今年のRJシェイクダウンは、各ワークスチームとも積極的に走行を繰り返していました。シェイクダウンのコースとなっている札幌ドーム内の滑りやすいコンクリート路面に合わせるためか? それとも、実際に走る林道ステージに向けてのさまざまなセッティングを試しているのか?
真相は謎ですが、例年に較べてとても回数が多かったような印象。なんたって、P1優先枠を過ぎたお昼過ぎまで走ってるワークス・チームがありましたから! その分、シェイクダウン見学のファンはたっぷり楽しめてラッキー!
そんなわけで、ヘニング兄ちゃんも何度かテスト走行を繰り返し…お昼近くにテントに戻ってくると、メカニックさんたちがマシンのアンダーガードまで外してフロア下に潜り込み、なにやら大掛かりな調整が始まってしまいました。(^_^;)
空いた時間で、本日何度目かのサイン会!(笑) ヘニング兄ちゃんは、なかなかの人気者。ひっきりなしにファンが訪れます。すると、とあるファンを見てヘニング兄ちゃんが語りかけます。
「お前! あの時の…!! 自分のBlogで記事を書いたぞ!(意訳/もちろん英語で喋ってます)
」
そのファンとは…!?
おお! キワモノ系ファン同士ということで、自分が密かにライバル視(笑)している全身タイツ1号さんじゃないですか!(全身タイツ1号さんは、昨年のRJでBP FORDチーム柄の全身タイツ&フィンランド国旗モヒカン姿でマーカスを応援されていたかたです。今年はオレンジ色のexpert柄タイツ&ノルウェー国旗モヒカンといういでたち)やっぱり自分と応援対象が被ってたのね~♪
この時間帯は、ほかにもたくさんのファンがミュンヒス・チームテント前を訪れ、大勢のみんカラお友達とも交流を深めることが出来ました! 皆さんそれぞれ積極的にチームや選手の応援をされていて、ラリー・ジャパンを満喫しているようでした。自分も負けないように楽しまなきゃ…!
そうこうしているうちにヘニング兄ちゃんは昼食タイム。テントに残っているのはマシンとメカニックさんたちだけです。そして、ふと気がつくと自分の目の前にメカニック・チーフのおっちゃんが立っていて、話しかけられました。
「お前の持っている、そのカボチャをかせ!(意訳/英語です)
」
メカニックさんたちが、expertカボチャを眺めながら、なにやら打ち合わせしてます。いったいなにが始まるのかと思って見ていると…カボチャをマシンのボンネットに置いて参考にしながら、ヘッドライトにブラックアウト加工をしている模様。
さらに、シルバーのステッカーシート(たぶん、ウィンドウ用の反射フィルム)で目玉を作り、さらにホワイトのステッカーでグリルにキバが作られました。
なんと! オレンジ色のヘニング車をハロウィンのジャック・オ・ランタンに見立てた自分のアイデアを採用してくれて、
実際のマシンをハロウィン仕様に飾ってくれたのです!(感激!)
またもや、チーフのおっちゃんと目が合って指示が飛んできました。
「そこのパンプキンマン、こっちに来い!(意訳/しつこいですが英語です)
」「これからカメラマンが来るから、そうしたら撮影するぞ!(意訳)
」だそうです。あわわ…エライことになってきました。(^_^;)
カメラマンを待つ間、メカニックさんたちも自分のカメラでハロウィン仕様ヘニング車の写真を撮りはじめます。さらに「なにやってるの?」という表情でマルコムパパまでやってきましたが、マシンの様子を見ると肩をすくめて去っていきました。(笑)
ほどなくカメラマンがやってきて、カボチャを持たされての記念撮影も完了。それにしても本職のカメラマンの写真の撮り方はスゴイですね。スナップ写真なのに、シャッター音はガシャガシャと超高速の連射モード。あっというまに10枚くらいは撮られたような気がします。(^_^;)
※その時の写真は
「wrc.com」の記事のサムネイルで使用されました。さらに
ヘニング兄ちゃんが書いたPIRELLIドライバーBlogでも文章で扱ってくれたようです。おまけに「WRC+」の最新号にまで……(滝汗)
えー、それとは別バージョンの、メカ・チーフのおっちゃんが撮ってくれた写真も載せておきます。
いやー、思いがけず楽しい経験&思い出が出来ました。ミュンヒス・チームのメカニックの皆さん、本当にありがとう!

Posted at 2008/11/12 23:37:21 | |
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