2008年02月19日
皆さん、ご無沙汰しております。仕事の環境が変わったせいでめっきりblogを書く余裕がなくなってしまったのですが、ひさびさに「書いておきたい」出来事にめぐり合えたので、記しておきます。
お友達のびおびおさんの記事にもありますが、昨年の騒動から見事復活を遂げた「RALLY Xモバイル」が、マーカス関連の記事をたくさん扱ってくれています。
とりあえず現役は引退したものの、まだ、さまざまなラリーシーンに顔を出しているマーカスの近況を追ってくれているのも嬉しいのですが、ファンとして一番ありがたいのは、本来「RALLY X」のオフシーズン&カレンダー号に掲載される予定で取材完了済みの状態でお蔵入りになっていたマーカス&ティモ最後のインタビュー特集がシリーズ連載されていること。
すでに話数も進んで、かなり核心に近づいた内容になってきました(笑)。そんな中で最新の「ティモかくも語る」第4回でとても興味深い、自分としてはずっと気になっていた内容がさらりと書いてありました。それは、歴代のフライングフィンたちに関わってきた某コネクションとのこと。その記事を読んだとき、現役を引退したマーカス&ティモが、これからなにをしようとしているのか見えてきた気がしました。
マーカスの引退後、彼に関連するニュースは概ね次の通りです。
●アンバサダーとしてFORDチームと関係を続ける
●完全に引退して色々な可能性を消してしまいたくはない(限定的な復活もありえる?)
●ノルウェー人の若手ドライバー、ミケルセンの指導を行っている
●つい最近、ノルウェーに200万ユーロ(!)で別荘を購入した。(建物の総面積は600㎡で客室は15部屋もある豪華仕様だとか)
これに、ペター&ヘニングのソルベルグ兄弟とマーカスが仲が良いということと、ノルウェー政府が、ラリーに対して非常に理解があるということも加味して、自分の灰色の脳みそが導き出した可能性は……
マーカスが、ノルウェーに購入した別荘を拠点にラリースクール的なものを運営する。そこで見出された有望な新人はノルウェー政府がスカラシップで援助。(ミケルセンがそうだ!)それは、多数のチームを運営するFORDチームへの強力なパイプとなる! 将来的には、そこにソルベルグ兄弟も絡んできたり…なんて壮大な妄想だ。でも、あながち間違いではないんじゃないかなあと思います(苦笑)。
現在のBPフォード・アブダビチームで活躍する若手のミッコやラトバラは、フィンランドでは有名な某コネクションの援助を受けているわけですが、フィンランド人でありながらスウェーデンとの国境に近い地方で生まれ育ったマーカスは、マイノリティとして、コネクションの援助も受けることなく、さらにはさまざまな軋轢まで生じた結果、苦しい下積み時代を他国のさまざまな人の援助を受けながら、30代になってようやくトップドライバーとして開花しました。
今度はマーカス本人が、才能はあるのに、援助を得られない若いドライバーたちの力になる側に回るつもりなのではないでしょうか? あえて母国フィンランドは、某コネクションにまかせておいて、ノルウェーが新たなラリーの聖地になる。そういった流れから近い将来、WRCで活躍するノルウェー人ドライバーがたくさん登場するかも……それってなんだかワクワクするような状況だと思いませんか?
もちろん公式発表など無い、極東の島国に住む、いちファンの妄想レベルですが、コレが実現したら、きっと面白いだろうなあと思うのです(^_^)。
……でも、その前に破綻してしまったラリー・ノルウェーのオーガナイザーをなんとかするほうが先???(爆)
Posted at 2008/02/19 00:59:51 | |
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column | 日記
2008年02月07日
ノロウィルスにやられて、2日ほど悶絶していました。本日なんとか復活しまして、みんカラ復帰です(^_^;)。
さて、ついこのあいだ08シーズン開幕と思っていたら、早くも第2戦スウェディッシュがスタート!? かの地は昨年に引き続き雪不足が心配されるも、直前にまとまった降雪があって、無事に開催される模様です。(スウェディッシュは降雪がないと中止になる可能性があるんですよ!)
ここ、スウェーデンでブッチギリの強さを見せるマーカスが今年はいないので、優勝の最右翼は04年に優勝経験もあるセブ。続いてミッコ。そして、前戦モンテカルロ同様、激しい争いが予想される3位は、SUBARUのアトキンソン、ペター、ストバートVKフォードのガリ、307WRCでプライベートエントリーのダニエル・カールソンあたりかな?
希望的観測も含めて、優勝:セブ、2位:ミッコ、3位:ガリとしておきます。
以下余談ですが、調子が上向いてきたと言われるSUBARUチーム。昨年後半からセカンドドライバー、アトキンソンの活躍が光ってますよね。でも、エースのペターはどうしたの? いくら、今のマシンが戦闘力不足で今年の後半戦から新マシン投入だからって、それまでの戦いで守りの走りを続けていると、頑張って結果を出しているアトキンソンに「追いつけ」ませんよ? そろそろ性根を入れ替えて攻めてほしいものです。
Posted at 2008/02/08 00:03:20 | |
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column | 日記
2008年02月05日
マーカスの四十歳の誕生日!
おめでとう! マーカス!! 一昨年、昨年とスウェディッシュ・ラリーの最中でしたが、今年は家族と一緒にお祝いしてるのでしょうか。
Happy Birthday Marcus!!

Posted at 2008/02/05 13:37:03 | |
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column | モブログ
2008年01月28日
あのチュリニ峠のステージが帰ってきた! 2008年シーズン開幕戦ラリー・モンテカルロ最終日DAY4の始まりです。
先日、トラブルで順位を落としたSUZUKIのガルデマイスターは、思いのほかエンジンのダメージが酷く、スタート前にリタイヤすることを決定。ポイント圏内にとどまっているチームメイトのアンダーソンに期待がかかります。独走首位のセブと2位ミッコは、前日からクルージングモードで、あとはフィニッシュまで走りきるだけ。注目は白熱の3位争い。アトキンソンから20.1秒差のデュバルがどんな追い上げを見せるのか?
朝一番のステージSS15では、さっそくデュバルがアトキンソンを12.1秒上回るスーパーベストをたたき出して詰め寄ってきました。その差はいっきに8.0秒に!
次のSS16、ベストタイムはスーパーラリーで復帰したソルドがとったものの、セカンドベストでまとめたデュバルが、さらにアトキンソンとの差を詰めます。あと4.0秒!!
SS15のリピートとなるSS17もデュバルがベストタイムを奪取。しかし、アトキンソンも0.5秒差のセカンドベストで喰いついてリードを保ちます。残り3.5秒!!!
そして山間ステージ最後のSS18でもデュバルが連続ベスト! ついに彼我の差は1.1秒となってしまいました!!? 残すはモンテカルロ市街F1コースの一部を使用したスーパーSSのみ!
運命の瞬間、最終SS19は、なんとアトキンソンとデュバルが同タイムでベストを分け合い、結果、1.1秒差を守りきったアトキンソンがポディウムの末席3位を獲得しました!
最終結果は、優勝:セブ、2位:ミッコ、3位、アトキンソンで、CITROEN、FORD、SUBARUがポディウムを分け合いました。以下、デュバル、ペター、ガリ、キュオク、アンダーソンと、バランス的にはなかなか良い結果になったと思います。
CITROEN&ローブはさすがの貫禄。08年スペックのC4WRCは、ソルドのリタイヤで信頼性に疑問が残るものの、他者を寄せ付けない圧倒的な速さをみせました。
FORDは、セブには叶わなかったもののミッコがチームのエースとして十分な活躍を見せたのは大いに評価できると思います。あとはラトバラの確実性が増せば、十分戦っていけそうです。さらにセカンドチームのストバートVKチームがデュバルの4位、ガリの6位と2台とも入賞を果たし、今シーズンの台風の目になりそうな予感。大いに期待です!
SUBARUは大きなトラブルなく2台が走りきり、アトキンソンが3位を獲得したのは良かったですね。あとは上位の脱落に関わらず、ポディウム争いが出来る安定性が欲しいところでしょうか。
そしてSUZUKIは、フル参戦の初戦でのポイントゲットで、キッチリ目標を達成。速さも信頼性もまだまだ向上の余地アリですが、いくつか良いタイムも出したし、アンダーソンもちゃんと選手権を戦っているのがスゴイ! 今後の伸びが楽しみです。
とまあ、なかなか見どころの多かったラリーとなった2008年シーズンの初戦でしたが、絶対王者セブを誰が最初に打ち負かすのかがとても楽しみです。たぶん、その選手が将来(今シーズンは難しいとしても)、チャンプを捕ることになるんじゃないでしょうか???
次戦は高速スノーラリーのスウェディッシュ! マーカスが我慢できなくなって観戦に来て、コメントしてくれたりすると嬉しいんだけどな(笑)。
Posted at 2008/01/28 02:23:56 | |
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column | 日記
2008年01月27日
いよいよ中盤戦、DAY3のスタートです。
ステージ序盤、SS9、SS10と1-2を決めて、磐石かと思われたシトロエン艦隊でしたが、午前中最後のSS11で突然、ソルド車のエンジンにトラブル! そのままレグリタイヤとなってしまいました。今シーズン、シトロエンチームはエンジン&ミッションを中心に改良を施した08モデルのC4WRCを投入していましたので、いっきに緊張が走ります。セブのマシンは大丈夫なのか? しかし、そんな心配をよそに、セブはこのステージでもベストタイムを刻んで、お昼のサービスへと帰還しました。
午後のステージは大量リードもあって、さすがにペースを落としたものの、DAY3を終えてセブは2位のミッコに2分以上の差をつけて首位を確実なものとしました。追いかけるべき相手だったソルドの脱落と、3位のアトキンソンとの差も開いていることから、ミッコも無理なプッシュをする必要が無くなり巡航モード。逆に3位争いのアトキンソンとデュバルの戦いが、がぜん熱を帯びてきました。20秒差は、チュリニ峠を含む4SS+モナコ市街地SSSを残す最終日に逆転劇があってもおかしくないタイム。最後の最後まで結果はわからなくなってきましたね。
そしてSUZUKIチームは、トラブルを引きずるガルデマイスターとは対照的に、好タイムを重ねたアンダーソンがポイント圏内の8位に入ってきました。後続とのタイム差もあるので、このままフィニッシュして初ポイントをGETしてほしいなと願っています。
ペター、ガリ、地元スペシャリストのキュオクも目立ったところはないものの、堅実な走りを見せて単独ポジションをキープしてます。明日のDAY4は、3位争い以外は動きの無い堅実な走りを重ねる展開となりそうですね。最終結果が楽しみです!
Posted at 2008/01/27 02:00:44 | |
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column | 日記