
市街地編①の続きです。
前回は下記の変化を感じたとお伝えしました
(解説のためにアルファベットを振りました)。
概ね理屈通りだった訳ですが、なぜそうなるのかは詳しいホームページが沢山ありますので
省略しますね。
今回は、「じゃあ具体的に運転でどういう影響があったの?」というところを
備忘録も兼ねて初心者にも分かり易く?掘り下げたいと思います。
また、感じ方には個人差や車の状態、ドライビングスタイルも影響すると思いますので
その点はご了承くださいね。
-感じた変化------------------------------------------
<メリット>
A・走る・曲がる・止まるすべてのシーンでどっしりと落ち着き、安定感が増した
B・主に大きい段差や窪みでボディへの入力が減り、乗り心地が良くなった
C・ロードノイズが減少して静かになった
<デメリット>
D・加速が鈍くなった(燃費にも影響ありそう?)
E・制動距離が伸びた(ブレーキの摩耗にも影響ありそう?)
F・制動距離が伸びた結果、曲がる為の減速も早める(もしくは強める)必要があるので、
前と同じ感覚で交差点に進入すると曲がりにくく感じた(ハンドルが鈍くなった感覚ではない)
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■Aについて
加速中、減速中、カーブ中全ての走行シーンでどっしりと落ち着き、安定感が増しました。
結果、運転中の安心感も増します。
うーん。人間で例えると・・・
これまでは上半身は甲冑ですが、下半身は短パンにスニーカーといった感覚です。
下半身は軽くて軽快だけど、路面の状態が足に伝わり易く衝撃や外圧には弱い。
実際、他の車種(もちろん車種にもよりますが)から乗り換えた際、
これまでは下半分のみとにかく軽く(て薄い)感覚がハッキリ分かるほどでした。
極端に言えば、逆三角形の上に乗っかている感じ?
それが変更後は、上半身、下半身ともに甲冑を身につけた感覚です。
動きが鈍く路面の状態も足に伝わりにくいが、上下のバランスが取れて衝撃や外圧にも強い。
そして地に足付けてドッシリ踏ん張り安定する。
後述のデメリット、俊敏なアクセルレスポンスと引き換えですがどちらを取るかは好みですかねぇ。
P10はどっしりした重厚感も魅力の一つだと思いましたので、その良さは薄まっていたのかも知れません。
■Bについて
偏平率50%→45%になったにも関わらず、乗り心地が良くなったと感じました。
(これまで特に乗り心地悪いと感じていた訳ではありませんが)
主に大きな段差を通過する際、ボディに伝わる振動が減りました。
段差初期の衝撃が丸くなり、モーグルのように波打った舗装でもボディが上下に揺すられる幅が減ったと感じます。
一方、小さい段差の衝撃にあまり変化は感じませんが、
これまでは段差に合わせた軽快な足の上下運動で上半身(ドライバー)に何も伝えなかった感覚が、重い鉄下駄で段差を踏みつけ、その下駄で衝撃を受け止めて足(ドライバー)には何も伝わらない感覚に代わりました。
ただしこれは、高剛性に定評あるBBSホイールの影響も大きいかもしれません。
<おまけ・・・路面追従性の変化について>
市街地では足回りのばたつき等、路面追従性の悪化は体感できませんでした。
もっとも、AやBは足の上下運動が鈍って感じた可能性も否定できませんが。
私の車はブレーキシステムも軽量化してあり、タイヤも重量増とは言えノーマルよりは軽いので、
極端にバランスを崩す範囲ではないのでしょうね。
■Cについて
表面がブロック化してしまった舗装の酷い(古い)道路や
"コー"という滑り止めのような高音がする道路で
・変更前:ロードノイズが車内(床下)から思い切り聞こえて、車内で響いていると感じた
・変更後:ロードノイズが車外から耳よりも下で遠くに聞こえる感覚に変わった
■Dについて
アクセルを踏むすべてのシーンで、変更前と同じアクセル開度・エンジン回転数では加速感(恐らく実際の加速も)が減少しました。同じ時間で同じ速度に到達するには(気持ち)500回転多くエンジンを回す感覚です。
踏めば踏むだけ前へ(唐突に)飛び出す感覚がなくなったので、どんな状況下でも瞬時に前へ出られる精神的余裕は薄れました。
反面、加速中でもどっしり感は増しているのでマイルドに落ち着いた印象はありますが。
◇市街地で流れに合わせて0キロから4、50キロ位の速度に到達させる場合
・変更前:アクセルには最小のタッチ程度。1500回転くらいでシフトアップしても余裕
・変更後:アクセルを気持ち踏む感覚。2000回転くらい回さないと流れから少し遅れる
(気持ち程度)
これまでは、発進したものの勢い良すぎて前車との車間距離が縮み、
減速調整することもありましたが今後はそういうことはなさそうです。
これは・・・メリット?デメリット?
◇流れに合わせて50キロ→60キロにゆっくり加速する場合
・変更前:アクセルには最小のタッチ程度で十分。
・変更後:アクセルを気持ち踏む感覚。
変更前の感覚で踏むと巡航速度を維持したまま速度は上がらない。
なるほど・・・これは燃費にも影響ありそうですね~。
しかし、場合によってはエンジンブレーキで程良く巡航できるシーン(変更前は要アクセル)も出てきそうなので、トータルの道路状況も関係しそうです。
まあ、燃費は最近6kgもの軽量化に成功した(笑)ドライバーの減量分に期待することにします!
■Eについて
エンジンブレーキ、フットブレーキ共に効きが鈍くなったと感じました。
タイヤの慣性が増すことで前に進もうとする力が増加します。
つまり、目標の停止(あるいは減速)地点まで減速する場合、
これまでよりも早めに減速する、もしくは強くブレーキを踏む必要があります。
変更前と同じ感覚でブレーキを踏んで交差点を通り過ぎてしまいそうになったり、
目標の位置で止まり切れずに最後に踏み足したりすることがありました。
また、前車の減速に合わせてこれまでと同じ感覚でアクセルを離すと(エンジンブレーキ)、
エンジンブレーキが思うように効かずフットブレーキを併用することも。
これまで不要だったフットブレーキを使用する、また踏力や制動距離が増えるので
ブレーキパットの摩耗量に影響ありそうです。
Dと併せてアクセル操作に対する忠実なレスポンスは失われましたので
全体的に車が重鈍になった感覚です。
■Fについて
今回はハンドルの重さやレスポンスに変化を感じませんでした。
が、タイヤの慣性が増すことでアクセルを離しても前に進もうとする力が増加します。
その為、曲がるための減速をしてもドライバーの意思に反して前に進もうとするので、
同じ感覚で曲がろうとすると早めに減速をするか素早くハンドルを切らないとならなくなります。
結果的に、同じ感覚でT字路等の交差点を曲がろうとすると曲がりにくいと感じました。
■・・・その他
インチアップ時のデメリットとして良く言われる、
「轍にハンドルを取られやすくなる」は全く感じませんでした。
今回の変更はリム幅も最小の0.5インチ、タイヤ幅に至っては変更ないので
影響出なかったのでしょうね。
・・・次回は峠編です。