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予約注文していたamaz●nから、本日到着、さっそく視聴！(笑)

発売がユーロ・ピクチャーズということで、全体的なつくりとしては同社のWRC総集編映像と同じ体裁で安心できます。ナレーションも聞きなれた「みし奈昌俊」さんが担当していて、とっても心地よいです。

さて、肝心のirc内容ですが、WRCとマシンレギュレーションが違うこと、活躍するメインのドライバーたちが馴染みの薄いことを除けば「ircのことぜんぜん知らない」という方でもすんなり楽しめるかと思います。ちょこちょことWRCで活躍していたドライバーたちも顔を見せるのが、オマケ要素としてはポイント高いです。第2戦のポルトガル編では、走行シーンこそないもののゼロカーをドライブしたマーカスがインタビューで登場したりして、映像を見ながら心の中で小躍りしていました。(笑)

映像の迫力もWRCに劣るということもありませんし、むしろ誰が勝つか予想しずらい、先の読めない戦いが繰り広げられる展開は、WRCよりも興味深いと言えます。それぞれのラリーによって特色がまったく違うのも新鮮。（タイヤのパンクチャーのことを「フラットタイヤになった」と表現するのは、どういう意図があるんだろう？ メーカーさんへの配慮？？？）

ただ、気になったこともチラホラ。WRCと違って選手権を争うメーカー、ドライバーともに「全戦参加」のしばりが無いので、ラリーによっては参戦メンバーに変動があって、それに伴って著しく映像が少ないものがありました。第4戦のロシアと第10戦チャイナがそれ。特にチャイナは最終戦に設定されているのと、第9戦までにマニュファクチャラー、ドライバーともチャンピオンが決定してしまったために、有力マニュファクチャラーたちはほとんどキャンセル。それまでとはまったく違った内容になってしまっていました。

irc 2009年シーズンの暫定カレンダーでは、ラリー・ジャパンは全12戦中の第11戦となっているので、チャンピオン争いの流れによっては、チャイナと同じようなことが起こらないとも限りません。(^_^;)

とまあ、そんな杞憂はありつつもこのDVD自体はとっても楽しめる内容でしたので、今年のラリー・ジャパンの予習教材として必見と言えるかと思います。