
今日は朝から、ん年振りのフォークリフト運転で
かなり神経をすり減らしました(^^ゞ
あまりの忙しさで、ブログ更新はお休み・・・
なんて思いましたが、忘れないうちに昨日の備忘録として書かせて貰います。
チョット、マンネリ化してきた感が出てきた
「ベンツコーディングの表と裏」ですが、
期待されてる方も多いので、今回も少し掘り下げて見ました。
このシリーズを初めてから、かなりの数の相談メッセージを頂く様になりました。
コレまでも書いてきましたが、僕はあくまでも素人の趣味としてコーディングを
楽しんでいますので、すべてのメッセージにお答えすることは出来ませんm(_\_)m
しかし、中には有名店で施工した結果、異常な状況になっている方からの
相談もあります。 内容をお聞きするたびに、プロとして高額の費用を受け取って
行なっている仕事とは思えない状況に陥ってる方も多いようです。
少しでもその様な方を救うことが出来れば・・・と言う想いも強くなります。
今回は、そんなプロショップの被害者様からブログ公開の許可をいただきました。
この様な被害者を増やさないためにも、微力ながらお役に立てればと思い、
昨日の作業報告をさせていただきます。
まず、その被害者様は関西の有名店(ネタバレかな(^^ゞ)でコーディングを
行っった事が始まりでした。
いろいろ行ったメニューに「オートライト鈍感化」が有りました。
しかし、コレまでも書いている通り、初期の鈍感化は効果はかなり微妙です。
その事をしり、独自DIYでライトレインセンサーのブルーフィルターを加工されて
ある程度の効果を体感できていたとか・・・(素晴らしいDIY精神です!)
その後、関西の有名店が「オートライト鈍感化セカンドステージ」
※その六の内容
を発表したと言うことで、自分でDIY加工を行ったブルーフィルターを純正パーツを
購入し、元に戻して関西の有名店へ行き、セカンドステージを施工したそうです。
しかし、自分で行ったDIYと比べ結果が変わらなかったそうです。
そこで、すでに加工済みのブルーフィルターを装着すれば更に鈍感になる・・・
という正しい思考で、センサーユニットを外してみると、無残に破壊された
ブルーフィルターが目に飛び込んできたとか!
その事を関西の有名店に、クレームを入れると、
「なぜ、ブルーフィルターの加工が分かったのか!」と驚いていたとか・・・
確かに、コーディングショップがこんな
幼稚な方法を行うとは、普通の人は
気が付きませんね(爆)
結局、関西の有名店には破壊されたブルーフィルターを返却し、無加工の
ライトレインセンサーを送ってもらったそうです。
その後、関西の有名店では「
うちと埼玉の◯◯◯◯◯Kでか出来ない!」と
言うお決まりの自慢文句で『オートライト鈍感化セカンドステージ+α』を発表
※この名称に付いては後日再検証します!
直後に、この被害者様に「無料で施工します」と連絡が有ったそうです。
そして三度目の来店で、何やら非常に高度な技術を要する・・・と言う御託を並べ
コーディング作業を行ったそうです。
その結果・・・オートライト機能が異常な状況に陥った様です。
その一部をまとめたのがこちらの動画です。
正直言って、コレはドライバーが精神的苦痛を感じるレベルでは無いでしょうか?
僕だったら、確実にブチ切れてヘッドライトスイッチに蹴りを喰らわしてるかも(爆)
当然、この被害者様はこの事を関西の有名店に報告すると・・・
帰ってきた答えは『そんな現象は初めて見た』とピント外れな返事だったとか・・・
そして、挙句の果てに『ベンツコーディング機材を50万円で売ってあげるから
自分で施工調整したら?W204限定なら20万円の機材もあるよ』と言って来たとか!
今回の相談を受けたのは、その直後でした。
その話を聞いた僕は (;゚д゚)ェ. . . . . 自分の客にボッタクリ診断機を押売??
と返す言葉も見つからない衝撃を受けました。
それからは、詳しい症状をお聞きして、可能な限り異常な状況の解決と
【超鈍感化】の施工を引き受けることにしました。
そして、その作業を昨日行う事が出来ました。
猛暑日続きということで、友人のタイヤ屋さんの屋根付きスペースをお借りして
まずは異常な状況の確認を行なってみました。
まずはライトレインセンサーに異常が無いかチェック!!
ここはすでに被害者様がノーマルユニットに戻していたので問題なし・・・
そして、診断機を繋ぎ、まずはショートテストから・・・
ここでリトルFの項目がライトセンサーとエアコンユニットに付いていました。
ライトセンサーのリトルFは、恐らくユニット交換時に発生したものかと・・・
エアコンのリトルFに関しては、どうやら関西の有名店でエアコンリフレッシュと
言う作業を行った歳に発生したものではないかと言う事でした・・・
※エラーはチャント消しましょうね(^^ゞ
いよいよ異常現象の治療開始!!
あらかじめ目星を付けていた、ユニットのデータを見ると・・・
異常な現象の原因と思われる、異常な数値を発見!!
あららら、これなら異常な挙動が発生するわけです。
意味も分からず、適当に[001]を入れて、工場内でライトが消えたからOK・・・
じゃダメだと思います。しっかりロードテストを行いバグフィクスを行なってから
正式に発表してほしいものです。
本当のプロならやりすぎるくらいのテストをしても十分とは言わないと思います。
工場内や周辺を適当に走って「効果アリ」っていささか早急過ぎる判断です。
ちなみに、S隊長のブログに鈍感化コーディングで間違った設定を行った場合の
症状が書かれています。
◎一度ライトが点灯したら消灯しない
◎その際はエンジン再始動で直る
◎ライトが点いたり消えたりチカチカしないか
◎メーターのバックライト点灯が異様に遅い
◎メーターのバックライトが点いたり消えたりチカチカする
◎ライト機能不具合を知らせる警告が出ないか
◎真夜中デイライト状態にならないか
これらの症状が発生している場合は、要注意です。
その後は、シートベルト警告音消去(車検対応モード) やメータ照明常時点灯
非点灯
常時点灯
を実際に確認してもらい、どうするか決めてもらいました。
※今回は常時点灯は無しを選びました。
そして、色々と動作確認をじっくり行いました。
実は、僕の方の検証調査技術がまだまだ不足していたので、完全な【超鈍感化】
を実現できるレベルまで修復は出来ませんでした(゚うェ´゚)
今後の宿題としてまだまだ勉強する必要がありそうです(^^ゞ
しかし、まさか関西の有名なプロショップが行なっているコーディングの
《ケツ拭き》をすることになるとは、思っても見ませんでした。
高額の施工料を取るのであれば、
完璧な物にしてくださいね!
そして、被害者様から帰宅中の高速道路トンネルでの動画を頂きました。
まだ少し挙動におかしな所が残ってしまったのが残念ですが・・・
セカンドステージ+αと呼ばれた状態よりはかなり改善したと報告を頂きました。
改めて、この動画を見たS隊長から
「ライトスイッチ関係のコーディングも弄っちゃってる様な挙動になってます。」
という連絡を頂きました。
まさか・・・ライトスイッチを弄っても鈍感化には関係ないのにね・・・(´ー`)フッ
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」的な作業をお客様の車でするってどうなのよぉ~
最後に、大好きな甘いお菓子をお土産に頂きました(^^)
本当なら素人の趣味としての作業なので、こういった物を受け取るのは
いささか気が引けますが、今回はありがたく頂きました
(スイーツの誘惑に負けちゃいまっした)m(_\_)m
も一つオマケ!
動画編集職人さんが爆笑BGMを付けてくれました(爆)
どっから音源見つけてきたんでしょうね??
【お願い】
みんカラブログに書いているコーディングの内容に関してですが、僕はいたって普通の田舎の会社員です。コーディングはあくまでも個人の趣味として行っている行為です。全ての作業は自己責任で行っています。コーディング作業による改変行為の一部または全ての内容により何らかのトラブルが生じたり、メルセデス・ベンツ・ジャパンの保証を受けられなく可能性も有ります。コーディングはリスクを伴った作業となります。そのため、作業内容に関する詳細な情報の公開を行う事は行っておりません。また、お問い合わせに対してもあくまで素人ですのでお応えすることはできません。コーディングに興味有る場合は責任あるビジネスとして行っているプロショップにご相談することをオススメします。
今後もコーディングネタを書くことは有りますが、あくまでも僕個人の備忘録として書いているものです。
勝手な言い訳では有りますが、ご理解ご了承お願い致します。