はやぶさ

先週の金曜日に仕事で大阪に行った。往路はあえてN700系に乗ってみたが、やっぱり新しいのもいいね。でもどっちかというとレールスターのシートが好き。

会議が延び、その日は「泊まりだなぁ」と２１時から０時まで飲んでみた。（下戸だが・・・。）そこで思いついてしまいました。
　　『はやぶさ』
これだ。大阪発1:08。間に合う。
『はやぶさ』かぁ。名前に遠いロマンを感じる。

幼い頃、『なは』『みずほ』『はやぶさ』などが通る鹿児島本線沿線に住んでいた。その中でも上りの『はやぶさ』の行き先表示は『東京』。九州の景色の中に、この『東京』と言う文字が非常にアンマッチで、妙に目立って見えた。
「これに乗れば東京にいけるんだぁ・・・」
このころの思いが、東京への憧れだったのかもしれない。

今回、突然の思いつきにより、結局Ｂ寝台しか取れなかったが、良しとする。
乗る前に、「歯ブラシセット」「洗顔シート（顔用だが全身拭いてみる）」「明日の朝ごはん」、「おみやげ」など大阪駅の売店で1800円程度買い物。はっきり言って、我ながら張切りすぎ。

1:00頃、4番ホームに到着。数人の鉄がカメラを設置している。鉄子も一人いる。夜中だぞ！

結局、下関と門司での機関車の付け替えも激写。廻りには30人程度の鉄が激写。録音している人もいる。すごいね。まぁ、好きだけど・・・。

博多到着が10:08。ビジネスホテルに泊まり、６時過ぎの新幹線に乗ればもっと早く到着できるが、今回は寝台を選択してみた。

大阪～博多９時間。いろいろ考える時間、贅沢な時間。有意義である。
『さくら』『あかつき』『なは』『みずほ』・・・多くの寝台が引退を余儀なくされ、最後の九州乗り入れ寝台『はやぶさ』『富士』。

いつまでも走り続けて欲しい。これから極力乗車していこう。