」ということもないようです・・・
 
そこで前述の「概念」をよく読んでみると・・・
確かに④は「ステアリングの角速度に比例する」とありますが、
「ステアリング切れ角に比例する」とはどこにも書いてませ~ん!
むしろ②と③が「G」に比例するということが重要に思えます。
 
また「徐々に切り足してAYCを使い切る」という考え方に関しては、
ブレーキ旋回時は「タックイン抑制」に制御されることが多いので、
「旋回方向にAYCを使い切る」という点では
あまり意味をなさないようにさえ思えます。
(もちろん「徐々に切り足す」操作自体は大事だと思いますが。)

・・・

ということで当方は、AYCについて
雑誌やビデオで言われているような事を鵜呑みにするのではなく
実際のAYCの動きを前述の「概念」に沿って解釈することが
何より重要だということを思い知らされたのでした。

とここでもうひとつ重要なAYCの制御をご紹介します。




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ブレーキング初期はタックイン抑制に制御していますが、
クリップが近づくとブレーキが残っているのに
旋回方向に制御が切り替わっています。
これぞAYCエボの真骨頂「アンダー切り足し」です(笑)。
ところが、前述の概念をよく読んでも・・・
「そんなこと」をするとはどこにも書いてないように思えます!
 
②は加速旋回についての記述ですし、
③は「タックイン抑制」としか書いてないのです。

実は前述の「概念」は「EVO5」時代の資料のようなので、
「S-AYC」で変更があったのかとも思いましたし、
でもやっぱりCPエボでもアンダー切り足しは効きましたし・・・
 
この点について当方現在は「①目標⊿N追従制御」の範疇と解釈しています。
ブレーキアンダーで「理論値」からズレた車輪速の速度差を
「それ」に近づけようとしているに違いありません・・・
 
Posted at 2008/01/22 00:44:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2008年01月18日 イイね!

AYC vs LSD


’07前半戦は「機械式リアLSD」搭載車(9GT号)での走行でした。
それまで乗っていた「S-AYC」搭載車(8MR号)とは、
その他のチューニング内容も違いますので単純比較にはなりませんが、
ある程度の傾向は掴むことができましたし、今後の算段もなんとなくつきました。
 
リアデフの違いに関連していると思われる
初めて乗ったときの「9GT号」の印象としては

「8MR号」と比較して・・・

①旋回時のステア舵角が大きい
②タイトターンアクセルオンでは巻き込む感じが出やすい
③高速コーナーで必要以上に舵角が入っている気がする

またリアデフ以外の要素も大きいとは思いましたが、

④直線制動が安定している
⑤制動旋回での姿勢変化がわかりやすい

総合的には

⑥旋回限界時のコントロールがしやすいため乗りやすい

といった感じでしたが、特に⑥に関しては
それまで避けていた「ウエット走行」を
「やってみてもいいかな」と当方に思わせるくらいで、
ハンドリングに関してはかなりの好感を持ちました。

その後走行を重ねて、さらに「8MR号」を復活させたりして、
①~⑤の点について車載映像等も復習して検討してみたところ、
両車でデフの違いに関連すると思われる傾向がありましたので
車載映像を提示したいと存じます。




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「9GT号」

・下りブレーキングでのコントロールは良い
・タイトターン進入アンダーでステアが入りすぎ
 その後のアクセルオンで巻き込んでしまっている
・立ち上がってもステアが入っている
・路面が悪いところのトラクションが良い




<embed src="http://f.flvmaker.com/decowaku.swf?id=U7xcPpC7XhMULHK_GXIJNlqx2ByJyosS7NOmVQY3jk_iiWQ2idlFQs&logoFlg=Y" quality="high" bgcolor="#ffffff" name="FlashMovie" align="middle" width="350" height="370" allowScriptAccess="never" type="application/x-shockwave-flash" pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer" />

「8MR号」

・全体的にステア舵角が少ない(対9GT号)
・タイトターン立ち上がりのステアの戻りが早い
・リアのトラクションが抜けやすい


では最終的に「ブーストアップ走行会レベル」で仕上げるとしたら、
「AYC」と「LSD」どちらが「有利」となるのでしょうか?
 
当方の見解は・・・続く♪
 
Posted at 2008/01/18 00:45:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2008年01月13日 イイね!

’07年を振り返って

’07年を振り返って 
 
 
←十勝最終アタック(ありがとう走行会)は
 抜けるような青空(まさに十勝晴!)でした!
 
 
 
 
 
「みんカラ」はしばらく放置状態となってしまいましたが・・・
ネタだけは「たんまり」とたまっております!
 
・・・

チューンドEVO9GTに乗換えスタートした’07年でしたが、
前半戦はマシンのポテンシャルを発揮できないまま消化不良気味に終了。
動力系のフィーリングが好みでないのはまだ良いとして、
当方メインのサーキットでギア比が全く合わないのが致命的でした。

後半戦は「吸排気系更新(リセッティング)+ギア比(ファイナル)変更」
で望もうと算段を立ててはみたものの、何か心に引っかかるものが・・・
そう、やはり自分的にはまだまだ「6MT+SAYC」のセットで
やり残した事があるように思えたのです!

結局、後半戦はEVO8MR(すなめり号)を
各部リファインを加えて復活させることになりました!

結果的な報告や雑感のまとめも今後アップの予定ですが、
(しばらくは「放置」しないつもりです笑)
まずは’07シーズンも無事に走りきったことをご報告いたします☆
 
今後ともよろしくお願い申し上げます。
 

Posted at 2008/01/13 15:59:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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