
インサイトに限らず、ハイブリッド車には注意を
払わなければならない時代になりましたね。
気になる点は、プリウスでも問題になってましたが、
バッテリーの寿命と交換費用、あと、オーディオレス
に象徴される価格戦略が見え見えなのが?です。
最先端の技術開発・販売促進には大きなリスクが存在します。今まで何処も出していなかった商品を出すには、多額の開発費も掛かりますし、万が一、販促に失敗すればマイナスさえ出しかねません。
他社が開発・販売し、そこそこ市場があって売れるという事実を見てから、いや、実際には、
同時期から開発は始まっていたのだろうけれども、お蔵入りしそうだった開発商品をさも
「わが社が未来を開拓する」的な宣伝文句で販売を開始しても、僕は興醒めしてしまうのです。
かつて、F1活動を休止してまで全力で開発したcvccは、他のメーカーが考え付かなかった
新しい技術でした。あの時代、確かにホンダは時代をリードしていたのです。
今後の自動車業界(石油業界)を左右するかもしれない「エンジン」の革命ですから、例えば、
10年10万キロの総燃費とか、メンテ他の総経費の算出とかやって欲しいのですが、
「5年で新車に買い換えてください」、、では、低燃費の意味が無いと思ってしまいます。
一方、巷では、インサイトvsプリウス=ホンダvsトヨタという図式が一般的とは思いますが、
ホンダには、シビックハイブリッドという車があったではありませんか。
しかも、10モード燃費を見て、インサイトと比べてください。
メディアでは、鳴り物入り的な扱いが多いインサイトですが、あの
親父なら
「トヨタがハイブリッドで成功したからって、そんなもんマネなんかすんじゃねえ。
ハイブリッドだろうがなんだろうが、石油がなくなっちまったらただのくず鉄じゃねえか。
ハイブリッドなんてなあ、ただのツナギなんだよ。
いいか、俺達はその先を目指すんだよ。誰もやった事のない、いや、
やろうとしない事をやるのが、俺達のホンダスピリッツなんだ。」
な~んて言っちゃわないかなあ??
正直、今ではトヨタ党の僕ですが、ホンダには期待し過ぎなんでしょうかねえ。
Posted at 2009/02/16 23:29:51 | |
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