お仕事用車両、スピーカーをトレードインする。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
趣味用の車にピュアオーディオ寄りの音響環境を導入した結果、仕事用の車の音が貧相に聞こえてちょっと憂鬱になったので、コイツも変えちゃおうと画策。
ショップオーナーも言ってた「一度慣れてしまうと純正の音は聴けない」って(笑)
で、やるにも色々条件があるわけですよ。
まず、趣味車には年末に気合い入れて音響チューンしたのでカネがない。
たまに上司とか乗せるからアウターバッフルとかのド派手に改造すると色々別の問題が発生する。
そして、先輩諸氏のログを見るとかなり不利な設計らしく煮詰められない。
と言うわけでこちらは極力低コストで、「プアオーディオ」にしていく。(笑)
で、いきなり肝となるスピーカーを黄色いテンションアゲアゲ車庫で開封済み未使用の物を見つけ、即買い。
旧モデルだけど四千円以下だったしプアオーディオには最適だ。
2
取り付け前に土台を見てやろうとスピーカーグリルをはずしてみる。
内装外しが無くても取れる。
これはお手軽だな。ここからもっとすごいことに遭遇するのだけど。
事前の調査で分かったは10センチスピーカーしか入らないらしいこと。
オンダッシュなのでセパレートにしてもガラス反射で少しボケた音になること。
まぁもとよりコアキシャルでやるつもりでしたが。
3
で、パッカーン。
第一印象は「なんじゃこりゃ」
ダッシュパネルにスピードナットで固定されとるだけ。(ダッシュパネルは樹脂製で強く押すとたわむレベル)
スピーカー横に指が入る位の隙間がある。
これでは位相が打ち消しあったり背圧駄々漏れで低音は絶望的。
そもそも10センチスピーカーなんて大きめのツイーターレベル。で低音は出しにくい。
対策を講じるべくとりあえずホムセンに車を走らせた。
スピーカー周りの隙間埋めるだけでも相当効果ありそう。
4
ホムセンと100均ハシゴして
隙間テープ(スポンジたいぷ)
防水隙間テープ(エプトシーラーぽいやつ)
エーモンのポイント制震材
エーモンのスピーカー変換コネクタ
塩ビ管インクリーザーを購入
ここまでで総コスト6000円弱。
これで行きます!(;・ω・)
5
塩ビ管インクリーザーで背圧まとめてエンクロージャーにしてやろうと思ってました。
小口径なので密閉すると容積も無いし響きが悪くなりそうなので、密閉しないで口を絞りバスレフ型風にしたら低音増強できるかと思ってました。
で、意気揚々と純正スピーカー外したらエアコンのダクトがガッツリ邪魔してるんですよ。(;・ω・)
買ってきちゃったから悪あがきしてちょっと鋸で切断して...やっぱりダメでした。(笑)
インクリーザー2個、500円はまさにゴミになりました。
で、お決まりの新旧比較。パイオニアのスピーカーなんですね。
6
エンクロージャー内蔵作戦が早々失敗に終わりましたので、作業速度が超低下。
とりあえず変換コネクタかましてスピーカー交換していきます。
未使用のはずなのにスピーカーキットに付属のコネクタが入ってなかったです。エーモンの2073買っておいて正解でした。
KENWOODのコアキシャルってベゼルで指向性変化出来たような気がしたのですが、10センチは回らないのですかね。
まぁドア取り付けではないので適当にやりました。
スピーカーホール回りは一応吸音材が貼られていたので張られていない隙間に数ヶ所ずつポイント制震材貼って、スピーカー裏のエアコンダクトにも同様に貼りました。
貼り込み最中に運転席側は床が見えたので、
底板代わりに家にあったシンサレートの余りを詰めときました。
気休め程度かもしれませんが余計な背圧はこれで処理出来る。 と思いたい。
シンサレートは中音域の吸音特性があるので
低音をロスすることはない! かもしれない(笑)
この画像はない。
KENWOODスピーカーはグリル裏の壁を半分くらい切除しないと閉まらない。
この壁でフロントコーン型に似せて位相相殺を防いでいたようだ。
7
どんなスピーカーもキッチリ取り付取り付ければ音はしっかり鳴るわけですが。
スペイドは鉄板ではなく樹脂の内装にスピードナット二個で留まってるというお手軽仕様。
当初の条件としてノーマルルックでないといけないのでエンクロージャーは出来なかった。
しばらく考えた末に防水隙間テープをスピーカー裏の縁に貼りさらにその外周もぐるっと貼り込んで、横からの音漏れ対策とフレームに圧着固定して擬装バッフル風にしてみた。
ダッシュパネルに隙間テープが挟まってキツキツである。これは良さそうだ。
スピーカー回りは壁を切っているし、吸音や横漏れを防ぐ為にスポンジタイプの隙間テープを巻いてもとに戻した
8
さすがに音がクリアになりました。
気になる低音ですが、これも前より出ています。
交換前はアコースティックな曲を聞くとベースの音は小さくペラペラ、ドラムの音もとりあえずしてるレベルで残念だったのですが、それよりは聴ける感じです。
多少歪む覚悟でイコライザーで調整すればもう少し良くなるかも。
防水隙間テープが一番役立った。
コイツは100均の方が安い。
スポンジタイプはホムセンの方が安い。
ポイント制震材は正直要るか迷うレベル。
以上です!
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