日産(純正) Y31シーマ後期ターボ用コンピューター 初期バージョン 23710-71V70 MEC-E102  

【総評】
Y31シーマ後期型の初期のターボ車に採用された純正コンピューター。
このコンピューターを一言で例えると、「過激」です。
やや高いギアを使う傾向があるためかキックダウン時に、初期以外のコンピューターよりも低いギアに切り替わるようで、急激に回転数が上がり、もの凄いエンジン音を立てて、リアを沈ませ加速します。その様子はまさに「過激」。

マインズなどの社外コンピューターはこの初期バージョンをベースにチューニングしてあるはずで、特徴とも言える「過激」さが現れることがあります。下取りに出すコンピューターが初期バージョン以外のものであってもです。

【満足している点】
純正ですから普通に走れます。
特に60km/hまでの低速域は力強く走れます。
中期バージョンより走りっぷりが良いので運転しやすいです。

【不満な点】
やや速い発進だと1速→2速で変速ショックがあります。
3速→4速への変速タイミングがやや遅いです。
エアコンON時は2速→3速の変速タイミングも遅くなります。
ノッキングが中期バージョンと同様に起こりやすいです。
キックダウン時の変貌ぶりが個人的には苦手（恥ずかしくて）。

※うちのシーマに装着して評価したものですので参考程度に。
※今後わかったことがあったらここに書き加えていきます。

関連情報URL：http://blue31cima.g2.xrea.com/eccs_cu.htm