2008年03月26日
花粉が…スギ花粉が憎いッ!!
鼻はズビズバだわ、ナニもヤル気はおこらないわで
このBlogも開店休業状態です…(^_^;)
さて、気を取り直して今週末に行われるWRC第4戦アルゼンチンについて。高速コーナーとツイスティな低速コーナーが入り混じり、ジャンプにウォータースプラッシュ、おまけに雨に霧と、なんでもござれのグラベルラリーですね。唯一の懸念材料はタイヤのパンクぐらいというオーソドックス・スタイルとなれば、勝敗を決するのは単純な「速さ」!
しかし今回の見どころは、そこではなく、各ドライバーたちのモチベーション勝負じゃないかと思っています。一番心配なのはBP FORDアブダビ・チーム。ここまで3戦を終えて、ファースト・ドライバーのミッコがイマイチ乗りきれていません。選手権争いこそ、トップをキープしていますが、「速さ」で見れば、チームメイトのラトバラ君のほうが上をいっているようにも見えます。おまけにラトバラ君ってば、第2戦のスウェーデンで優勝しちゃったもんだから、若さもあってテング状態。本来ならマルコムパパがセカンドドライバーとしての立場をわきまえさせるべきなのですが、ミッコの低迷もあってナアナアになってます。いや、もしかしてもしかするとラトバラ君のほうが持参金をゴニョゴニョ? …なんて憶測までしちゃったりして(笑)。
そんなこんなで、ミッコvsラトバラ君の微妙な緊張関係があったりしそうじゃないですか? これがDAY2の順位のかけひきで爆発して、二人とも自滅なんてこともあるかもしれません(汗)。
いっぽう、レッドブルから新たな翼を授けられた(あのデザインはちょっと微妙なセンスだわよね)CITROENチームですが、このラリー3連勝中のセブ様は唯我独尊で文句なしのブッチぎりでしょう! そして開幕戦以来ツキのないソルド君、実はこのアルゼンチンでは速かったりします。昨年後半からグラベルでも安定した結果を出しはじめていますのでダークホースとなるかも?
さて、前戦でアトキンソンが2位をGETしたSUBARUチームですが、この入賞のおかげでチーム内の空気が一転したカンジ。メカニックたちの士気も上がってマシンの調子も良さそう。そしてそんなイケイケな流れに一番ノってるのがお祭り男ペター! ここのところ走るモチベーションを失って老けこんでましたが、今回はやってくれそうですよ? むしろ、この上昇気流の立役者アトキンソンが、このラリーをニガテとしてまして…ちょっと元気が無い様子。
その他チームでは、ストバートVKチームのガリ先生が飛び出してくるんじゃないでしょうか。逆にミュンヒスのヘニング兄ちゃんは、今回も(コース外へ)飛び出しちゃいそうな予感。
というわけで地味に波乱の展開になりそうなこのラリー、自分の予想は…優勝:セブ、2位:ペター、3位:ソルドってなカンジ。
DAY1からセブ様ブッチギリ、ラトバラ&ペターが追いかけという展開か? その後、BP FORDアブダビチームは、相次ぐ自滅で手痛いノーポイントをこうむってドライバー同士の関係修復が急務に。ジジ先生はそつなく走りきって4位GETしそうな気も。そして、SUZUKIチーム、トニとアンダーソンの二人には、今回こそノー・トラブルで走らせてあげたい(T_T)。
とまあ、ひさびさに脳内妄想をFLAT OUT!(笑)させてみましたが、どうなりますやら?
Posted at 2008/03/26 01:30:36 | |
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2008年03月03日
さあ、今ラリーもいよいよ大詰め! 最終日DAY 3です。
残り走行距離は60km。さすがにもう波乱は無いだろうと思っていたら、本日最長の走行距離22.3kmのSS18が、コースに観客があふれたためにキャンセルとなるハプニング! おまけにSS19でヘニング兄ちゃんのマシンがパンクを喫し(怪しいモンだけどね~)タイムロス、ミッコが4位へと繰り上がりました。
最終のスーパーSSでも上位陣の順位に変動はなく、優勝:セブ、2位:アトキンソン、3位:ラトバラという結果となりました。ちなみに以下、ミッコ、ヘニング兄ちゃん、マシュー坊、ヴィラグラ、トリヴィーニョとなっております。
今ラリーのポイントは、なんといってもSUBARUのアトキンソンが、自己最高位の2位になったこと。ライバルたちの脱落があったにせよ、ミスやトラブルなく走りきり、実力で勝ち得たというのは、アトキンソン本人にとってもSUBARUチームにとっても大きな励みになったかと思います。これは、ひょっとしてひょっとすると、今シーズンで初優勝を飾るドライバーがもう一人増えることになるのかもしれませんよ?
それに付随してなのですが、まだ3戦が終わったところとはいえ、ドライバーズ選手権争いが大接戦となっています。選手権リーダーのミッコが21ポイント、2位のセブが20ポイント、3位は16ポイントのラトバラ、4位はアトキンソンで14ポイント。5位はガリとペターが9ポイントずつで並んでいます。シーズン最終戦まで決着がもつれ込むような白熱の戦いが見たいものです。
最後にひとつ、エンジンのペアリング規定の件。エンジン交換によるペナルティを反故にした挙句、セブの優勝を勝ち得たCITROENチームは、ライバルチームに大きな借りを作ってしまいました。昨年のポルトガル・ラリーで起きたFORDチームのマシンに対するペナルティのような不可思議な裁定が下って、選手権争いに水をさすことがないように願うばかりです。
Posted at 2008/03/04 00:41:46 | |
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2008年03月02日
ここのところ、仕事のペースがつかめないせいで、趣味の時間が激減。blog書く気力も残ってないってのはマズいよなあ。なんとか調整せねば…(^_^;)
グダグダな前置きはともかく、ラリー・メキシコ DAY2です!
DAY 1の結果を受けて、トップ走者となるのはラトバラ。そして、この日最初のSS9でイキナリ洗礼を受けます。路面に深く積もったルーズ・グラベルの掃除役となって6番手タイム。きっちりベストを刻んできたセブに0.1秒差と詰め寄られてしまいます。続くSS10でもセブが連続ベストを出して、あっさり逆転。午前中最後のSS11もソルド、セブのCITROEN勢が1-2を決めて、セブとラトバラの差は4.6秒と、ジリジリ引き離され始めます。
そして午後のリピートステージ、SS12でミッコのマシンがパンク! 一気に5位へと転落、SS13で、今度はラトバラのマシンにターボトラブル発生! 1分を失い、ラトバラは3位に後退。入れ替わりにSUBARUのアトキンソンが2位に浮上。
一日が終わってみれば、ライバルたちの自滅にも助けられ、セブは2位に1分差の大量リードを築いての首位。そして2位には、攻守のバランスがとれた堅実な走りが実を結び、SUBARUのアトキンソン。3位はターボトラブルに泣きながらも、手堅くまとめたラトバラ。以下、ヘニング兄ちゃん、ミッコ、マシュー坊、ヴィラグラとFORD勢が固めてきました。
セブは、さすが一昨年・昨年とこのラリーを連覇しているだけありますね。ラトバラも突然のマシントラブルに冷静に対処して、よく踏ん張りました。ミッコはこの日だけで3回もパンクするなど、ハードラックが続いて残念。そしてなんといっても、ベストとはいえないマシンを巧みに操って2位のポジションを得たアトキンソンが凄かった!
これで、あとは最終日DAY 3の60kmを残すのみ。上位陣はタイム差の開きからいってもクルージング確定でしょうが、最後まで何が起こるかわかりませんから、とにかく全車無事に走りきることが目標になりそうです。
Posted at 2008/03/03 23:50:24 | |
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column | 日記
2008年03月01日
第3戦はラリー」・メキシコ。今シーズン初の本格的なグラベルラリーとなります。
木曜日に行われたシェイクダウンでは、例によってSUBARUが好調な走りを見せ、なんとペターとクリスの二人が仲良く同タイムでベストを刻みました。と、ここで珍事が起こります。CITROENのセブがシェイクダウンのコースに向かう途中でマシンにトラブル発生! サービスに戻ってエンジンを交換、事なきを得たかに思われましたが、スチュワードはこれをエンジン・ペアリング規定違反と裁定して、5分間のペナルティを発表しました。
これに驚いたCITROENは、セブのマシンにトラブルが起きて降ろしたエンジン(結局、エンジン本体ではなくインジェクターの不良だったようです)を再び積み込んでペナルティを回避しました。
事実として2度もエンジンの交換作業をしたことになりますが、これでノンペナルティになるというのも変なハナシです。そもそもエンジンのペアリング規定はなんなのよ? って感じですね(苦笑)。もっとも、このゴタゴタで、セブはほとんどマシンのセッティングを煮詰めることができないままDAY 1の本番を迎えることになりました。
そんなこんなで迎えたDAY 1オープニングステージのSS1、トップタイムを刻んだのは、前戦で初優勝を果たしたBP FORDアブダビのラトバラ。セカンドベストはSUBARUのアトキンソン、サードベストはストバートVK FORDのガリ。ルーズグラベル路面で走行スタート順が速かったミッコとセブは中位に沈みました。また、CITROENのソルドはマシンの足回りにトラブルが発生して早々にレグリタイヤ、SUBARUのペターもブレーキトラブルで大幅にタイムを落とすなど、波乱の幕開け。
続くSS2、SS3ではセブが意地を見せて連続ベスト。お昼のサービス時点で首位のラトバラに4.4秒差と迫る2位のポジションを得ました。3位にはSUBARUのアトキンソン。SS3では、ガリがコースアウトを喫し大幅に順位を落としました。
さて、午前中のSSのリピートステージとなる午後のループ、1本目のSS4でまたも波乱が! まず、SSに向かう途中のロードセクションでSUZUKIのアンダーソンがエンジントラブルによりストップ。チームメイトのガルデマイスターもSS4の途中でエンジントラブルでストップ、ストバートVK FORDのガリもSS3で負ったマシンのダメージがひどくストップと3台のマシンが消えてしまいました。そんな中でベストタイムを刻んだのはSUBARUのペター。とはいえ大勢に変化は無く5位のまま。
SS5ではミッコがパンクで大幅にタイムロス。ペターと順位が入れ替わります。ベストタイムはラトバラ、セブが続くも二人の差は微妙に開くことに。SS6でもラトバラが連続ベストをたたき出し、その後の2本のスーパーSSでも大きな波乱は無く、結局、ラトバラが首位を守りました。2位には9.6秒差でセブ、さらにその後ろ3位には、12.7秒差でアトキンソンが続いて、首位グループを形成しています。
毎年、多くのマシンが餌食になる厳しいラリーではありますが、今年も早々に姿を消してしまったマシンが多々ありました。二日目以降、生き残りをかけて戦いはさらに激化しそうですね。
Posted at 2008/03/02 23:40:58 | |
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column | 日記
2008年02月27日
オラ! アミーゴス。先週末あたりから花粉症で目がショボショボ。なんとも調子が出ないこの頃ですが、皆さんは如何お過ごしですか?(汗)。
さて、今週末はラリー・メヒコです。2004年にWRCに昇格して5回目のイベントですが、人気は上々! スペクテイターだけでなく、ドライバーやチーム関係者からも高い支持を受けているようです。同じ年に始まった某国のラリーと比較すると…(苦笑)
ヨタ話はこれくらいにして…メヒコの特徴は、なんといっても標高の高さ。つまり空気中にガソリンを燃やすための酸素が少ないわけで、各マシンともエンジンパワーのダウンは避けられません。第2には、サーフェスの難しさ。全体的には高速ラリーでありながら、決してタイヤに優しいとはいえないラフグラベル。今シーズンからさまざまな意味でワンメイクになったタイヤの使い方が勝敗の鍵になりそうです。
となれば、ここ2年、連勝しているCITROENのセブが優勝の最有力候補。今年から投入されたオール・アルミ製の新エンジンの耐久性が気になるところですが、セブはタイヤだけでなくエンジン&ミッションも上手くコントロールしてくるので問題なしかと。ソルド君は、そのあたりでトラブル発生の卦が出てます。
BP FORD・アブダビは、ミッコがポイントリーダーとして1番スタート、路面の掃除役となることから、DAY1での大きな遅れが心配。さらに、DAY2での走行順の駆け引きをはじめるて、策士策に溺れ…という予感。そして前戦スウェーデンで初優勝を決めて一躍、時の人になったラトバラは、ウィークポイントのパンク癖があるので、ここメヒコでは厳しい戦いになりそうです。
SUBARUチームは、もともとこのメヒコとは相性がいいのですが、ペターは今ラリーもマシンなりに安全運転で完走を目指すそうなので中位以下確定。その分、アトキンソンが気を吐いてくれそうです。前戦は運がなかったけれど、今ラリーでは期待大。
ストバートVK FORD、ミュンヒスFORD、SUZUKIに関しては全車どんぐりの背比べ状態。プライベーターたちは、マシンを走らせるだけで精一杯か。
というわけで、予想としては…優勝:セブ、2位:アトキンソン、3位:ミッコ です。
今ラリーの懸念事項としては、昨年もあったスペクテイターによる投石などの走行妨害行為があるとヤだなー(来年は開催しないということに対しての気分)ということと、路面掃除役を嫌っての順位操作合戦が起きそうなこと。どちらが起きてもドッチラケになりそうなので、そうならないことを祈るばかりです。さて、どうなりますやら?
Posted at 2008/02/28 00:12:27 | |
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