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2015年07月13日 イイね!

兄にコペンを貸したところ、尋常ではない喜び方

兄の足が無いとのことで、
先日、2日間コペンを貸してあげました。

一度、親父を助手席に乗せて、少しだけ運転させてあげたことがありましたが、
今回、丸々レンタルしてあげたのは初めてのことで。

ちなみに、兄は所帯持ちということもあり経済事情から車は持っていません。
しかし、若い時はかなりの走り屋で、峠や首都高を攻めたり、サーキットやジムカーナで鍛え上げた頃があったので、僕がマニュアルのコペンを貸しても、ブランクが無いような操り方で、車庫を去っていきました。。

スポーツカーについてもかなり詳しく、運転テクニックや車のチューニング知識に関しては、僕よりずっと上です。

貸してあげたあと、兄の喜びがすごいことで、逐一僕に携帯電話でコペンのここがいいよ!ここが素晴らしい!と報告してきました。

クローズドの運転でもかなり楽しいことが理解できたようで、具体的には、ハンドルがとにかくクイックであると。自分の曲がりたい角度に的確にきまり、自分が曲がりたいコースをしっかりトレースしてくれる。これはワインディングならきっと楽しい車だと。
その他、2~3速の低速ギアで5000~6000rpmくらいまで引っ張ることが、コペンの潜在を引き出すゾーンだと、数時間でつかんでいたのは、さすが経験者だと思いました。

途中の携帯電話で、兄が、オープンにするにはどうしたらいいのだ?
とたずねてきたので、天井のホックを開けてオープンボタンを押せばいいよ。と告げると早速チャレンジしたようで、
数時間後やはりまた電話が。。

オープンすごい、気持ちよすぎる。と連呼していました。
オープンにすると、ターボ吸気の音がダイレクトに感じられるのでそれもうれしいとのこと。今まで自然吸気ばかりで意外にもターボの車は初めて操るらしく、それも新鮮だったようです。VTECサウンドファンの兄でもターボの魅力は感じているようです。

気を良くしたのか、それ以降ずっとオープンにして、家についても、オープンにしたままだったとか。都心部や市街地までずっとオープンで走りこんでいたようで。

視線を気にする自分からすると、それはなかなかできないので、たずねたところ
「オープンカーでオープンにしないでどうするんだ!?」
「恥ずかしがることはない。(冗談まじりで)むしろ、俺は運転している自分の姿をもっとみてくれ!と思っていたから、都心部でもオープンにしまくった」とのことで。

兄弟でなぜこんなに性格が違うのかと。自分は損しているなとは思いました。

若い時は、毎日のようにスポーツカーを操っていた兄も、仕事で普通車のハンドルは握っていても、スポーツカーのハンドルは10年以上握っていなかったようだし、マニュアル車自体も乗る機会がなかったようで、その反動なんでしょうね。きっと。

兄がしきりに、昔の若かったころの自分の熱い気持ちが蘇ってきたと漏らしていました。水を得た魚とはこのことでしょうか。

コペンはピュアスポーツでないし、どちらかといえばスポーティーカーという位置づけでしょうけど、エンジンやステアリングの味付けは、明らかにファミリーカーと違うわけで、そういう味わいの違いが、兄の昔の走り屋だったころの情熱を取り戻させたのだと思います。

私が、排気量は車を操る楽しさに影響を与えているか?と尋ねると、
過去2000ccクラスのスポーツカーを操っていたけど、
車種によってはコペンのほうがおもしろい。
車の楽しさは排気量やパワーはあまり関係ないんじゃないか。
との回答。

僕は、こういうこともあるかと思い、
わざわざ兄貴用に別口に付帯で任意保険をかけていたのです。

結果的には、良かったなと思います。

僕よりむしろ兄の方が色々な点でコペン乗りにふさわしいかも。。と弱気になってしまいますが、

自分以外で、愛車の良さを語ってくれると、やっぱりうれしいものです。

Posted at 2015/07/13 08:09:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | コペン | 日記
2015年07月06日 イイね!

最初で最後。近所の子供たちにコペンを褒められ、自分のミニ四駆の記憶が駆け巡る

僕が、コペンを、そして車というモノを初めて購入したのは去年末のことでした。
買って、一週間もしないあるとき、僕は父親の指導のもとで、
広い駐車場で車庫入れの練習とバックの練習と、クラッチの練習をやっていたのですが、その時、集団下校中の小学生の子達に遭遇し、
小学生の子からかなり黄色い歓声が飛んだのを覚えています。

ちょうど彼からから、コペンはリア側に見えたと思います。
僕の最も好きな後ろ斜め45度のアングルだったかもしれません。
コペンのクローズでも充分彼らには魅力が伝わったようで、

ある程度離れていましたが
「見てみて、あの車、超かっこいいじゃん」みたいな言葉が飛び交っていたんですね。
それが、一人二人じゃない、連鎖的に5人、6人でざわつくみたいな。

こんな光景に出くわす車なんて中々ないよな。。と僕は内心ニヤニヤしていました。

軽スポーツですから、若干存在感の無さは否めませんし、それゆえに、スポーツカーでありがちないかつさより、むしろカワイさがコペンの魅力のひとつなのでしょうけど、体がまだ発展途上の小学生達にとっては、むしろコペンくらいのサイズが大きくみえジャストサイズだったのでしょうか。

購入して数日でこんなに褒められるんだったら、この先一体どれだけ色々な人達に褒められるのだろう。。と思っていたら、あれから半年あまり通行人から褒められる事はなくなってしまいました。

小旅行で小湊鉄道円銭ドライブに行った時の移動交番のおじさん、
友人の別荘にコペンで遊びに行った時の、お父さん、
近所の外国人男性。

せいぜい、半年のあいだでボディを褒められたのはこの3人くらいしか記憶がありません。もしかしたら、普通に公道を運転していたとき見ず知らずの人達が、心の中で褒めていたかもしれませんが。

中でも、一番インパクトがあったのは、あの小学生たちの黄色い歓声です。あれは幻だったのか、なんだったのか。。

こうなりゃ、わざと、小学校の通学路に横付けして、反応を見るというのもどうなのだろうか。。というくだらない空想は置いとくとして。

僕も、小学生の頃を振り返ると、かっこいい車というのに憧れた時期がありました。もっとも、僕の場合実車というよりは、80年代後半少年たちの心を鷲掴みにした一大ムーブメントタミヤミニ四駆ブームです。

このブームは当時の小学生達ほぼ100%熱狂の渦に巻き込まれていました。
・ドラクエ
・ビックリマンチョコシール
・ミニ四駆

は、80年代中盤~終盤の少年の「三種の神器」と言えたほど熱いブームでした。

ミニ四駆は、どうして人気に火が付いたのが私も覚えていませんが、ある日ですね。同時に、ラジコンも僕たちの学校では少し人気があって、バギーや4WDを操る男の子もいました。

とはいえ、ミニ四駆が圧倒的に人気で、放課後は少年たちがチャリンコを飛ばして、近所のホビー屋「ラビット」に入り浸るわけです。僕は、この当時プラモデル作成も趣味で、タミヤ模型が好きで、バイク、F1、特に戦車が好きでよく作っていました。
一番の力作は、F1ではティレル6輪、ヤマハのバイクあたりが我ながら傑作で、今は手先も不器用になってしまいましたが、小学生の頃は塗装などもして、今よりもずっと手先は器用でした。

その「ラビット」というお店で、少年たちは色々なミニ四駆パーツをチェックするわけです。ベアリングとか、ホイールとか、パーツ強化ですね、。。。
まずは、モーター類のチューニングがメジャーで、当時はたしかタミヤから
シルバーモーターというのとゴールドモーターというものがリリースされていた記憶があります。それぞれ千円以上はしたと思いますが、小学生の千円は大金ですから、
お金を溜めに溜めて皆購入するわけです。

ホイールやベアリングも数百円ですが、小学生には安い買い物ではないです。

電池も結構重要で、ヘビーなミニ四駆ファンになると次第にコスパに優れた充電池式モデルに移行していき、マンガン、アルカリ、ニッカドなどの電池の種類を覚えられたのもこの世代の少年達特有の現象だったのかも。

中には軽量化中毒になって、やたらめったにミニ四駆のシャーシにキリのような工具で穴を開けまくる同級生もいました。軽量化中毒に関しては、大人になっても実車でやる方はいますね。

僕は、自分専用のパーツケースを持っていたり、ミニ四駆を収める携帯ケースを持っていたりして、ケースの中にはベアリング、ホイール、モーター類、あるいはブロックタイヤ、スリックタイヤなどレースに併せて取り付けるパーツがぎっしり詰まっていて、そのケースを毎日開けるたびに、宝石箱を眺めているようでワクワクした記憶があります。

ミニ四駆も色々美しい、かっこいい車が毎月のように発売されて、中でも僕が好きな車はアバンテと呼ばれる車です。
この美しさは半端じゃなかったし、ラジコンシリーズでも発売されましたが、スペック面で見てもタミヤの歴史で金字塔を打ち立てた名作でした。ブルーカラーに流れるような空気抵抗を計算されたボディー。

兄も一つ違いなもんで、同じくミニ四駆にはまり、親父がその頃ラジコンの全国選手権ランクされるくらい腕を鳴らしていた時代だったようで、ラジコンチューニングをミニ四駆モーターに応用させて、中の銅線の数を増やしたりの小細工を親父がしてくれて、兄貴はそのモータースピードだけで、地方大会3位に食い込んだという、無茶苦茶な話もありました。あまりにスピードが出すぎてカーブでコースアウトして、ミニ四駆のボディが破壊されたという。。

ミニ四駆には、実車は無理だけど、身の丈で楽しめる夢が詰まった乗り物だったと思います。子供の頃は素直に、かっこいい車に憧れるという感性は持っていたと思うので、もしかして近所で褒めた子供たちも、僕がかつて宿していたそういう感性で褒めてくれたのかなとも思います。

あの頃は、ファミコンなどが出現してきて、若干不健康な面も見せ始めていましたが、ミニ四駆にしたら、全国大会で猛者と競ったり、ビックリマンにしても子供たちでシールの交換会を開いたり、ファミコンにしてもハドソンソフトが全国キャラバンを展開したりと、人と接するという舞台が多く用意されており、この頃のホビーを語るには必ず仲間がいた。そういう点では非常に有意義な時代だったと思います。

今、僕がコペンに抱いている感性というのは、かつて80年代にタミヤ模型のアバンテに抱いていた感性と同じなのかもしれません。それは、精神的にガキのままで成長していないといえるけど、良い意味で少年の心を宿し続けていると言えなくもないです。

実際のところ、実車を操って、色々パーツを観察してチューニングの機会をうかがっていますが、結局ミニ四駆時代で、やっていた自分と大差がないというのも事実といえば事実です。20年経過しても、30年経過しても、やっぱり自分ってあまり成長していないのか。。。

Posted at 2015/07/06 20:08:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | コペン | クルマ
2015年07月03日 イイね!

タイヤは車の心臓部であることを再確認

半年前にコペンを中古で購入してから、今回初めてタイヤを替えてみました。

初めての車なので、何から何まで手探りで、
まず、タイヤサイズの読み方

タイヤ幅、扁平率、ホイールサイズについて学び、
そのあと、ロードインデックス、最高速度限度、限度荷重量など、、、

そして判明したことが、なんと私のタイヤは9年も前!

さすがに、サイドウォールやトレッドにかなりひび割れが来ており、
前のオーナー、前の前のオーナーはよくこんなタイヤで走行していたなと思います。

たしかに、溝はまだ充分に残っていましたが、
タイヤのゴムそのものはかなり悪くなっていました。

溝があるからまだ乗れる。という判断だったかもしれません。。

親父からは、このタイヤで高速走ったらバーストする可能性があるから、絶対かえなきゃだめだ、
兄からは、この亀裂はマズイ。これはウ●コタイヤだね。とまで言われ、
ウ●コタイヤとは、酷い言いようだなと思いつつ、

ただ、オヤジは半世紀スポーツカー乗ってきたし(インテタイプR、サバンナ、セリカ、アンフィニなど乗り継いで今は911-964ノリです。ガチガチのスポーツカーマニア)、兄は若い時ガソリンスタンド従業員やっていたし、やはり若かりし頃ワンエイティーを中古で買って、つけられていたウ●コタイヤのまま強気な運転して、カーブで全損させた苦い経験があるので(その時は友人のRXー7にお釈迦になったワンエイティーを牽引してもらったそうです。あ、でもその友人のRXー7も結局、深夜の首都高バトルで全損したらしいですが(苦笑))、彼らの言うことは間違いないかとは思っていました。

当初は利益の差があまりないとふみ店頭で直接購入するつもりでしたが、地元で持ち込みでも工賃4000円ほどで受け入れてくれるタイヤ屋を見つけてしまい、心変わりをして、ネット購入に切り替え。

当初はアジアンタイヤも視野に入れていましたが、今は円安で国産タイヤとほとんど価格にさがないこととやはり国産の信頼性。せっかく、コペンにのっているのだから、ということで国産タイヤにしてみました。

兄やオヤジは、アジアンタイヤに関してはあまり良い印象をもっていないらしく、ましてやスポーツカーにアジアンタイヤを入れるなどは。。という立場をとっていました。しかし、それはかつての話で、最近は韓国のハンコック、クムホ、台湾のナンカンなど世界的シェアを伸ばしつつあるし、ハンコックやクムホはトヨタやダイハツの車の標準装備タイヤの車種もあるのだから、過去の話では?とも思いましたが、やはり国産タイヤ信者というのは根強いのだと感じました。確認のためオヤジのポルシェのタイヤも確認したらやはりファルケンタイヤで、アジアンではありませんでした。

そういうわけで、私もハンコックやクムホでも良いと思っていました(価格コムのレビューを見ても、BRZや86、スイスポノリの人たちがこのメーカーを結構評価していたし)が、やはり円安などで価格差がないということで、国産に、

運良く、ネットショッピングより、ヤフオクで安い国産タイヤを見つけそれを選びました。東洋タイヤのDBRというタイヤです。国産のスポーツタイヤではおそらく一番安いタイヤかもしれませんが、ホムペを見ると、インテR、86、スイスポ、Zや色々なユーザーがこのタイヤを高く評価していたので、コスパは良いのだろうと思いました。

タイヤ交換自体も初めてのことなので、ネットで購入してタイヤ屋に直送する手順が心配でしたが、杞憂に終わりました。店員さんも柔らかな対応で、9年前のタイヤなので、虫ゴムももちろん変えてもらい、廃棄料金含め6千円でやってくれたのは嬉しかったです。タイヤは16000円(タイヤ輸送料金込み)で、併せて22000円也。

国産のスポーティータイヤを量販店で入れてもらったら、おそらく工賃入れて35000円くらいは、いきそうだったので、削れるところは削ってしまおうというのが僕のスタイルです。

タイヤ交換に
30分ほど要すとのことで、僕はしばらく店内で一休み。ラックに、色々な車関係の雑誌がおかれていて、僕はしばらくVTECマガジンというものを熟読。この本は結構面白いですね。本田スポーツカーに限定した雑紙というのはあまりにもコアです。タイプRの遍歴みたいな特集で。やっぱり、本田のタイプRの歴史と重みは半端じゃないなと思いました。この雑誌持ち帰りたかった。。

親父のインテRも今になって操ってみたかったですが、当時僕は免許を取らないほど車に興味が無かったので。。。

で、履き替えたタイヤで早速帰宅しましたが、乗り味がやはり全く違いました。ショックが低減され、乗り心地も良くなったのはもちろんなのですが、なぜだかシフトショックもあまり感じなくなり、不思議なことにクラッチのつなぎが実になめらかになったのです。

僕の幻覚なのでしょうか。。タイヤを替えてなぜミッションが改善するのだろうか?と。。

速度メーターの針も、簡単に上がっていくようななめらかさも感じ。タイヤを変えるとここまで走行性能アップと乗り味改善が図れるのだと。かなり驚嘆しました。雨の走行でしたが、全く気に止めないほどの攻撃的ドライブをしても、安定感があります。

これが、タイヤの溝が全く無いタイヤならわかるのですが、溝はかなりありました。要するに溝がかなりあったとしても、タイヤのコムそのものがひび割れや経年劣化していたら所詮ウ●コタイヤなんだな。ということを実感しました。

コペンの潜在能力を随分とこの新品のタイヤで引き出してくれたようです。

そこで、僕の結論としては、車のタイヤは、やはり車の「生命線」であるということ、特にスポーツカーを操る場合はなおのこと重要で、溝があればタイヤはOKということはけして無いということ、そしてスポーツカー乗るならタイヤに妥協してはいけないな。ということを実感しました(本当に妥協しない人はブリヂストンのポテンザやヨコハマのネドバ履かせるだろうから、僕も少しは妥協したけど)。



Posted at 2015/07/03 17:43:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | コペン | クルマ
2015年06月14日 イイね!

オープンカーから見上げる青空は格別だった。。。

オープンカーから見上げる青空は格別だった。。。相変わらず、オープンにすることに多少抵抗がある、へっぽこオープンカー乗りです。。。

先日、千葉の佐倉という場所に、鉄道写真撮影を兼ねて、軽オープンカーのコペンでショートドライブをしてきました。

相変わらず、小心な私は、クローズを維持したままの走行となりました。
人口密度が過密で、視線が突き刺さる、東京近郊という理由もありますが、
根本的には性格の問題だと思います。。

最初は、東京近郊の渋滞に苦しみながらも、
目的地に近くなり、幹線道路を外れると、
中々のワインディングスポットを発見。

東京都心からも、そう離れていない(約50km前後?)場所で、田園風景が発見できたことに小さな悦びを感じました。

みんカラでは、素晴らしい絶景の中を、ホンダビートやロータスエリーゼ、マツダロードスター、BMW Z4などオープンカーで走るブログを頻繁に更新されている方をちらほら見かけて、その美しい風景に息を飲まれてしまい、個人的にひいきにしているブログもあるのですが、そういう方方は大抵、札幌在住であったり、仙台在住であったりで、日帰りで自然豊かな絶景に出会える場所にお住まいというのは非常に羨ましく思います。

私の場所は、無機質な市街地ばかりですので、、だからこそ、こういう小さい自然を発見できるだけでも、感動があります。




思わず、車を降りて写真を撮ってしまいました。



後ろからも。。。



絶景でなくても構わない。
「小さな風景」それに出会えるだけでも幸せでした。





僕が、「自然」というものに興味を抱き始めたのは、20代後半の時でした。
きっかけは、特に何があったわけでもないのですが、
ある日、近場の山に登ってみようという気持ちになっていました。
(当時は埼玉寄りの東京に在住していたので、足を伸ばせば奥武蔵や秩父山系の豊富な自然がありました)
日頃の東京コンクリート生活に疲れたのか、或いは加齢による心境の変化かもしれません。
とにかく、夢中で登りました。小さなお花畑、ひなびた集落、広大なパノラマ。。
わずか600m程度の標高でしたが、僕は、ある小川のせせらぎに直面したとき、ひたすら涙を流していたことを覚えています。あれは、28歳の時でした。

この時が境になったのでしょうか。。
僕の中で自然を愛でる心がやどり始めたのは。

親父が若い時、山岳にのめり込んでいた時代があり、槍ヶ岳、穂高、南アルプスなど色々縦走をしていたようです。その名残からか、子供をもうけたあとも、家族で日曜日日帰りハイキングを繰り返していました。当時は、土曜日はまだ学校があり、貴重な小学生の日曜日を潰して無理に山に連れて行く親に不満を抱いたことがありました。

でも、今考えるとそれは愚かだったと思います。もう家族であのような体験をすることはできない、幼少期だからこそあのような体験ができたのだと。今、一人でたまに登山をすると、そういう感情も噛み締めたりします。

そして、今回、佐倉にやってきて、やはり素敵な「小さな風景」に出会えて、思わず車の屋根を開けました。






人気がない場所なら、人目も気にならない。
そして、運転中でなく、停止中なら、気を使うことなく、空を眺められると。。。

オープンカーの魅力は走行中の風を受けるの大きいと思いますが、停止している車から見上げる風景というのも格別でした。車から出て、その場にしゃがみこんで眺める風景も素敵だけど、車中から眺めるオープンの風景というのは、また何か一つ表情が違いました。

周囲は、計器類やハンドル、シートに囲まれているけど、上がぽっかり空いている感じ。

妙にロマンチックな表情に風景が映えてきました。
見渡す限りの青い緑、羽ばたく蝶蝶、健気に咲く野花。。

その時、ちょうどラジオをたまたまかけていて、
お馴染みの方も多いと思いますが、昼1時から放送しているNHKFMの昼の歌謡曲。
その時は、失恋バラード特集。
が組まれていて、
徳永英明 レイニーブルー
など、僕が好きな往年のヒット曲が流れていて、

偶然にも、僕のオープンカー気分を高揚させてくれました。

最後の方で、
爆風スランプの
大きな玉ねぎの下で

が流れた時は、その哀愁のメロディーにすっかり感傷的になり、
青空を車から見上げながら、思わず、頬から涙が流れてきてしまいました。

爆風といえば、ランナーやリゾラバのイメージが強いですが、僕の中では
「玉ねぎ」は絶対はずせない曲です。

涙を流したって、ひとけが無いから、恥ずかしがることはない。。。

僕は、30前後を境に、すっかり涙腺がゆるくなってしまいました。
男らしくないかもしれません。もちろん、人前では涙は流しません。

それでも、特にこのような自然などには、とても感動する心は育ちました。

一説には、人は、加齢すると、喜怒哀楽をコントロールする前頭葉という脳の組織が劣化して、涙腺がゆるくなるという説があるようです。
それもあると思いますが、僕は人生経験を重ねて自然を愛でる心が育ったと思いたいです。





この時は、青い空と白い雲、そしてカーステレオから流れてきた
大きな玉ねぎの下で。のメロディーがシンクロして、不意に涙を誘いましたが、
この経験は、かつて28歳の時に、登山で出会った小川のせせらぎと同じ感覚を抱きました。


これからも、小さな自然に出会えたら良いなと思います。

Posted at 2015/06/14 15:50:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | コペン | クルマ
2015年06月08日 イイね!

親孝行のためにも、、初めてのコペンのタイヤ選び

最近は、少々運転も慣れてきて、遠くへ行きたいという願望もそろそろ出てきました。
必然的に高速道路を使う機会も出てくるとは思いますが、
私が去年末買ったコペンは、買った当初から、タイヤの状態があまりよくなくて、横に少しクラックが入っていました。

車に精通した親父や兄の意見では、タイヤはもう替え時だと話を得ていましたが、なかなか交換するタイミングを逸していました。溝に関してはまだまだ全然あるし、スリップサインなど当然無縁です。ただ、経年劣化でタイヤが悪くなっているのだと思います。

家族からは、一般公道を走行する分には大丈夫だろうが、高速道路は絶対替えた方が良いと言われました。親父も昔、セリカで東名高速を走ったとき、タイヤがバーストして、路肩に緊急停止した経験があるようです。運転初心者はバーストした時にハンドルの緊急回避対応などできず、大事故につながるから、タイヤは気にするべきで。。。とのことでした。

ところで、コペンはスペアタイヤ搭載していませんよね。マフラーのあたりを覗いてみると、タイヤを設置できそうなスペース?も確認できますが。。ま、デフォルトはスペアタイヤはなしで、緊急パンク修理セットが標準装備されていると思います。ただ、私が買ったコペンは10年以上経過した古コペンなので、この修理剤も劣化していないか心配です。

高速を走る機会が出てくるというのと、最近親孝行の一貫でおふくろをコペンに乗せて色々連れて行きたいというのもあり、老人を乗せるにはやはりこのタイヤのままではいかないかとも思いました。

なにせ、すべてのことが初めてなので、タイヤ交換というのも30代にして初めてのことです。(余談ですが初めてGSで給油したときは、給油口のスイッチが分からずに(まさか、収納ホルダーの中にあるとは!)、また給油口と逆向きに車を横付けしてしまい、方向修正でGS内をくるくる旋回したり、セフルGSでおつりを受け取る機械の扱い方に戸惑ったり、空気の入れ方も戸惑いました。ダッシュボードボックスから説明書を取り出してコペンの仕様表から規定空気圧を調べて、エアコンプレッサーとにらめっこしたり。。。この年齢でこんなにちぐはぐになるとは思いませんでした。)


そんなわけで、タイヤのサイズについても色々学んでいます。

コペンはご存知のように165・50R15で、最初はこの読み方さえわかりませんでした。。。今はホイールサイズや扁平率による、車の走行性能に与える影響なども少し知識は得つつあります。どうやら、コペンのタイヤサイズは、軽自動車でもかなり特殊で(スポーツ性能を生かすために大口径のホイールインチと低い扁平率)、タイヤは少々割高になる模様。

当初は、コスパよい、通販で購入して、タイヤショップに持ち込むのも視野にいれていましたが、家族から反対され(持ち込みは何かと大変だし、快く引き受けてくれるショップも少ない)、また比較検討したところ、通販では送料もかかるし、持ち込みだと割増し工賃も取られたりと、結局直接ショップで取り付け購入するとも大して価格は変わらなさそうなので、直接取り付けにするつもりです。

http://kakaku.com/car_goods/tire/itemlist.aspx?pdf_Spec201=15&pdf_Spec202=165&pdf_Spec203=50

で、タイヤの相場なども調べています。

兄からは、ポテンザを履かせたら走行性能はめちゃくちゃアップすると聞かされましたが、タイヤ賃だけで、5万。。。はちょっと高いかな。オヤジはアジアンタイヤはおすすめできないときかされましたが、やはりjこのサイトで見ると安いですね。タイヤがこんなにピンキリの価格とは。。
アジアンタイヤの価格も魅力ですが、レビューなどをチェックして、色々調べ上げた上で交換しようと思います。

タイヤ交換工賃、バランス工賃、タイヤ廃棄料金とか色々かかるみたいなので、そのあたりも下調べしたほうがよさそうです。

ちなみに、今のタイヤ(前のオーナーが履かせたタイヤ)は、ヨコハマタイヤなので、結構良いタイヤだと思います。溝が沢山あるのになぁ。とちょっと残念な気持ち。。



家族からは、タイヤは車の生命線。良いスポーツカーでもタイヤが駄目だと、全てがダメになる。命にかかわるパーツだ。とも言われたので、ちょっと慎重になります。

タイヤ選びも、安い買い物ではないですが、なかなか面白いです。

一人で乗る分にはそこまでシビアーになりませんでしたが、高齢のおふくろを乗せる事を考えると、やっぱりしっかり整備しなければと思います。

健康なうちにおふくろを色々な場所(千葉から箱根、甲州、信州、軽井沢、銚子、南房総、伊豆半島、赤城など)に色々連れ回そうと計画しているところで、「そんな遠くまでいかなくても良い」と言われますが、一人で宿泊するより二人以上で宿泊したほうが、結構安くて旨い食事がつく宿が多くなるという事実も知ってしまったので、、自分のためにも、そうしたいと思います。

また、自宅の千葉から甲府に向かうにしてもずっと高速を走らず、相模湖インターで降りて、そこからは相模湖や色々な山岳集落を寄り道して、甲府までは下道を通るとか、、結構ひねくれものですが、そういう風に適度にワインディングを楽しむスタイルがコペンらしいかなと思っています。

私の場合、目的地より、走る過程そのものが楽しみだったりします。

去年教習所通っていたときは、親孝行云々は視野に入っておらず、自分のために通っていたわけですが、何か行動を起こすと枝分かれで色々な選択肢が見えてきて、それも車の醍醐味かと思います。

車を購入したことで、親孝行ができる最高のツールを得たので、想定外の魅力を感じています。
Posted at 2015/06/08 08:07:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | コペン | 日記

プロフィール

「兄から車を譲り受けたので(ダイハツ・エッセ5MT)、マイカーとなったので、
ドライブ活動を再開しました。
先々月は伊豆半島一周、今月は紅葉狩りで北関東一周ドライブしてきました。
毎週のようにあちこちソロドライブしてます。」
何シテル?   11/07 13:10
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