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7月7日～9日にイギリスで開催された、自動車マニア憧れのイベント「GOOD WOOD FESTIVAL OF SPEED 2006」の模様がBSフジで放送されました。初回放送は見逃し、10月から始まった再放送で視聴してますが、その第4章は、ラリーカー特集。我らがマーカスの勇姿やらお宝映像(?)が拝めます。

まず「GOOD WOOD FESTIVAL OF SPEED」が、どんなイベントかというと、無類のクルマ好きで知られるイギリスの貴族、チャールズ・マーチ卿が自分の私有地に作ったさまざまなコースを古今東西のバイクやクルマが走る様子を見られるという夢のような内容です。クラシックカーやスーパーカー、ラリーカーにF1、ヒストリックバイクからスーパーバイクまでなんでも走る! ふだん、博物館に陳列されているような貴重なクルマが惜しげもなく走る! ってのが魅力です(笑）

僕も死ぬまでに一度は見てみたいと思っていたのですが、BSフジさんがその模様を6回連続で放送してくれたわけです。いやあ、ホントにありがたい。長生きはするモンですね(?)

ハナシを元に戻して、第4章のラリーカー特集ですが、イベント会場（しつこいようですがマーチ卿の私有地）内のフォレスト・ラリー・ステージを名車たちが走りまくります。モンテカルロで名をはせたミニ・クーパーS、サファリの王者ダットサン240Z、ランチャのフルビアHF、ストラトス、037、デルタS4、トヨタセリカツインカムターボにST165 GT4、FORD エスコートやRS200、それ以外にもアウディやらポルシェやらフィアットやら目が離せません(笑）

しかも、それらのクルマを駆った往年の名ドライバーたちのインタビューまで! ラウノ・アルトーネン、ハンヌ・ミッコラ、スティグ・ブロンクビスト、サンドロ・ムナーリにワルデガルド!! ……歯止めがきかなくなってきたのでこのへんにしておきますが、とにかく豪華絢爛。

もちろん、最新のWRカーも現役のWRCドライバーたちが走らせます。マーカス、ペター、そしてマクレーも。彼らにとっても、このイベントに参加するということはたいへんな栄誉であるようで、みんな嬉しそうです（笑）

そんなわけで、ウキウキ気分のマーカスのコメント詳細はこちらから。女性ファンにはたまらないウィンクシーンもありましたよ！

今年のラリージャパンでのマーカス応援用に注文したMGR RALLY SHOPの公式グッズです。僕が購入したのはキャップ、Tシャツ、ジャケットの3点。

この商品は、マーカス・グロンホルム公式HP内にあるWebショップで注文が可能です。支払い方法はカード決済。価格はキャップ＆Tシャツが、それぞれ25ユーロ（約3,750円）、ジャケットが90ユーロ（約13,500円）、フィンランド～日本間の送料34ユーロ（約5,100円）。実際のカード請求は合計26,033円でした。実は、これ以外に税関での手続き時に関税2,600円+手数料200円がかかってます。(^_^;)

9月頭のラリージャパンに間に合わせるために7月10日に注文したのですが、待てど暮らせど到着せず、ラリージャパン開催中の9月1日の夕方、東京の自宅に到着。結局、応援には使えませんでした。orz　ラリージャパンの会場で、何人か着てらっしゃる方もいて、非常に悔しい思いをしたものです。遅れたのは通関手続きに時間がかかったんじゃないかなーというのが僕の予想。海外からの個人輸入は時間がかかることを肝に銘じておきましょう。(T△T)

商品価格や送料が高いか安いかは個人の判断にお任せしますが、ファンとしては、やっぱり欲しくなるアイテムですよね。僕が買った商品以外にもTシャツのバリエーションがあったり、ポロシャツやニット帽もラインナップされています。興味のある方は、一度Webショップをのぞいてみてはいかがでしょうか?


各アイテムの詳細はこちら

大波乱のラリー・オーストラリア、ついに終了です。
レグ1 SS3で転倒したマーカスは、その後の追い上げで最終的に5位入賞を果たしました! 本当にお疲れさま。それにしてもリタイヤしたって不思議ではない状況だったのに、よくぞ走りきったもんだと思います。「とにかくすべてのステージを速く走りたい」という強い気持ちの結果ですね。本当にすばらしかった!!


そして、今ラリー最大のトピックは、マーカスのチームメイト、ミッコ・ヒルボネンの初優勝でしょう!
おめでとう、ミッコ&ヤルモ!!
シーズン当初はBP FORDチームのセカンドドライバーとして、ちょっと線の細いイメージがあった彼ですが、ここ数戦の活躍を見ればわかるとおり、確実に成長を遂げていました。そしてついに初優勝という結果を残すことに! マーカスの転倒は残念でしたが、BP FORDチームとしては、最高の結果になったと思います。

さらにずっと不調と苦戦が続いていたSUBARUのペター・ソルベルグも2位入賞。チーム体制の大幅見直しからの結果がようやく出た! ってカンジでしょうか。今シーズンは、もうちょっと苦労するかもしれませんが、来シーズンのペターは間違いなく強敵になると思います。

最後になりますがクロノスのローブ、2006年度ドライバーズ選手権チャンピオン獲得おめでとう! 歴代最多勝利に3年連続チャンピオン獲得はすごいことだと思います。欠場中のタイトル確定は、彼としては不本意なことだとは思いますが、今シーズンの彼の強さは本当にハンパじゃないですから、当然の結果といえます。はやく腕の怪我が治って、今シーズン中にラリー復帰できるといいなと思います。

さあ、今年もついに残り2戦。ドライバー選手権は、かなり結果が見えてきた感がありますが、マニュファクチャラー選手権の行方は…?　個人的感情としては、BP FORDチームに獲らせてあげたい! マーカス＆ミッコ頑張れ!

WRC勢は順当な一日だった模様。というか、あんまりにもリタイヤが多いので、どのチームもある程度抑えて走ってるような気もします。ミッコもペターのタイム見ながらペースコントロールしてる感じですね。そのペターは、いまひとつセッティングの決まらないマシンをねじ伏せての追撃をしていて、ものすごい集中力だなと感じます。このまま最後まで走りきって、2人ともポディウムに上ってほしいな。

それからM・ストールがポンスをかわして3位になってます。やっぱり、経験値からいっても、ストールのほうが有利だよね。クロノスチームはローブだけが突出していて、ポンス、ソルドといった2ndドライバー、そして監督も、あとちょっと経験が足りない気がするんです。そういった部分が少しずつ足かせになってるんじゃないかな?

そして、我らがマーカスも順当にポジションを上げてきてます。レグ2終了時点で7位! ﾚｸﾞ3では、きっとPCWRC勢を抜いて5位に来るはず。ドライバー選手権のことを考えるとマーカスがポディウムフィニッシュしないと、自動的にローブのチャンピオンが確定するのですが、もはやそんなことはロールオーバーした時点で頭から消えているはず。自分の力の及ばぬところで、ポジションアップを願うような性格じゃないと思う。だから今は力の限り走っているだけ。ポジションはその結果でしかない。

ということで、レグ2終了時点でのリザルトは
首位：ミッコ　2位：ペター　3位：ストール

レグ3は3位争いが楽しみ。 ストールが守るか？ ポンスが気を吐くか？

なんと! 本日1本目のSS3でいきなりマーカスのFORD FOCUS RSがロールオーバー! ダントツのビリッケツになっちゃいました。マーカスとティモが無事だったのが不幸中の幸い。マシンもなんとか復帰してレグ1を走りきった模様です。

それにしても今回のラリー・オーストラリアはサバイバルレースの様相を呈してますね。そして、ラリーリーダーがめまぐるしく変わる。マーカス→アトキンソン→ミッコ→ペター→ミッコといった感じです。

レグ1終了時点でトップはミッコ、2位にペター、3位にポンス、4位がストール
つづく5位以降はPCWRC勢と、ポイント圏内にWRカーは4台しか残っていない! なんとも荒れたレース展開になってしまいました。

それにしてもミッコは頑張ってくれてます。このまま初優勝なんてことになったら嬉しいんですが、まだ2日間残ってますから、慎重にいってほしいですね。そして、ペター! 脱落しちゃったけどアトキンソンもトップ争いに加わって、いよいよSUBARU復活か!? がぜん盛り上がってきましたよ～!!

実は、脱落してしまったWRカー勢の中では、マーカスが最上位です。トップから12分遅れの18位ですが、PCWRC勢がトップから6分遅れの圏内にいますから、計算上はレグ2終了時に5位まで復帰できる可能性があります。生き残っているWRカーに脱落者が出ればさらに上も狙えるかも? ってなカンジなので、マーカスにはあきらめずに走り続けてほしいと思います。ドライバー選手権は、かなり厳しいけど、マニュファクチャラー選手権のリードを広げるためには、入賞することが重要。

いや～、それにしてもやっぱりオーストラリアは難しいのね～