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今日は香川の実家に帰り、三十何年か振りにひょうげ祭りを見に行ってきました。

ひょうげ祭りとは、浅野地区に水を引くため新池を作った矢延平六の徳を偲ぶとともに、水の恵みに感謝し、豊作を祝う行事として300年前から浅野地区で継承されている祭事のことで、浅野地区集落研修センターから新池までの約２キロをひょうげながら練り歩きます。

ひょうげるとは、おどけるとか滑稽という意味で、ひょうげ祭りという呼び名もここからつけられたそうです。


こちらが出発地点の浅野地区集落研修センターです。コーンに貼られた丸池ステッカーが素敵です。


こちらがシュロでできた馬ですが、金○が瓢箪でできているのは昔と同じでした。
あと昔からあったのかは分かりませんが、肛門からスーパーボールが出てくるギミックもありました。
この時はまだ上に神官が乗っていませんが、ポスターにもあるように瀬戸隆一という衆議院議員が乗ってたみたいです。


こちらが神輿です。あばれる前なのでまだみんなメイクがきれいです。
途中暴走してよく警察に怒られてました。


子供たちも仮装して頑張ってました。


もちろん大人たちも頑張ってます。
供侍の衣装は、飼料袋の裃にシュロ皮で作った髷、腰には里芋の茎にかぼちゃの鍔をつけた太刀を差しているのが特徴です。


ひょうげの里会館で休憩。
ちなみに途中でデジカメが故障して、ここからは携帯での撮影です。


ゴールの新池に到着してしばらくすると神官が悪魔払いの矢を池に向かって放ちました。


続けて神輿が若人ごと水しぶきをあげて池に投げ込まれてフィナーレを向かえます。

ちなみに池の奥に浮かんで見えるのが最近完成した日本最大出力のメガソーラーです。
実は昨年、メガソーラーの新聞記事を見て祭りはどうなるんだろと気になったのが今回見に帰った大きな理由でもあります。

最近、歳を取ってきた所為かノスタルジーに浸りたい病が発症しつつあるように思いますが、このように昔からの伝統を残そうと頑張っている人たちに敬意を表したいと思います。
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