すべてのステージを走り終えて、最後のサービスIN。お色直しに戻ってきたBP FORDアブダビチームの2台です。1-2フィニッシュということもあって、テント前はファンに埋め尽くされていて凄いことになっていました。
ヘニング兄ちゃんのいないポディウム・フィニッシュですが、ミッコ、ラトバラの1-2フィニッシュ、3位のセブさまは5度目のドライバーズ選手権チャンピオン獲得という、記念すべきポディウムなので、ちゃんとお祝いしないとね!
ということで、まずは3位獲得…というか、5度目のワールドチャンピオン獲得の偉業を成し遂げたセブ様&エレナとシトロエンTOTALチームの皆さんです。全員で「5」の数字が入ったハチマキを締めての記念撮影。さすがにみんな嬉しそうでした。
こちらは、ラリー・ジャパン2勝目のミッコとヤルモです。実はこの後、FORDチームのスタッフ全員が集まっての撮影もあったのですが、ピンボケ&ブレが酷くて載せられませんでした。(汗) この写真だって、普通は載せないレベルですが、手持ちのコンデジではこれが限界、せいいっぱい。ああ、一眼レフ欲しいなあ……。(T△T)
ミッコ、ラトバラ、セブ様のポディウムの様子です。恒例のシャンペンシャワーがあったり、金色のテープが打ちあげられたりという演出もありましたが、広大な札幌ドームの反対側座席からでは、ちょっ~と迫力不足でしたかねえ。(^_^;) ポディウム真横のかぶりつき席(誰も着席してなくてフェンス脇に乗り出してましたが)でも確保しないことには、帯広の時の雰囲気は味わえないようです。
実はこのポディウム・フィニッシュ、とある出来事のせいで自分は上の空でした。
ヘニングがいないことを分かっていながら応援旗と例のカボチャを自分が座っていた観客席前にバナーのように吊るしていたのですが、どうやらそれをミュンヒスFORDチームのスタッフが関係者席から見つけたらしく…セレモニーが始まる直前に突然、若手のスタッフさんがニコニコしながら声をかけてきたのです。
「ちょっと、スイマセーン!」「応援ありがとう…これを!!」(ホントは英語です)
でっかいオレンジ色の物体を差し出されました。
「……!!?」
これってば、ヘニング車のリヤフェンダーじゃん!?
「わお! 本当に、これ…自分に?」
ウンウンとうなづくスタッフ。
感激のあまり、どんなお礼を言ったか覚えていないのですが、そのスタッフとガッチリ握手をしてフェンダー・パーツを受け取りました。
セレモニーが終わったあと、ミュンヒスFORDチームのテントに向かいましたが、誰の姿もなく、テント裏に回ってみると…運良く例のメカニック・チーフのおっちゃんがいるじゃないですか!
「ヘーイ!」と声をかけると、こちらに気がついて手を振ってくれました。自分もプレゼントされたパーツを頭の上に掲げて
「ありがとーっ!!」と叫び返します。
そしたらなんと! おっちゃん、おじぎをしながら
「ド・イタシマシテ!」と日本語で返してくれましたよ?
いやあもう、嬉しいのなんのって……。ヘニング兄ちゃん自身はリタイヤという残念な結果に終わってしまったのですが、今回、ヘニング兄ちゃん&ミュンヒスFORDチームを応援して、本当によかったと思いました。(^_^) このパーツは、大事な宝物です。
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さて、いただいたヘニング車(FORD FOCUS RS WRC07)のフェンダー・パーツ(部分)ですが、キズの位置や補修跡から、DAY3でリタイヤしてサービスに戻ってきたときのもののようです。(
【観戦記】サービスGの最後の写真参照)
素材はカーボンで、けっこうしなやかさがあります。クラッシュで破れた部分は、カーボン繊維が毛羽立ってます。繊維自体はけっこう荒く織ってあって、籠のような雰囲気ですが、それを固めている樹脂のせいで、表面はかなり平滑なイメージですね。そこにヘニング車ならではのexpertオレンジで塗装が施されています。
さて、こちらは裏側。カーボン繊維の目がよく分かるかと思います。さらにミュンヒスFORDチームのスタッフが、この部分のパーツをプレゼントしてくれた理由が発見できます。それは、中央に書かれた文字……
「HS-JAPAN-ORANGE」
つまり、「ヘニング・ソルベルグ車-ラリー・ジャパン用-オレンジ色」という注意書きがあるからですね。わざわざラリー・ジャパン用ってわかる部分を選んでくれたのだと思っています。
ヘニング兄ちゃん&カト、そしてミュンヒスFORDチームのスタッフの皆さん、本当にありがとう!
……そして、このかさばるパーツを梱包・発送してくれた、ちゃっくんもありがとう! そのせつは本当にお世話になりました。(^_^;)
Posted at 2008/12/15 00:13:31 | |
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