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やわらか戦者のブログ一覧

2017年07月14日 イイね!

HGUC_1/144ザクⅠ KILROY WAS HERE !!!

旧ザク、と呼んだ方がいいと仰る方も多いのではないでしょうか。
でも私は、ザクⅠと呼ぶ方が好きですね。

言わずと知れた、ジオンの最高傑作。
無駄のないフォルム。
そして、硝煙にまみれた熱い拳で戦うこの機体。
非の打ち所がないこの機体を、至高を言わずして何と言うか。



ランナーはHGUCシリーズの中ではかなり旧式でありますが、パーツ数が少ないため気軽に製作できそうです。
関節部分の一部にABS樹脂が使われており、塗装中の割れに注意する必要があります。
モノアイはシールによる再現ですが、今回は別途、モノアイを製作するため、使いません。



素組した感じはこんなんです。
足首の自由度が少ないので立ちポーズも少し難しいです。
腰前部アーマーは純正状態だと、左右同時に動く仕様になっているので、加工して左右別々に動くようにしています。この程度であれば結構簡単にできるので、是非お試しください。



かっこええ!!
やっぱ最高やな!!!

今回の課題は・・・

・初、エアブラシによる全塗装。
・初、エアブラシによるクリア塗装(メタリックを考慮し、つや消し多様)
・シャドウ、ハイライトをグラデーション塗装。
・過激なまでのダメージ表現と、ちょっとしたヒャッハー感演出。
・モノアイ自作。

こんなところです。



早速ですが。
デザインカッターとかリューターで思いっきり壊していきます。
弾痕部分は、後ほどホワイトラッカーパテに微量のMrカラー薄め液を混ぜてちょっと乾燥させた具合のものを爪楊枝で乗せたりして、盛り上げております。

モノアイは純正状態で可動式なので、これを殺さないようにして、3mm丸パイプを挿入します。
パイプの厚みが少し野暮ったいので、丸ヤスリを入れて薄くしています。



脚部、腕部装甲の合わせ目を消すのが面倒なので、秘技『合わせ目はモールドだった』を爆裂させています。



サフを噴きます。
ガイアノーツ サーフェイサーEVO グレー
そんな感じのやつです。
ABS樹脂には、薄く5回くらいに分けて吹き付けています。
これでまあ、割れの心配は無くなるでしょう。



サフの上から、軽くシルバーを吹き付けました。
GSIクレオス シルバー No.8

これを下地とします。



メインカラー1は、ロシアングリーンです。
GSIクレオス ロシアングリーン(2) No.136
いい色ですね。実に、むせますねぇ〜
下地のシルバーを少し透けさせるようにしてやることで、奥行き感?というか金属感?みたいなのが出ます。



メインカラー2は、自作の茶色です。
GSIクレオス ロシアングリーン(2)に色ノ源シリーズを調合して作りました。
これも、下地のシルバーを少し残す感じで。
尚、フレームカラーはシルバーアイアンに何か色々足していって謎のカラーになってしまいました。
ココまで来たら、一度つや消しクリアーを薄く塗布します。



メインカラー1、2の塗装箇所の影部分にブラック、明るそうな部分にシルバーを、風圧0.1MPa程度で吹き付け塗装量を極微量にしてシャドウ&ハイライトを後付けしました。



足裏バーニア、ヒートホーク等の赤熱化として、蛍光オレンジを吹き付けております。
再び、つや消しクリアーを薄く塗布します。



最初に掘り起こした傷や弾痕部分に着色します。
油絵の具ので赤、黄、緑、青を少量出しておき、タミヤカラー フラットアルミXF-16と混ぜて面相筆で塗っていきます。
このとき、溶剤はMrカラー薄め液などのシンナーではなく、ペトロールを用います。
シンナーでは塗膜を溶かしすぎる危険性があるためです。
その点、ペトロールは塗膜に対する浸食力はさほど高くありません。(浸食力が無いわけではありません。)
さらに、ペンティングオイルなどと比べ、揮発性が非常に高く、ドライヤーを当てればすぐ乾きますので、塗装の上から筆塗りする際にはソコソコ使える溶剤と思います。
ただし、塗装の定着力は低いので、後ほどコーティングする必要があります。

また、この前段階でつや消しクリアーを塗布しているので、ペトロールの浸食力で溶ける面はせいぜいクリアー層ですから、乾いたあとに綿棒などで拭き取ってやれば、はみ出した箇所も修正可能です。

着色が終われば、つやありクリアーを塗布します。



各部にスミ入れと油汚れなどを、油絵の具をペトロールで溶かしたモノで入れていきます。
前段階でつやありクリアーを塗布した理由は、つや消しクリアーはその性質上スミ入れの際に絵の具がモールドの外に滲み出す可能性があるからです。
つや消しクリアーってのは、塗膜が凸凹になることでつやを消しているのですね。なので、モールドの周りは凹凸だらけということになりますゆえ。

自分が満足行くまで汚したら、仕上げにつや消しクリアーを塗布します。



お次は、最初の方で作成したモノアイのパイプに入れるレンズを作ります。
既製品でモノアイレンズとかが出ていて、そいつを購入しようかと思っておりましたが、模型屋に緑しか在庫が無く。。。
機体カラーが緑なのに、モノアイが緑とか存在感なさ過ぎるだろ・・・。ということで、しゃーない、自作するかーと。
お受験や中間、期末テストに役立つこの赤下敷きを円形カッターでカットしてハメ込みます。
この下敷きの裏側にはキラキラテープを貼った0.35mmプラ板をハメ込みます。
キラキラテープ、何色を貼ろうかなぁとワクワクしていましたが、下敷きを通して見てみると、あんまり変わらないようだ。
1番反射率の高い銀色を用います。



ハメこみました。
いやぁ・・・あのですね。
途中何度もこの小さい下敷きパーツを吹っ飛ばしてしまい、何度も探したり、諦めて再制作したり、そしたら寸法が違っていてまた作り直したりしているうちに何故か、諦めてたパーツが出てきたりwww



フライング気味ですが、仮組み!
ヒャッハー感を出すために、背中のランドセルに直結する感じのエアフィルタ的なのをつけてみました。
ドラムマガジンを型取りして、2液型のポリパテにMrカラー薄め液で良い感じに滑らかにしたやつを流し込み、複製したものを腰部、胸部に貼り付け。
胸部のラクガキはKILROY WAS HERE 。日本で言うところの○●参上!ってやつですかね。
我ながら、バカだなぁ〜って思います。



想像してたよりしっかりダメージ表現できてる気がする。だけかもしれない。



ヒャッハーエアフィルターから伸びるパイプは、ワイヤーに通した熱収縮チューブで型を取って、ワイヤーを抜き取り、外側からニクロムフィラメントを通しています。

ザク1の口にあるのは、設定上では排熱口らしいですが・・・きにしない!

背中のピースマークがお茶目ですね????



ヒートホークは、腰部に装着するのが純正ですが、それだと抜き取りに時間かかるだろうということで、脚部に装着。ヅダかよっ!あ、ヅダもいいよね。かっこいいよね!
持ち手が長すぎて間延びするので、先端部を一部カットしてショートストローク化しています。
何気なく、ザクマシンガンもショートバレルにしております。
特攻隊長感??????が増しましたね!ケヴェン先輩っ!








仕上げに、土汚れを。
エアブラシのクリーナー再利用するために使った『砥の粉』を水で溶いて爪楊枝で塗りつけてから、最後のつや消しクリアーを噴きます。



完成〜♪

やっぱモノアイは大事だな。自作してより凶悪な面構えになった。
Posted at 2017/07/14 16:26:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | プラモ | 日記
2017年07月09日 イイね!

LBX_インビットC

大昔にこんなスレが上がっておりますが。
インビット祭りの会場はここですか?
完全に、出遅れました。


今回作るのはこいつだー。


うほぉっー!!ジャケット絵だけで既にカッコ良すぎるっ!!
脚部が動物と同じ、逆関節になっています。
この脚部がダンボール戦機業界ではワイルドフレームと呼ばれています。
ゲームでは、通常2段ジャンプなのが、3段ジャンプ可能で、
装甲は薄いが、機動力(特に縦方向)ならびに属性防御の高い(だが、その他のフレームに比べるとかなり中途半端な)ロマン溢れるフレームです。



素組みした感じはこんなもんです。
肩、肘の関節が滅茶苦茶脆いのと、脚部の可動域が滅茶苦茶狭く、ジャケット絵のようなポージングは、改造を施さないと無理そうです。

今回は、エアブラシを使った初めての本格的な塗装を行います。
課題は
・美しい下地処理
・秘技!合わせ目モールド化処理をやってみる
・可動域の拡張
・エアブラシでサフ噴き
・メタリック塗装(メタリック感を損なわないようにすること!)
・赤熱箇所表現のためのグラデーション塗装(入門)
・恒例、オリジナル武器



特に動きの悪い股関節はあらかじめ外開きになるように弄ります。
軸としてワイヤーを噛ませましたが、2本噛ませた方が良かったと思います。
1本だと、軸に掛かる回転力に対して非常に脆くなるためです。



左:改造後  右:改造前
全然屈伸しない脚部前部装甲は、大胆にカットしています。



左:改造後  右:改造前
腕パーツも穴開けを行い、中に丸プラ棒(3mm)を仕込みます。
何がしたいかというと・・・むふふ。



お次に、図面を描きます。まあ、いつものやつですね。



こいつを作成します。
インビットの武器腕である、インビットアーム。
こいつの爪を大きくします。
大きな鋏は漢の浪漫だよな!



トレーシングペーパーにこれを3つ書き、0.5mmプラ板にスプレーのり55で貼り付けます。



3枚をセメントで貼り付けて、クリップで固定します。



3日ほど寝かして、圧着が完了したら、試しに仮装着させて様子を見ます。
良い感じだ。



既存の爪の土台を残し、新しい爪を接着します。
既存に比べ、長さは約2倍、迫力は3倍増し増しです。



ヒケた部分はラッカーパテをMr.薄め液で溶いたモノで埋め直してから、サフを噴いて整えました。



で、これを3本複製。
複製を重ねるごとに金型が崩れていってクオリティが下がっています。



いきなり完成〜
一部に
タミヤカラースプレー ガンメタル シルバーリーフ 
を使用。
基本的には、GSIクレオス
ブラック No.2 / シルバー No.8 / シャインシルバー No.90 / 黒鉄色 No.28
スーパーアイアン(スーパーメタリックシリーズ)SM03 / 色ノ源 シアン・マゼンタ・イエロー
を使用。
基本カラーを3色として、
黒部分を、下地:ブラック 仕上げ:黒鉄色+シャインシルバー(微量)+シルバー(微量)
シルバー部分を、 シルバー100%
青メタリック部分を、スーパーアイアン+色ノ源シリーズ

サーフェイサーは、ガイアノーツEVOグレー使用。



鋏の正義感!!
そして、巨砲のアンバランス感www
肩の巨砲は、1/144ボールの180mm低反動砲を天地逆さまにして、肩センサーにセメントで接着しただけです。



地味に頭の合わせ目消し、マスキングが面倒でした。
塗装不良箇所もありますが、まあいいでしょう。
膝パッドは本来は一枚モノですが、合わせ目をわざと削っておくことで、合わせ目をモールドのように見せるという、よくやる手口です。
こいつばっかりは、後ハメが難しいモンで。

結局のところ、塗装したり、ポージングを決めることを考慮すると、このキットはかなり難易度が高いと思いました。
マスキングは大変ですし、後ハメ加工や、繊細なパーツが意外と多かったです。
Posted at 2017/07/09 22:56:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | プラモ | 日記
2017年07月05日 イイね!

スズンボのキャリパーをオーバーホールしようと思ったわけだが

言っておくが・・・

よい子は真似しないでね!!

昨年の秋頃からブレーキ清掃の際、ピストンの動きが渋いなぁーなんて思ってました。
時に、ピストンカッポーンとか何度かやらかしてます。

で、先日知人と滋賀に行った折、フロント左側キャリパーブリーダバルブからのフルード漏れが突如発生。
ガソリンスタンドで8mmメガネレンチ貸して頂けないか、いろいろ頼んでみたところ(もちろん、そこでハイオク満タン注文してます。)

『8mmメガネは小さすぎて置いてません』

まじで?貸したくないだけとちゃう?ww
仕方ないので、急制動しないように気をつけながら帰宅し、即洗車したものの、カウルの下部のクリア層がフルードで溶けるという結末だ。

ピストンカッポーンの件もあるし、動きが渋いならOHしてみては?との知人からの助言により、実行を決意した所存であります。


まずOH第一段階。パーツを取り外しましょう。
キャリパー清掃やフルード交換を自分するなどして、それなりにレベル上げをしてから実行に移しましょう。



リザーブタンク取り外したら、フロント周りがすげえスッキリするもんですなぁ。



取り外しました。
昨年の秋頃から清掃してないので、キャリパー、パッド共に結構汚れてますね。
冬場のキャリパー清掃なんて地獄でしかないよね。だよね?

あと、リアップ如きで未来変わるなら、俺はなんなんだよ?
そういえば、なんちゃら議員の『このハゲーっ!』発言について、あれはセンスを疑うね。
誰だって、なりたくてハゲしてるわけじゃねえっつーの。
全世界のハゲに謝罪して、五厘刈りにして欲しいわホント。




風呂場で一通り洗いました。
お湯で温まったフルードがピストンを外した時に出てくる感じ。
あのぬる〜い液体と臭い。そして、カサカサになる手。
パッドの焼きや錆びなんかも真鍮ブラシでこそぎ落としてます。
キャリパーに固着したカーボンは3Mの#600水研ぎスポンジヤスリとか、爪楊枝とか、先の尖った金属のようなものとかで落とします。



今回交換する部品は
ダストシール(4×左右=8枚)
オイルシール(4×左右=8枚)
ピストン(4×左右=8個)
どうせやるなら、ピストンも新品にしよう。ということですが、
左右セットで1万円超えました。つらいです。

ちなみに、シールのみ販売してくれるところはあまり無いかと思います。
純正部品として購入するにはピストンとシールがセットでした。

覚え書きとして
オイルシール 内径33 外径38 厚3
ダストシール 内径33 外径37 厚2
販売されているシールとしてはΦ32mmのものが適正になるのでしょうか?よくわかりませんけど。



某バイクショップで購入したクラッシュワッシャーです。
クラッシュワッシャーに関しては、バンジョーボルトを締め付けた際にワッシャーが歪む(凹む?)ことでフルードの流出をとめるものですので、適正な径、適正な厚みのものを選択しましょう。
ワッシャーの素材については・・・よく分かりませんけど。

ところでこのワッシャー。純正と同じ1.5mm厚だと思ってたのですが、いざ開封してみると1mmワッシャーでした。
マザー!ファッカッー!!
こういう商品は、内径、外径、厚みをセットで記載して欲しいですな。

で、純正部品のクラッシュワッシャーを発注。手詰まり。



クラッシュワッシャーが届いたので、作業開始。
このオイルシールは裏表がありませんので、気軽に挿入できますね(?)



こちらの溝にシール類を挿入していきます。
オイルシールを入れると自動的に裏表が出来るようにテーパー状の溝が掘ってあります。(ってどういうことよ?
よくできてんなぁ・・・と感動。
そして、シールが上手く入るかドキドキの瞬間でもあります。
手前がダストシール、奥がオイルシールの入る溝です。
なので、奥のオイルシールから挿入していきます。



フルードで漬したシールたちを溝に挿入しました。
ふぅ・・・。って感じです。
あとは、適度にフルードでヌメらせたピストンを手でハメ込むだけです。
さほど力を入れなくともヌルヌル入っていくはずです。
力が要る場合は、ピストンが斜めになているか、フルードが不足している可能性があります。



フルードがあちらこちらに垂れないように、キャリパー等を容器に載せて、これから取付に行きます。
いやぁ・・・綺麗になりましたなぁ・・・。



取付けは取外しの逆の要領でいいはずですが、バンジョーボルトはきっちりとトルクをかけて締め、ワッシャーをクラッシュしてやる必要があります。
なので、一度キャリパーをマウントボルトで固定してからバンジョーボルトを締めていきます。
こいつの締め付けトルクはよくわかりませんけど、整備士の知人から聞いた話から考えて、大体21~30Nmくらいで良いのではないでしょうか。
今のところ問題はないです。



パッドを取り付けて、改めておかしな点が無いかチェックします。



後は、フルードを入れてエア抜きをすることなのですが、結構難しいもんですな。
レバーにぎにぎしてもそんなにフルードが送られて来ず、終わりが見えなかったため、注射器で吸い出してみたのですが・・・。



いつまで経ってもエアーが出てくる。なんじゃこりゃ?!
って、落ち着いて考えたら、注射器吸い出し法は
ブリーダーバルブとキャリパーのネジの隙間から空気を吸っているので、この隙間がフルードで満たされない限り、延々とエアーが出続けるわけです。
レバーにぎにぎでエア抜きをする際に、ブリーダーバルブの根本、キャリパーとの境目をよーく見てみると、僅かにフルードが滲み出てきています。
バルブ出口だけでなく、ネジの隙間からも漏れているということです。

つまりどういうことだってばよ?

注射器は吸い出すものではなく、フルードを圧入するものだ!

これをすると意外と早くフルードが充填されていきました。
その後一通りエア抜きして、一晩寝かせてみました。



翌日、再びキャリパーを外してフルードの漏れが無いか確認します。



うん。まあ、大丈夫そうだね。(まあ、大丈夫じゃないんですけどねwwww)

試運転したけど、なんかおかしい。
最初は、良い感じなのに、だんだん握りしろが大きくなっていってる。

軽くレバーを握ったら、確かに新しいフルードの確かな感覚があるのだが、強く握ったらフルードが伸びるような感じになってくる。
しまいに握りきれる。
というか、握りきらないと止まらないんだが・・・。

どっかでエアー噛んでんのかなぁ・・・。わからんなぁ・・・。



よくよく見てみると・・・。
漏れてるやんけ!!!以前漏れたとこと同じ所から漏れてるやんけ!!!
ブレーキピストンまで新調したのに、ブリーダーバルブは新調せえへんかったんかい?!
そうなんです。
なんででしょうね。
前から調子悪かったのでこれは新品に取り替えるべきところでしょうが・・・。

ということで、新品に取り替えたらタッチが戻りました。
なんだ、漏れてたから、強く握ると握りきれてしまったのねwww(笑って済む問題なのかな?)

一仕事終えたぜ!



おいwwwwワイのヘルメット様になにしてるだ!!!



このヘルメットはワシが育てたのニャ・・・だと?
ヘルメットにさわんニャ!

なんてやつだwwww
Posted at 2017/07/05 18:42:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 長めの整備手帳 | 日記
2017年07月05日 イイね!

ブレーキキャリパーのシールには裏表があります。

絶対に、裏表を間違えて取り付けないで下さい。
フルードが漏れます。


と、私の爺さんが言っておりました。

何言ってんの?って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、こういうことだそうです。

はい↓

オイルシールは断面が台形状になっていて、その長辺がフルード側、短辺が外気側に来るように、ハメ込む必要があります。
このようにしないと、フルードが漏れ出してしまうわけです。
というか、少しずつフルードは漏れ出していて、そのお陰で、ピストンはスムーズに出し入れ出来るのですが、裏表を逆に装着すると、凄い勢いでフルードが溢れ出してくるというわけです。



そして、スズンボなどのキャリパーは猿でも組み付けを間違えないようにあえてテーパー状に溝が掘ってあるわけです。
このため、裏表のないオイルシールを挿入したら、自動的にこの台形が出来るように作ってあるのです。

すげえ!!
Posted at 2017/07/05 18:40:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年07月05日 イイね!

フルード充填に関するうんちくを個人的に考えたこと

a.カラの状態からフルードを充填する場合

1,注射器にフルードを満たして、左ブリーダーバルブから圧入する。

2,右ブリーダーバルブを少し緩めておいて、右ブリーダーバルブからフルードが漏れてきたら右バルブを締めて再び左バルブから圧入する。

3,リザーブタンクまでフルードが上がって来たら一旦終了。

4,リザーブタンクのフルードをFULLとLOWの中間くらいにしてから、ブレーキホースやボルト、バルブ辺りをプラハンでコツコツ叩いてエアを固める。
(マスターの辺りは重点的に)

5,フルードをFULLまで入れてから、マスターのバルブ、マスターのバンジョーボルト、右キャリパーバンジョーボルト、右キャリパーバルブ、左キャリパーバンジョーボルト、左キャリパーバルブの順番にエア抜きしていく。
(バンジョーボルトのエア抜きは、ブレーキレバーを握りながら、バンジョーを軽く緩める。するとフルードが漏れてくるので、それを見ながら再びバンジョーを締める程度で良いと思う。個人的な考えですが。)

6,ダイヤフラムを抜いた状態でリザーブタンクに蓋をしておいて、一晩寝かせる(ブレーキレバー握りっぱなしにするかどうかは賛否両論あり)

7,再び、マスター、右キャリパー、左キャリパーの順でバルブからエア抜きする。

8,試運転を兼ねて少し走る。
(エアがある場合、走行中の振動で上がってきてくれるかもしれない。左右のキャリパーをつなぐホースにエアが噛んでいる場合、とても厄介。)

b,元からフルードが充填されていた場合。

面倒だが、注射器エア抜きよりも、レバーにぎにぎの方が確実にエアが抜ける。
(リザーブタンクから、左キャリパーバルブ、バルブのネジ隙間まで全てが正圧になっているため)

注射器を使いたいなら、ブリーダーバルブからフルードが漏れてきているか確認。
(漏れていないならそのエアーは外気から吸い込んでいる。バルブとキャリパーの間のネジ面も負圧にすることを忘れずに。)

個人的な覚え書きとして。。。

もし、エア抜きで困っている方がいらしたら、参考にどうぞ。
参考にならないとしても、読んでくれてありがとう。
Posted at 2017/07/05 18:20:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 長めの整備手帳 | 日記

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