2014年12月11日
今日は、兄貴が長期休暇を取れたということで、私の実家に妻子を連れて帰省してきました。帰省という理由は建前で、本音は私のコペンが気になってやってきたらしいですが。。。。
任意保険をかけるときは、父親から別居家族、友人まで全てかけろ。という無理難題を押し付けられて言われるがままにそうしてしまいましたが、これも作戦の一つだったのかなと。。。
案の定、勝手に兄貴に操縦されてしまいました。最初は親父が運転して、兄貴が助手席で、ツーシーターなので、私は乗らずに見送っていたのですが、いつの間にか席を交代して、兄貴は若いときかなり無茶な運転をして、スポーツカーを壊してきたので(具体的には夜の首都高バトルなどで、、)、大丈夫か?と思いましたが、帰宅して聞いてみたところ、「あれいはいい車ダゼ。あれはいい車だ」と話たあと、
兄「スマン、110キロほど近場の道で出してきた(公道でそれはどうかと。。。)」
私「・・・・・」
兄「ワルイ。3~4速でひっぱってきちまった」
私「ま、まさか」
兄「7000回転くらいまでぶん回してきた」と
私「がっぴーん」。。。
兄「大丈夫だって。これくらい一瞬のことなんだから」
「すげー、いいエンジン音だ。やっぱり高回転まで回さないと」
私「・・・・・・」
過去の血が騒いだとか?兄貴は、家庭をもって以来、車はなかなか所有できなかった反動もあるようです。
「~~(私の名前)よ、スポーツカーは高回転で潜在能力を発揮してこそ価値がある」などと釈明されました。ただ、私的には、兄貴にコペンを運転させてあげることはむしろ喜ばしいことかもしれません。というのも、私の周りの友人知人には、若いときから1人も車好きがいなくて、私の車をお披露目する機会も、語り合う機会もなかったのです。今回、初めて兄貴をがっつり車について語り合う事ができたのは非常に爽快でした。
コペンは、軽自動車規格なので、どこまで兄貴が魅力を感じ取ってくれるか?と期待と不安が交錯していましたが、思いのほか「これは、正真正銘のスポーツカーだ」と太鼓判を押してもらえました。足回りは、走りこめば若干ソフトだけど、ハンドルはクイックだし、加速性能も良い、このスピードは軽自動車じゃ反則だぜ。やっぱりMTって楽しいよな。久々だ。こんなに楽しい車を運転したのは、弟よ、スポーツカーの喜びは排気量やパワーだけが全てじゃないことが、このコペンが証明しているぜ。車に後部座席はいらねぇ。2シートでこそやる気にさせると。
そこまで言うか!?いや、正直、愛車を誉められると嬉しいものです。
自分的には、まだ運転があたふたしているので、スポーツカーの魅力を感じ取れるにまでは至っていませんが、スポーツカーをある程度経験した者からこういう言葉を聞けるということは、期待もできるというものです。
相変わらず、兄貴と車の話をすると過去の思い出話を聞くことができて、それはそれで面白いです。
たとえば、今日聞いた逸話?は。兄が高校生の時、同級生が、免許取得した後、ファミリアGTRを早速購入し、そのまますぐに東京から軽井沢まで日帰りドライブを兄含む仲間3人として、碓氷峠の急峻な坂道発進にはまりこみ、まったく上がることができずにいたらば、近所の通りがかったおばちゃんが、颯爽と窓をノックして、運転席に乗り込み、7000回転くらいまでアクセルをぶん回して何気ない顔で登りきり運転席を降りて何も言わずに、そのまま去っていった。という伝説を聞きました。その友人は、マジ泣きしながらおばちゃんに感謝していたという。。。。ここまで来ると、笑い話になってしまいますが、当の本人は、坂道発進もままならず、パニックになり、同乗した他の2人は、高校三年生でまだ免許を持っていなかったという絶望的シチュエーションで救世主が登場したようです。
そういう、クダラナイ!?車話は、兄からはポンポン飛び出してきます。僕と異なり、兄の青春時代は、友人達のそばには、常にスポーツカーがそばにあったような生活だったようで、今にして思うと、そういうちょっとヤンチャな青春時代は、羨ましくも思えるものです。
Posted at 2014/12/12 00:21:15 | |
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コペン | 日記