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2015年01月22日 イイね!

RPGゲームとマニュアル車

やはり、MT車ですと、自分の運転技術が少しづつ向上していくのが自身でも感じ取ることができて、嬉しさは結構あったりします。元々、コツコツ積み上げていくのが好きなタイプなので、こういう人間にとって、MT車というのは貴重な存在かもしれません。TVゲームでも昔はRPGを好んでやっていました。Lvをコツコツ上げて、中ボスと闘い跳ね返されて再び、城や町の周囲でレベルをためて、ついに中ボスを倒し、新しい場所へ足を踏み入れる。

教習所での技能講習は特にそれと重ねていました。最初は、発進、ブレーキを学び、カーブを学び、20kmまで速度をあげる訓練、坂道発進、S字、クランクとハードルが上がり、第一段階の修了検定がRPGで言えば中ボスみたいな、でもそこで落選して、再び補習でレベルを上げるみたいな。。。MTであれば、更に学ぶ事が増えて、RPGとしてのやりごたえがあるという。。

そういう関門を一つ一つクリアしていくのが、元々好きな性分なのだと思います。ドラクエ3も無駄に勇者×賢者×賢者×賢者で全員レベル99まであげたりしていたので、凝り性なのでしょうね(凝り性でなければ、わざわざ今時MT車は選択しないでしょうし)

最近では、ようやく、MT車の最低限は扱えるようになったかなという印象です。教習所の教官からは、事故を起こす危険性があるからと注意され、ショックを受けてしまった時期もありましたし、MT車ですと相応に操作せねばならないことが増え、特に事故多発地帯である交差点に侵入する時は、シフトダウンしたり、一度クラッチを切ったりなど相応にやることがあるので、その分安全確認に全力を尽くしづらい側面もあったわけです。

ところが、最近ではそのようなシフト操作やクラッチ操作も無意識にできつつあるので、その余裕が安全確認へ集中できるようになっているのが功を奏しているかもしれません。このような要素などを考えるとやはり、MT車は伸びしろが沢山あるし、ドライビング技術が一つ一つ身についているという、まぁ、自己満足なのですが、そういう嬉しさはあるわけです。

アクションゲームやシューティングゲームって案外天性の能力に頼る部分があると思うんですよね。高橋名人、毛利名人の16連射とか、、自分にはあんな連射はできなかった。自分はセンスがなかったので、ゼビウスやスターフォース、スターソルジャー、グラディウス、ツインビー、魔界村、スパルタンXなどではなかなか高得点を出せませんでした。一方でドラクエやFFは、頑張ってレベルを上げた者が誰でも報われる。コツコツやれば誰でも結果がついてくる。そういう「報われる感」が好きだったのかもしれません。MT車を操ることも当初は前者よりかとおもっていたのですが、正直運動神経が優れているとはお世辞にも言えない、私でも如実に力がついてくるのを感じ取れるとうい点でも、RPGと重なるところがあるなと感じます。

技術が伸びれば、相応に遠出をしたいという欲も出るわけで、また訪れたことのない土地を走りたいという願望も出るわけで、ドラクエで例えるなら、初めて船を入手して、どこの土地へ行こうかなというワクワク感。初めてジパングを船で訪れた時の感動。そういう感動を車でも味わえたら良いななどと空想したりしています。長距離移動であれば、道の駅やサービスエリアをセーブポイント代わりに使えればとも思います。

Posted at 2015/01/22 22:42:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | スポーツカー | クルマ
2014年12月19日 イイね!

「車離れ」とライフスタイルの変化

最近、特に若年層の「車離れ」について色々と話題が挙がっています。一般的には、日本の景気低迷による賃金低下により車を保有できないという意見が多数を占めているようですが、自分は何度か記したようにこれについては懐疑的です。その他に、若者を中心とした余暇の多様化を指摘する者も多いですが、私はどちらかとえいば、こちらの意見よりです。

PCネット、スマホ。最近は色々時間を過ごせるツールが発達しました。今や、通勤通学電車の中では、スマホを見ない人を探す方が難しいですし、歩きながらスマホをいじる人も多い時代になりました。昭和の頃と異なる部分は、部屋に一日中いても時間を過ごせるだけのツールが格段と増えたことにあると思います。携帯、PC、ゲーム機、テレビ、DVD、ブルーレイ、、テレビ一つとっても、昔は民放とNHKのみでしたが、今や地上デジタル、BS,CS、ケーブルなど多彩で、ペット専門チャンネル、将棋専門チャンネル、プロレス専門チャンネルなどそういうマニアックなチャンネルさえあるので、このようなインドアで過ごせる余暇の増加は、確実に若者から車離れを加速させているのでは?と私は考えています。昭和の頃は、限られたテレビ局、ビデオテープが高い時代、ファミコンしかなかった時代、携帯、PCはもちろんありませんでした。そういう時代に「車」「ドライブ」というのは、夢のようなツールだったのではないだろうか?と、私はこの時代、まだ子供でしたが、容易に想像できるのです。


たしかに、若者の賃金は20年前とほとんど変わらないのに、車の価格だけは上がり続けています。当時のデートカーと称されたプレリュード、セリカなどは100万円台でしたが、今その手の車を購入するとなると250万前後まで行きます。86、CRZなど。。しかし、新車がスポーツカーの全てではないですし、中古という選択肢を考えれば、車の価格そのものや景気、賃金低下だけが、若者の車離れの原因ではないと思います。また、若者が車を所有するにしてもかつてのようにスポーツカーではなく、無難にワゴンやバンに走っているあたり、AT車を容易に選択するあたり(ガソリン高騰時代にマフラーから小銭がこぼれるようなスポーツカーは敬遠されるとしても、それを振り切ってロマンで乗ることこそがかつての若者らしさだったと思います)、車に対して見方が変わり「神格化」されなくなった。これは前述のように余暇があまりに増えすぎて、車がもはやそれらに埋もれてしまったのでは?私は、むしろそちらの理由が大きい印象を受けます。


以前、トヨタ幹部の方でしょうか?カーテレビゲームがあまりにもリアルになり過ぎてしまったから、若者が車を購入しなかったという発言があり、多くの人からそれは違うんじゃないか。という見解がなされました。私も同感です。たしかに、グランツーリスモなど、今や実車と解らないくらいの完成度になってきましたが、だからといって、それは車離れの理由にはあたらないと思います。たしかに、グランツーリスモの世界選手権での優勝者は、プロレーサーとしてのライセンスを付与し、実際、それでルマンなどサーキットで戦績を収めたものもいるらしく、テレビゲームもリアル加減もここまで来てしまったのか。。テレビゲームのドライビング技術は、そのまま実車のドライブ技術に反映されてしまうとは。。。と驚嘆するも、やはり現実とゲームでは違う側面もあります。風を切ったり、コーナーを切るときの充実感は、やはり実車を運転して初めて感じるモノがあります。前述の、プロレスチャンネルも、プロレスをテレビ観戦するのと、実際両国国技館で新日のG1を生で観戦するのでは迫力が異なると思います。生の歓声やレスラーから飛び散る汗は、たとえハイビジョンであっても、モニターで再現するのには、限界があると思います。そして、プロレスファンをCSのレベルで留まらせるか、両国国技館まで足を運ばせるかの境界線は、プロレスラーのパフォーマンスにかかっていると思います。同様に、グランツーリスモでプレイヤーを満足させてしまうか?スポーツカーを実際に購入させるように仕向けるかも、やはり車会社の熱意、情熱にかかっているのでは?と思います。テレビゲームを理由に車離れを結論づければ、簡単ですが、車メーカーとしての責務も今一度振り返ってもらいたいなとも思います。

本当にそのモノが好きなら、幾らかの対価を投じても、ナマで触れたい。と思うのはどの趣味でも同じだと思います。CS放送でこれだけ映画チャンネルが増えて、家庭でもドルビーデジタルを簡単に再現できる3Dオーディオシステムが普及したとしても、映画館が無くなることは無いと思います。映画館の大きいスクリーンに映写機、ロビーの独特の重厚感。。。やはり「生」はそれだけ対価を支払う価値があるのだと思います。実際、今でも優秀な映画は良い興行収入をおさめているのは事実なので、やはり「作品(クルマ)のクオリティー」これがどの分野でも大切なのではないでしょうか。映画館のロビーに踏み込む時、着座する時の緊張感。それは、車のシートに身を沈める時の緊張感に似たものを感じます。

たしかに、車は車を購入すればそれで済むわけではなく、ガソリン代、車検、整備費用、自動車税、重量税、自賠責保険、任意保険、駐車場代、高速代。。。お金がとてもかかります。かつての若者達のように純粋に趣味としてだけやっていくのは現実的ではないし、何かしら実用性がなければ、やってられない。特にスポーツカーはその槍玉になるのは仕方ないです(日本における車の維持費は世界的に見ても異常なほど高騰しています。税金や保険料など国として見直すべき部分もあるとは思います)。スマホやPCは一台それを買えば、毎月の維持費などたかがしれていますから。ただ、これは私の経験則なのですが、私は人より遅れて免許を取って、スポーツカーを購入しましたが、何かを身を起こして行動に移すということは、生活全般に付加価値を与えるのはたしかです。スマホで車の動画を覗いたり、PSで車ゲームをやることは、たしかに今や実車を上回る興奮と喜びがあるかもしれませんが、そこはあくまでモニターの中で泳ぐにすぎず、現実的な「行動」が伴わないので、生活全般がエネルギッシュになるとまでは言い切れないと思います。たとえ、実車を操ることが、それらのバーチャルなツールに追い抜かれる時代が来てしまったとしても、実際に目に飛び込む情景、肌で感じる景色、エンジンノート、アスファルトから伝わる振動などは、無意識のうちに、五感から得られる経験は、生活において多岐に渡る影響を与えていると思います。

それと、単純明快なのですが「お日様にあたる」これは、私にとって精神衛生上においてもとても重要で、部屋でバーチャルな車の世界を楽しむのもお手軽で魅力なのですが、手間暇かけて、外に出てドライブして、目的地で新鮮な空気と太陽に当たることで(オープンカーであれば、さらにドライブの過程でさえもお日様を浴びることができる)、当日のみならず、翌日以降も妙に活力が出てきたりします。車を持つ事で、外へ外へライフスタイルが流れるきっかけにもなります。なので、持論として、社交的な人ももちろんのこと、内向的な人ほど車を持つ事で、効果的に、良い方向にライフスタイルが動くのではなかろうか。とも思います。車という趣味の形成も勿論のこと、それが枝分かれして色々な趣味や余暇が思いついてくるのも車の醍醐味だと思います。「本体」としても「ツール」としても楽しめる。それが実車の魅力ではないでしょうか。


もちろん、こう記していながら私は、今のネットやスマホを否定しているわけではありません。このみんカラというサイトも、PCネットの恩恵なくして利用はできませんし、昭和ではこのような車の楽しみ方もなかったと思います。写真をアップするにしても、昔はフィルムカメラしかありませんでしたし、スキャナさえもなかったので、このようにオンラインで写真画像をアップするという行為一つとっても、一昔前から考えると「奇跡」だと思います。私は「バランス」だと思います。かつては、バーチャルツールがなく、純粋に車、ドライブのみを楽しんでいた時代があり、今はそういうものが失われ、実車を否定する時代も生んでいる。両極端ではなく、両者を上手く取り入れれば、とても素晴らしい時代になるのではと思います。

このサイトでも、オフ会を開催したり、友人同士でツーリングをされたり、チューニングの情報交換などをされたりすり人が多いですが、そのように、バーチャルツールを、実車をうまく折衷した楽しみ方。これは、21世紀ならではの楽しみ方なのではないかと思います。今の車は、たしかに昔に比べて創造性も低くなったかもしれませんし、刺激も少なくなったかもしれませんが、このような見方をすれば、総合的な車を楽しむ幅というのは、拡がりを見せているのではないか?とも思います。
Posted at 2014/12/19 18:10:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | スポーツカー | クルマ
2014年12月06日 イイね!

なぜ日本人はスポーツカーに乗りたがらないのでしょうかね

今日も帰宅中、スポーツカーを公道で見ることはありませんでした。
私のコペンは、自宅庭に駐車しているので、外出するとき、帰宅するときは、必ず目に付きます。また、帰宅した時は特にリラックスした状態なので、玄関に入る前に2~3分。コペンの廻りをくるくる廻って、凝視するのが日課になっています。完全なうぬぼれなのですが、やっぱりかっこいいよ。スポーツカーは!って1人で物々心でつぶやきながら周回しています。特に、今日は、コペンが夕陽に当たって、あちこちギラギラ乱反射していてそれも素晴らしかったです。5層コーティングは伊達じゃありませんね。先日話したように、これだったら通りがかりの小学生達に、ボディを絶賛されただけのことはあると思います。

でも、なぜ皆、スポーツカーに乗らないのかな?と思います。今日は土曜日ですしね。AT車率が日本では98.5%くらいらしくて、スポーツカー購入する人の6~7割はMTを選択すると思うので、そうなると、3%程度のスポーツカー普及率なのかなと思います。私はこの値少ないと思います。たしかに、コペンやロードスターになると2シーターで、実用性が乏しいですが、86などは、4シートありますし、自分は独身なので、家庭を持った人の事情が理解しにくい部分もありますけど、自分のコペンだって、トランクはしっかりあるし、オープンにしなければ、ギターケースくらいは余裕で入りそうです。燃費にしても、自分の車は街のりで15km近くで悪くないです。

チャイルドシートが付けにくいなど色々事情があるでしょうけど、、

個人的にはスイスポはコスパに優れた素晴らしい車だと思います。スイフトがベースになっているので、ファミリーカーとしても使えるし。でも一級のスポーツカーですし。6速MT、エアロ、スポーツシート、エンジンチューニング、その他の特別仕様で160~170万で購入できるのですから。

もし、仮に自分が家庭を持っていたとしたら、ミニバンを購入せずに、スイスポあたりを必死で家族を説得して購入しますね。願わくば奥さんが限定免許だったら、限定解除代金をこちらで負担してでも限定解除してもらって、6MTを選ぶと思います。

そういう家庭の事情で、スポーツカーを諦める男性もいるようですが、一方で若者もかつてほど、スポーツカーに乗ることに興味が無いようですね。私は30代で、一つ違いの上に兄がいるのですが、兄やその友人は皆車好きがとても多かったです。兄はワンエイティー乗っていたし、その友人も、アンフィニRX7乗っているものもいたし、ファミリアGTR、スープラ、、皆、スポーツカーに乗って峠、サーキット、首都高などに繰り出していました。90年代のことです。兄に至っては当時、車が好きすぎて、ガソリンスタンドで働いていて、休日はサーキットや峠などに行っていました。

当時、父親がインテグラタイプRに乗っていて、兄の友人達が父親のインテRを試乗させてもらったところ、その乗り味とVTECの衝撃にやられて、兄の友人のうち3人もがインテRに乗り換えたという事さえあったようです。(当時の僕は車には無関心で免許さえありませんでした)。僕の世代30代が最後の世代かなぁ。とも思います。

景気が悪いせいで、若者がスポーツカーを好まない。という意見もありますが、私はそれについては少し懐疑的です。兄や兄の友人達にしても、新車でスポーツカーを購入したわけではなく、中古で50~100万くらいで、ローンなど組んで買った人が多いです。けして、若者では不可能な選択ではないと思うし、そう考えると若者を中心とした車に対する価値観が変異したのかなとも思います。

スポーツカー=燃費が悪い、実用性が無い。という意識があると思いますが、先に挙げたスイスポなどの例のように、そこそこ燃費も良いし、物も積めて、4~5シートあるスポーツカーだってあるわけですからね。もう少しスポーツカーが支持されてもよいのではないかなと思います。4~5シートあったら、それはスポーツカーじゃないだろ?とまた別の議論が起こりそうですが、ピュアスポーツでなくても、たとえスポーティーカーでも、スペシャリティカー(死語)でも、僕は大いに結構だと思うんですよね。人生には遊び心が必要なわけで、遊んだもんがちだと思うんです。車は、ただの道具、移動手段。それもそうかもしれないけど、そのような中でも、楽しめる余地があれば楽しみたいというライフスタイルの貪欲さは大切な気がします。その象徴たる車こそがスポーツカーだと思うのです。


スポーツカー持っていると、走らせなくても、庭においてあるだけで、物凄い所有感みたいなものに満たされます。もし僕が軽ワゴンやミニバンを選択したら、こういう感覚には至らなかっただろうなと思います。

付加価値として、スポーツカー購入という思い切った選択をすることで、生活に行動力が増したのもたしかです。車を操るということとはまた別の部分で。メンタリティーの部分です。車を使ってあれをやろう、これをやろうなどと色々空想したり、、私自身、今までこのような高い買い物をしたことがなかったし、後先のことを考えて買うときかなり躊躇しましたが、最後はもう勢いでした。でも、その勢いが結果的に、車に限らず、行動を起こすことをより能動的にし、生活を豊かに、そして思考もポジティブになっていることも実感します。


日本人気質というか、隣の家がミニバンだから、私もミニバン。みたいな、目立ちたくない精神が働いているのかなとも思います。黒や白の車の下取り価格が一番良いというのも、如何にも日本らしいといえば日本らしい。それが協調主義という日本の美徳を生み出し、今の日本の繁栄を築き上げているわけで、個人主義の欧米諸国とは違うのは当たり前といえば当たり前なのですが。。

まあ、私も今まで、どちらかといえば、長いものに巻かれまくっていきてはきましたが。
ただ、好きなもの、趣味に関しては、周囲に歩みを合わせる必要など無いと思うんですけどね。。。

最近の若い世代は、夢を見ることもあまりなくて、現実主義だという指摘も成されます。その信憑性は定かではありませんが、やはり殻を打ち破って、何かやると、今まで見えなかったことが見えてくるというのもたしかです。


Posted at 2014/12/06 16:56:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | スポーツカー | 日記
2014年11月16日 イイね!

スポーツカーの真の定義とは?

「スポーツカー」という言葉。
明瞭のようで、結構曖昧な気がします。

どこからどこまでがスポーツカーで、それ以下が一般車なのか?
これについては、議論すればする程に、色々な意見が出て平行線に終わる気がします。

ランボルギーニ、フェラーリまで行けばスポーツカーと呼ばれる確率は上がると思います。一方で、NSXと現行GTRは、国産を代表すうスーパースポーツであるというのが多くの意見だと思いますが、一方でNSXはピュアスポーツだけど、GTRはピュアスポーツではない。という意見もあったりします。GTRは、自動化されたクラッチペダルが無いなどそういう観点からなのかもしれません(実際はセミATで、大衆車のトルコン式ATとは別次元だとは思いますけど)。そういう諸所の部分まで焦点を当ててしまうと、スポーツカーの境界というのは益々曖昧になります。

最近はあまり耳にしなくなりましたが、「スペシャリティーカー」「スポーティーカー」「デートカー」などという言葉もありました。簡単にまとめると「準スポーツカー」という位置づけなのだと思います。かつてのセリカとかプレリュードなどがそれに当たるのではないでしょうか。馬力やトルクなどのスペックで割り振った結果だとは思いますが、一口にセリカといっても、SSⅠ、SSⅡなどありますし、更に上には、WRCのGTセリカまでありました。それでも「スペシャリティーカー」なのか?と突き詰めると中々簡単にはスポーツカーという定義はしにくいのかなと思います。

そんなセリカですが、僕の中では、完全にスポーツカーです。僕は、スポーツカーの条件として、美しいボディーというのが絶対条件であり、これを十二分に満たしてくれるセリカはスポーツカー以外の何者でもないです。たとえば、馬力などの走行性能に重きを置く人、あるいは私のようにボディフォルムに重きを置く人、様々なのかと思います。

以前、親父とスポーツカーの定義について雑談したことがあります。自分はその頃免許をまだ持っていない頃で、上記のようにスポーツカーは美しいボディを持ったものがそれだ。空力特性を生かした走行性能から生まれる偶発的なボディーラインこそがスポーツカーの魅力だ。と発言したことに対し、親は、手足を駆使して激しい運動をするからスポーツカーなのだ。と意見が割れました。野球やサッカーをするようと同じような運動量をドライブに求める車種だから、スポーツカーなのだと。

最近、私はコペンを運転しだして、その感覚を少しずつですが解りはじめました。コペンは、ビートほどストイックな車ではありません。其の点では、「スポーティーカー」寄りなのかもしれません。ですが、両手両足を常に駆使しての走行。ワゴンRを運転していた時と比べて、明らかに(私の体の)運動量は増しました。ATとMTの違いというのが極めて大きいです。常に、コーナーで、交差点で判断力を要求して、両手両足を駆使する。特にサーキット走行しているわけではないですし、そこら辺の公道を転がしているだけなのに、帰宅したら、体が妙に火照って、それでいて両手両足に妙な充実感が残されているという。。。コペンの排気量は660ccで、車という観点で見た場合の運動量は少なめです。ただ、ドライバーという観点で見た場合の運動量でいえば、MTであれば、911であっても、フェラーリであっても、コペンであっても、同じコース、同じ条件で走れば、全てにおいて相応のものが要求される気がします。むしろ、公道で転がす場合なら、コペンやビートのような非力で小さい車の方が、キビキビ俊敏性を増すために、こまめに両手両足を動かす事が必要なのでは?とさえ思えます。

ホンダ・ビートは、別名「ドライバーを育てる車」と呼ばれているそうです。最近、私が実体験した上記の経験からこの意味。少し解った気がします。ビートは、100%MTのみの製造に終始しましたから。。スポーツカーは他のどんな車種よりも、MT比率が高い。両手両足を駆使するから「スポーツ」カーなのだと。

その他では、コペンの座席に着座したとき、「やる気」にさせてくれます。ワゴンRに比べて明らかに低い目線。ノーマルシートでも、両サイドが盛り上がり、しっかりホールドしてくれるスポーツシート。キーを廻してスターターをかける瞬間。「ドライブという名の運動をするんだ」という感情へいざなってくれます。

免許を持っていなかった頃のスポーツカーの定義から、
実際コペンを転がすことで、一皮むけたスポーツカーの定義を掴みかけている感じです。
Posted at 2014/11/16 18:40:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | スポーツカー | 日記

プロフィール

「兄から車を譲り受けたので(ダイハツ・エッセ5MT)、マイカーとなったので、
ドライブ活動を再開しました。
先々月は伊豆半島一周、今月は紅葉狩りで北関東一周ドライブしてきました。
毎週のようにあちこちソロドライブしてます。」
何シテル?   11/07 13:10
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