
今シーズンの放送メディアでは、一番の注目番組がコレ! 各ラリーの最終日SSSの模様を「生中継」するというもの。これまでWebの中継を除けば、ペターがチャンピオンを決めた2003年シーズンの最終戦ラリーGB以来となるはず。(ラリージャパンの生中継速報は除く)
さて本来、最終日のSSSというと、走行距離が短いこともあって、順位とは関係ないファンサービス的な走りになるものですが、今回はここまでの走りで4位ミッコと5位アトキンソンが、なんと0.8秒差! というわけで、このSSSの結果によっては順位変動もありえるという緊迫したものになっています。コースは、F1のモナコGPにも使用される市街地のコース、いったいどうなるのかとワクワクしながらの視聴です。
番組が始まってみると、おなじみ竹内まゆみさんと福井敏夫さんがナビゲーターで登場、まずは、WRC速報!のDAY1とDAY2の映像が放送され、ここまでの流れをおさらいします。やはり注目はミッコとアトキンソンの4位争いという内容でした。
続いてSSSの出走順も発表。残念ながらミッコとアトキンソンの直接対決ではありませんが、ミッコはソルベルグと、アトキンソンはマーカスと走る模様。ここで、現地より番組プロデューサーの中にぃがレポート。背後からはタイヤのスキール音も聞こえてきて、だんだんと気分が盛り上がってきます! プライベート勢の走りもちょこちょこと紹介しながら、このイベントの解説がなされ、短いCMを挟んで、いよいよMT勢の出走!
出走はスタート位置を変えておいて、よーいドンでスタート。同じコースを先行後追いする方式の模様。
まずは、ヘニング兄ちゃんとプジョー206WRCのロメイエの対決。ここはマシンの性能差もあり、ヘニングが先にフィニッシュ!
次は、FORD勢のマクヘイルとマシュー坊や。マクヘイルはスタートでエンジンストール、マシュー坊やが手堅くまとめて先にフィニシュ。でもタイム的には3秒ソコソコの差で、走り自体はマクヘイルが速かったか?(笑)
続いてシュコダのコペッキーとプジョー307WRCを駆る地元のクオックの対決。このクオック、今ラリーのそこかしこで良い走りを見せていますが、なんと50歳台の大ベテランとのこと。この勝負は元ワ-クスの意地を見せてコペッキーが先行フィニッシュ。
さて、お次は注目のミッコとペターが登場です!どちらも良い走りで魅せてくれました。ここでなんとペターは、ステージ途中で観客サービスのドーナツターン!!? みんな大喜びです。というわけで気になるのはミッコのタイムですが、ここまでのトップタイムをたたき出しました。さあ、あとはアトキンソンの走り次第です。
次はランサーWRCのガルデマイスターと、クサラWRCのストールおじさんのガチンコ勝負! どちらも安定した走り。ガルデマイスターはゴール後にドーナツターンで観客サービス! タイム的にも僅差でガルデマイスターの勝ち。ミッコに続くここまでのセカンドベスト&サードベスト。
さて、いよいよマーカスとアトキンソンの走行です。さあ、どうなるか!? スタートダッシュはマーカスが上手く決めました。ヘアピンもコンパクトに回ってきます。しかし、スプリットタイムはアトキンソンが速い! グロンホルムに0.5秒差で先にフィニッシュ!
そして、注目のミッコとのタイム差は…! 1.0秒差をつけて、ここまでのトップタイムに。ということは、このSSSで0.2秒逆転してアトキンソンが総合4位、ミッコが総合5位となりました。アトキンソン、凄い走りでした!!!
最後はシトロエンの2台。セブとソルドの1-2凱旋走行です。と、スタートでソルドがエンジンストール。ローブはここまでの5位タイム、ソルドは13位タイムでフィニッシュ!
これで今ラリー、モンテカルロはシトロエン、ローブの優勝! 2位は同じくシトロエンのソルド、そして3位にBP FORDのマーカス、4位はSUBARUのアトキンソン、5位がBP FORDのミッコとなりました。以下、6位SUBARUのペター、7位ガルデマイスター、8位コペッキーというリザルトです。
ひきつづき、ポディウムフィニッシュの模様が中継されます。シャンパンシャワーでは、セブとエレナが乾杯するシーンも映りましたが、ちょっと駆け足だったかな…(^_^;) 表彰式も中継してほしかった…マーカスも映しておくれよ~(笑)番組放送は結局、65分程度で収まり、次戦スウェーデンのSSS中継の予告で終了しました。
以上、中継の書き込みを交えながら(笑)の視聴でしたが、まずまず楽しめたかな、と思います。今回のモンテカルロでは1本道のコースでしたが、スタジアムコースだと見せ方が変わるでしょうし、次回放送も楽しみに待とうと思います。
Posted at 2007/01/21 17:24:52 | |
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