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2016年03月24日 イイね!

なぜ人は「旅」をしたくなるのか考えてみる

突然ですが、僕は「旅」が大好きです。
免許取得してまもなく二年。
初めての愛車であるコペンを購入して一年と少しが経過しました。
私のブログスタイルというのも、ある程度確立してきて、2~3割は僕の気ままな(というかくだらない)自動車評論、残り7割程度は、ひたすらドライブ日記。のようなものになっています。

私は昔から「旅」が本当に大好きなので、このようなブログスタイルになることは自然な流れだったと思います。一口に「車好き」といっても、みんカラの色々な人のブログを見ると、サーキット日誌であったり、車いじり日誌であったり、はたまたオフ会日記など人とのリアルなつながりを重視したブログだったり、その人のカーライフが多様に見えて、その人の趣向・性格なども見えてきそうです。
もちろん、私のようにひたすらドライブ日記を連ねる人も珍しくありません。

免許を取得する前から、この旅好きは既に発揮されていて、JR普通列車一日乗り放題切符「青春18きっぷ」を利用した旅や若い時は友人と海を見に行こう!という理由だけで西東京から東京湾までひたすらママチャリをこいだり、登山も好きなのですがそれも旅の一つだと思います。
人生で初めて一人旅を経験したのは、大学合格した直後、自宅の東京から夜行列車に乗って北陸旅行をしたときです。その当時はまだ旅のノウハウも知らず、観光地らしい場所もいかず、ひたすら鉄道に乗車して、ホテルと駅の往復という味気ないものでしたが、今でも当時の情景は清明です。

僕の旅のスタイルというのは少し変わっており、TDKやUSJのような人が集まるような場所はあまり好まず、手つかずの自然が残されたような場所を好み、また目的地を楽しむこともさることながら、どの鉄道車両に乗ろうか?どの特急、急行に乗って、流れゆく車窓を楽しもうか?などの「過程」「道程」というものを非常に重視します。子供の頃はロングシートの座席に乗っても、窓を正面にしてずっと車窓にかじりついて中腰のキツイ姿勢で2~3時間乗車し続けるのも何も苦ではありませんでした。


親戚は名古屋に多いのですが、数年前親戚の不幸があったときも、新幹線を使わず、あえて塩尻を経由して特急あずさ→特急しなので、六時間以上かけて名古屋に向かったという「変人」ぶりです。親戚の人達からは、相変わらず~~君(私の名前)は子供のころから趣向が変わってないよな(笑)と突っ込まれながらも、内心、新幹線二時間で一瞬で到着するところが、特急二種類も乗車できて、6時間もアトラクションを楽しめ、起伏にとんだ中央本線の車窓も楽しめる。ほぼ同じ料金で!!と内心考えていました。それほど旅の過程は大事だと思うのです。

なので、車を購入した今でも、その「過程」というものを引き続き重要視します。
高速道路を使用しないというのは、ぶっちゃけ経済的問題も大きいですが、一般道でちんたらブラブラ走ることで、地元の自然、風景など垣間見えてそれはそれで楽しいではないか?と思ったりします。

コペンというスポーツカーを(馬力&トルク等動力性能云々で見るとコペンはスポーツカーではない。という意見もあるでしょうが、国産車最低車高を記録し、低いアイポイント、カーブで食い込んでいくようなクイックなハンドリングなどファンドライブに徹した車体構造である以上、私はスポーツカーと定義しています)選んだのも、今時珍しいマニュアル車を選択したのも、目的地を楽しむのもさることながら、鉄道ファン時代から追及していた「道程」「プロセス」を重視したいという私なりの願望で、この車を選択しました。ただ欲張りなだけなのですが、元来凝り性なの気質も作用しています。

でも、なぜ自分はこんなに「旅」というものが好きなんだろう?
と疑問を持って、ネットで調べてみたら、
旅好きの傾向を扱うサイトが出てきました。どれもこれも恋愛ネタに絡んでおり、
そこは下世話だなーと思いつつも、旅好きな傾向をみていくと、

↓以下引用

1)一人旅もOK! 根っから“旅好き”な人は?

● 『新奇性追求型遺伝子』……とにかく変化を好み、新しい体験を求め続ける遺伝子

根っから旅好きな人は、上記の遺伝子を持っている可能性が高いそう。この新奇性追求型遺伝子は、簡単に言えば刺激やリスクを求める遺伝子で、一人で旅の計画ができ、行ったことのない場所で迷子になったり、その土地の人々との新しい出会いを楽しんだり、いわゆる“冒険”のような旅を楽しむ人も多いようです。このような人は、一人で旅ができるに相応しい”自己主張”の強い面も持っていますが、「自分はどこに行っても楽しめる」という自信を持っていて、“自己信頼感”が強いという長所もあります。…

↑以上のような記述がありました。
おおむね、これは正しくも思いますが、僕にあてはめえると結構違っているところもあります。
こういうタイプは社交性がとてもあって行動的とも記されていましたが、私はけっしてそうではありません。内向型ですし、旅に関しては行動的ですがそのほかの事柄にかんしては、受け身です。ま、好きなことに関してのみ限定的に行動的ですが。。自己信頼感という点でも微妙。私は劣等感は強いタイプで、自信はけしてありません。なにしろ、オープンカーで屋根を開けるだけでも、結構恥ずかしかったりするほどなので。。

このような自信欠落感、内向性、受け身のような傾向は、旅嫌いの項目で記された特徴だったので、それでは、一体自分はなぜこんな傾向でも旅が好きなのだろうか??という益々腑に落ちなくなり、結論が見えなくなってきました。

このコラムでも記されていたのですが、女性の旅好きっていうのは、友人とワイワイして雰囲気を楽しむことも含めての旅好きだそうですが、私の場合一人でも結構旅してしまうし、目的地や過程などを一番重要視するので、女性が旅するようなワイワイとは同じ旅好きでも一線を画す。よりストイックでマニアックで踏み込んだ旅好きだと自分は解釈しています。

特に、僕は旅行するまでのプランを一人で黙々と立てるのが大好きで、どの列車に乗ろうか?どの国道、県道を走ろうか?宿はどういうタイプにしようかな?観光スポットをひたすら調べたり。人によっては「やってらんないよ。めんどうくさい」って思うことがむしろ楽しかったりするくらいです。むしろ、旅行そのものより、このプランをいろいろ空想することの方が楽しかったり。地図も大好きなので、プランで地図をいろいろ眺めるのも至福の時です。間違ってもパッケージツアーなどは注文せず、全て自分の納得いくまで自分でプランを組み立てます。経済面でもその方が断然お得ですし。

客観的に見れば、旅なんてものは、形にもなにも残らないし、残るものといえば「記憶」でしょうか?旅に興味無い人も結構いるし、そういう人から見れば「旅なんてお金の無駄だよ~~」と真顔で言う人もいるようですが、この年代に来て、僕はますます人生も折り返しにきて、人生に合理性などを求めなくなってきたので、旅の価値観、重要性というのはますます深まってきています。

初めての車でスポーツカー、オープンカーを選んだ時点で、モノは詰めないし、人も二人しか乗せられないし、もうすでに完全に人生の合理主義から逸脱はしていますが(笑)。わざわざ九時間かけて普通列車で甲子園高校野球を観戦したり、僕の不合理人生は今に始まったわけではなく、、、
鉄道のレールに乗る行為は大好きですが、人生のレールはなるべく踏み外しながら生きていきたいなぁ。という願望強いです。きっとこれからもそういう不器用な生き方しかできないと思います。

Posted at 2016/03/24 20:18:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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ドライブ活動を再開しました。
先々月は伊豆半島一周、今月は紅葉狩りで北関東一周ドライブしてきました。
毎週のようにあちこちソロドライブしてます。」
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