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2006年12月13日 イイね!

下駄を履かせる

下駄を履かせる 昨今ではスポーツカーやGTカーと言えども,基本機構の実用性は極めて高い。車外からですら,窓から手を突っ込みキーを捻れば,エンジンは簡単確実に掛かる。どんな高性能車であれ,そのまま放っておいても安定したアイドリングを,タンクが空になるまで続ける。
昔のウェーバー等の多連キャブ時代からすれば考えられないことだ。

ハンドルやクラッチは軽く,クラッチやシフトも自動化されているのも多い。
「XX乗りに相応しいのは・・・」なんて講釈は虚しく響き,はっきり言って,限界性能さえ試さなければ,誰にだって転がせる。勿論それですら,とてつもなく速い。そもそもオーナーですら,限界性能に触れず終いであることが多い。
ド派手な外観と周囲の目さえ気にしなければ,足車としても十分使える。

・・・で,「オッサン何が言いたいねん?」ということになるが,エキゾティック・カーと呼ばれる部類で,実用性を阻害する要因は「最低地上高のみ」と断言しても良い。鼻先とフロント・リップの都合で,アプローチ・アングルが取れない車種が,どんどん増えているのも災いしている。

スポーツ・モデルで車高調整が,車内からでも臨機応変にできる車種は,思いつくところでは超希少車であるMBの「190E 2.5-16 EVO」,フェラーリ 「F50」ぐらいしかない。
シトロエンは荒れ地や非常時用,MBのSLは逆に高速で下げるもので意味合いが違う。

 エアやガスのサスではなく,スプリング・マウントの上下やハブ・キャリアの偏芯とかで,室内から臨機応変に変化させられる機構があってもいいと思う。「何かライバルにないものを付けなければ」という電子制御てんこ盛りのお節介装置より,余程有り難いのではと思うのは私だけであろうか?
画像上段にある程の車高調整を欲しがるのは,私ぐらいだと思うが,40mmの変化だけでも,かなり状況は変わる。

 回し者ではないが,下の関連情報URLは車高調整が室内からできる後付けマウント。ファミリーカーが買える価格と,コンプレッサーとエア・タンクの体積に目をつぶれるなら,なかなか面白い製品だと思う。ただし,装着にあたっては自己判断&自己責任でお願いします。

 念のため付け加えておくと,先刻ご承知であろうが,他にも実用性を阻害する要因は,ドアの厚みと前後長,シート・サイドの張り出し,「性能を発揮できないことによる,いたたまれない欲求不満の蓄積と爆発」もある。

 余談だが画像の「浜ー」はシャコタンではない。その独特の機構でデフとドライブ・シャフト位置が極めて高く,床下の突起は極少だが,岩を乗り越えた後に,岩でアームを折ることがある。4輪のアームを折るとこうなる。
Posted at 2006/12/13 07:10:26 | コメント(2) | 優れ物 | クルマ

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