
前日のこと。ラリーWEEKあけの木曜日。いつものようにお昼休みに会社を抜け出して本屋さんへ。いつもは複数冊の入荷がある書店に「RALLY X」が見当たらない。たまにはそんなこともあるさと、ちょっと離れた別の本屋に向かうも収穫なし。こうなったら最後の手段とばかり駅ビルの上階にある大型書店まで足を運んだが、そこにあるのは、前戦フィンランド特集号。いったいどうしたのかと思いながら、次号予告のページを開いてみたら……
ラリーX ドイツ号
8月24日(金)発売
って、書いてあった(笑) 3連戦の影響か、金曜日発売になってたんですね。気がつくと、もうお昼休みは終わりの時間に。あわててファーストフードで腹を満たして会社に戻りました。
……という、事件を乗り越えて、本日無事にゲットしてきましたよ、ドイツ号。
表紙は今ラリーで優勝したセブを差し置いて、主役といっても過言ではない走りをみせたデュバルのクサラWRC。マーカスの結果を考えれば、憎たらしい存在ではあるけれど、インパクトのある走りを披露したのは、まぎれもない事実。表紙を飾るにふさわしい1台だったといえましょう。ちなみに表紙右上あたりに小さくSUBARUの新インプ写真が……(^_^;)
さて中面。目次写真は広大なブドウ畑と大きな川に古い町並み、そんな風景を丘の上から見下ろしている観客たちという、いかにもドイツらしい1枚。でも、中央に写っているのは、地味なオヤジたちに囲まれながらそれぞれ青・白・赤のTシャツを着たトリコロールな3人組の若者たち。セブの応援団は、いつもクールな佇まいだ。
巻頭の特集はセブ、デュバル、ペター。ポディウムの末席を獲得したはずのミッコは、今回も小さく1枚。ちょっとかわいそうな感じ。結果は出しているのにインパクトに欠けるからなのか? あるいは、優等生すぎるからなのかも?
中位以降で特に大きな扱いを受けていたのは、ひさびさの快走が目を引いたシュコダのコペッキー。まだこうやって頑張っている姿を見れば、誰しも応援したくなる。そして子供たちがデザインしたストールおじちゃんのクサラは愛くるしくて思わず応援したくなる出来だったのに、残念ながらマシントラブルからリタイヤしてしまった。このマシンデザインはどこかで保存してあげることはできないものか?
マーカスの日記は、映像を通して自分が受けた印象とたがわぬ内容。「やっちまったけど、次には引きずらない」というマーカスの言葉は本心だろう。ティモも一言コメントで触れているけれど、マシンが受けたダメージを考えれば、4位というポジションを得たのはラッキーだったと考えるべきかもしれない。ともかくも、セブに対して8ポイントのリードを保っているのもまた事実。まだ流れはマーカスにあると信じたい。
総合的には、やはり誌面全体がデュバルが見せたインパクトに呑まれているといった印象。突然の嵐は、停滞気味のWRC界にあって、おおむね好意的に捉えられている雰囲気だ。今シーズン、彼が走り続けるとより楽しくなる気がするのは気のせいだろうか?
そんな停滞気分を振るいはらってくれるのが、新規定ラリーカー特集。4ページの誌面を割いて、WRカー、グループN、S1600、S2000、R1、R2、R3といったクラスの比較がわかりやすく説明されていていいカンジ。ラリーの未来は、そんなに悲観的なものではないのかもしれない。そして、今号の青田刈りページも、また青々としたのを捕まえてきたようで…JRCに参戦中、ドイツ出身のアーロン・ブルカート選手(前号に続いて、だ、誰?状態)のインタビューでした(笑)。
反対に暗い話題といえば、携帯サイトでちょこっとアナウンスがあった青いマシンのチームの話題は予想どおりのものでした。こればっかりはなぁ……。ただ、超個人的な意見としてはどっちもどっちというのが正直なところ(謎)
最後に…見てビックリしたギャラステ。
なんで、自分の写真が掲載されてるの!?
いや、まて…そうだ、思い出した。確かに投稿した覚えがあるよ~(^_^;) 嬉し恥ずかしの再登場。写真を撮ってくれた妻にも大笑いされた。受けたのなら、まあいいか(笑)
以下、覚書き。
次号、ニュージーランド号は9月7日(金曜日)発売! 間違えるな、自分!!
Posted at 2007/08/25 02:27:04 | |
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