
以前より、自分は地図を俯瞰したり、航空写真を眺めたりするのが好きなことは何度かこのブログでも書いてきましたが、そのようなものを駆使して、今回は自分がいずれドライブしてみたいな。と考える「名道」をいくつか紹介してみたいなと思います。
・西伊豆スカイライン(静岡県)
伊豆半島の北西部付け根に位置する、やや内陸部を走る道。かつては、有料道路だったようですが、今は償還が済んで無料化になっている模様。
地形図を見た感じ、おおむね1000m以下の標高を強めのコーナーの連続で縫うような道のようですが、不思議と航空写真を見る限り、森林は少なく草原地の中を走行できるルートのようです。低緯度帯域で、森林限界を超えるには2000mラインは必要だと思うのに、このような見晴らしの良いドライブ道というのは不思議な印象ですが、僕はこのような見晴らしのよいドライブ道に憧れを持っているので、俄かに期待できる道です。
・西湘パイパス(神奈川県)
地元の人にとっては、何の変哲もない、パイパス的要素を兼ねた有料道路というところでしょうけど、youtubeの車載動画を見た時、特に下り方面で西側から広がるオーシャンビューに感銘を受け、これは、ひょっとして、ひょっとするぞ?という期待を抱きました。いわゆる鎌倉、江の島から続くかの有名な国道134号線の延長線にある道路ですが、有料道路ということで、交差点も信号もないので、更にスムーズな海岸ドライブが期待できるかと思いました。サザン、チューブ、オメガトライブが似合いそうな道です。
・志賀草津道路(長野県)
これは、もう有名中の有名な道路で、本州ベスト10には誰もが推すルートだと思います。さすが国道最高標高地点を走行するだけあって、森林限界線を越える壮大な光景を航空写真からも予感できます。
東側に名峰白根山を眺めてのドライブもうれしくなりそう。。
遊びの少ないステアリング、機敏に操るシフトワーク、、
スポーツカーの真価を発揮できる適度なワインディング。。
・霧降道路
日光市から鬼怒川方面に伸びる、県道以下の小さな小道。有名ではありませんが、地元の観光雑誌などではかなり全面に押しているロードです。ハイライトは、牧場に至る草原を縫うようなワインディングでしょうか。。。

この航空写真は紅葉しているので、秋口ですね。霧降道路は日光なので、ハイライトは初夏のニッコウキスゲが満開の時期でしょうけど、栃木の紅葉も捨てがたい。。
左手に栃木の名峰、男体山を眺めます。女峰山、男体山などの高標高のなだらかな東斜面を高原ロードのような感覚で走行できる。スカイラインのような魅力があるのだろうか?という魅力を地形図から感じ取れました。
・クリスタルライン(山梨県)
これは、どのドライブ雑誌にも掲載されていないので、かなりマイナーな道だと思います。たまたま、山梨県の地方自治体観光協会について色々情報収集していたら、ネットで出くわしました。他の道に比べて、特別なインパクトはありませんが、走行距離は50km以上(そのかわりマニアックすぎてルートを探すのが大変&迷いそう)で、武骨にガチなドライブをしたい人にはうってつけな感じです。
地図や航空写真みても良く判らん(-_-)
・嬬恋パノラマライン(長野県)
これは、最近になって書籍でよく紹介されるようになりましたね。
元はといえば変哲もない地元農道のようですが、都会人からすると、このような高原野菜に囲まれた緩やかな道というのは実は魅力的なのですね。
パッチワークのような畑の中オープンドライブしたら気分良いだろうな!
地図ネタで、少し番外編的なのですが、
自分の地図、書籍コレクションを勝手に紹介していきます。。。
親父から譲り受けたドライブ雑誌。
出版は95年など、かなり古いですが、何しろ今のドライブ雑誌にはない、ガチ加減でむしろ重宝しています。若者のスポーツカー離れとか、こういうところもリンクしているのかなぁ?
たとえば、赤城道路の紹介に一ページさくとか、ガチすぎますね(^-^;
親父は、本州のいたる道をかつてスポーツカーで走りまくっていたらしく地図にはラインマーカーと古い走行日付がぎっしり記されています(コンプリート系??)。当時はカーナビとかない時代だったようで。。。性格は全然違うのですが、趣味趣向で血を争うことはできず(^-^;
こちらは、自分で新規購入した本。血は争えず。。
そういえば、先日BSのおぎやはぎが司会しているゲストに映画翻訳第一人者の戸田さんが登場したのですが、彼女は海外をレンタカーで旅するのが大好きならしく、彼女の主義として、海外でドライブする時は、必ず高速道路を使用せず、一般道を使用するというものがあるようです。曰く「高速道路走ったって、どこの国も同じじゃない。地元の風景を感じ取るには一般道が一番よ」と。百回ほどうなずいてしまいましたね(笑)。一般的には、車って単なる足とか道具くらいにしか思っていない人多いと思うんですよ。限定免許の普及とかスポーツカー離れとかそういう部分が反映されているかと思います。でも、僕は違う。目的地に行くというよりも、どの道を選択して、刺激を求めるドライブを重視するかが重要なので、彼女の意見には大いに賛同できました。
本音いえば、日本の高速道路はちょっと高すぎねーか?だからあまり乗れないというのもありますが。。
更に番外番外の
僕が幼少時代にコレクションしていた、高速道路SAPA配布の無料ハイウェイマップ
部屋を整理していたら出てきました。
出版は83~87年ものがおおいので、おおむね僕が幼稚園~小学校低学年くらいのものです。子供の頃は、もちろんお金が無いので、このような無料配布ものはありがたい存在で。家族の帰省で里帰りするお盆、年末年始は、僕にとっての一番のハイライト。SAでかたっぱしからこちらの地図を頂いてきて、お年玉レベルの悦びを感じて東京に戻り、学校や幼稚園から帰宅してから、これらの地図を数時間ずーっと眺めるという生活でした。
幼稚園くらいから既に地図などにかなりとりつかれており、むしろ運転免許取得が30才以降はおそすぎやしねーか?と今更ながらに感じております。時は戻ら無いので、今後密度の高いドライブを繰り返して、18才取得者達に追いつかないと。。
30年以上前のハイウェイマップなので、かなり茶ばんでいます。。
どうりで、自分も歳を重ねたわけだぁ。。。
Posted at 2016/09/23 08:01:35 | |
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