2015年10月20日
コペンの運動特性をつかむことは難しい
ようやく、二年目のドライバーにさしかかりましたが、
自分の手足のように扱うことは、まだまだ程遠いと感じます。
「走らせる」ことはできても、「操る」ことには程遠いです。
ここ最近気が付いたことは、コペンという車は、
信号からのスタートダッシュなどの加速はかなり遅いなという印象です。
これは、自分のシフトワークなどドライビング技術が未熟なのかと悩んでもいましたが、どうやらそれだけが理由ではなさそうです。
普通車はおろか、ワゴンタイプの軽自動車にも加速で抜かれてしまうのです。。
ちょっと交通の流れを乱してしまっているか?くらいに。。
中古車で買ったせいかどうか、、などと今でも色々と悩みはあるのですが、
最近知ったことが「気筒」という言葉。
初代コペンは、今ではもう唯一となった4気筒エンジンを搭載しているようです。
他の軽自動車は、今現在全て3気筒になっています。
恥ずかしながらまだ気筒という言葉、つまりシリンダーというものさえ、把握はしきっていないのですが、シリンダーが多く分散している分、排気量が分散してしまい、低速度のパワー不足を生み出す反面、高速度域になると、その本領が発揮されるのが多気筒エンジンなのだろうか。。などと考えてもいます。
実際のところ、私のコペンは、信号から加速するとき、隣の追い抜き車線を走る車、普通車、軽自動車、全ての車に一気に引き離されます。もちろん、かなりアクセルを踏み込んで、タービンをガンガン利かせれば、それに追い付いていけますが、それはかなり「無理している感」があります。
ところが、ある程度、具体的には時速40kmくらいを境に、シフトは3から4速くらいには行ったとき、その後の伸びが素晴らしく、60kmくらいまでいくと、スイスイ泳ぎ、引き離された車を今度は追いかけ、やがて追い抜いていく。。。そこには微塵も「無理している感」はありません。そりゃ、大排気量の普通車にはこの速度域でもかないませんが、軽自動車であることを考慮すれば、大したパワーゾーンと感じます。これで、CPUチューンして80馬力まで上げればかなり車体重量と相まって、イイ線いけそうです。
この部分にコペンの運動特性があり、いわゆる高回転型エンジンといわれる所以なのだろうか。。と感じます。といっておきながら、今でも高回転型エンジンとは何ぞや?それに伴うギア比の関係はなんぞや?ギア比ってなに?クロスレシオってなに?そのメリットとデメリットってなに?と突っ込まれると、もはや混乱してしまい、私はほとんど答えることはできません。まだまだ、勉強不足です。
一方で、コペンようやく巡航速度に到達して、他の車を抜きにかかるとき、そういうときに決まって、前方が詰まってきたり、信号停車になってしまうので、蛇の生殺しに近いものがあります。やはり、街乗りでは三気筒エンジンが軽自動車の場合理想なのかなとも思います。
こういう悩みは、他の車種ではあろうことなのか?と気になり、試しに「スポーツカー 加速」で検索をかけたところ、どうやらコペン以外のユーザー、つまりスポーツカー全般に街乗りの加速においては幾分感じているストレスのようです。具体的には86ユーザーの方も、やはり信号からのダッシュで他のファミリーカーでさえ遅れを取ってしまうという意見もありました。
なぜ、スポーツカーなのに?スポーツ走行をするために生まれた車種なのに?加速が遅いのだろうか。。私が先に挙げた要素もあるでしょうし、まだこの部分の矛盾に関しては学習する余地がありそうです。恥ずかしながら、私は未だに馬力とトルクの違いが全然解っていないところもあります。
車の動体性能を知るには、実際のドライブで体で覚えこむ事が勿論前提であるでしょうけど、積極的に自ら車の運動構造などを学術的にも学ばなければ、どうして自分の車はこのような不利な挙動をするのだろうか?という矛盾の解決にも中々たどり着けないのだな。と痛感しています。
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Posted at
2015/10/20 17:10:41
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