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TAKA.のブログ一覧

2015年11月08日 イイね!

千葉県成田市、コペンでコパンさんに出逢いました(謎)

コペン@千葉県探検隊員のTAKAです。

実は、今、私のコペンが体調不良になりまして、入院(修理)に出してしまっています。
エンジン等の心臓部ではないので、致命的なモノではないようですが、結構修理費がかかってしまうようで、、、年齢10歳以上なので、仕方ないですが、修理費があまり重なるともはや軽自動車の維持費云々はチャラになってしまうのが哀しくもあり、生活カツカツになり、、というところです。。高齢の車だと、修理との格闘になりそうですが、ヤフオクで経費浮かすために程度の用意中古修理パーツを探しましたが、なぜか私の欲しているパーツだけ出品されていなく、結局、ダイハツから純正品を手配せざるを得なくなりました。

ちなみに、修理を出す前に自分で何とかできるかと、親父と一緒に格闘しました。しかし、隠しねじとか色々あって四苦八苦。いわゆるDIYというやつですが、だんだんバラシていくうちに、分解したものが、今度は元に戻るかってほうが逆に心配から恐怖に変わって、結局これ以上は分解しないほうがいい、専門家に任せよう。という風で今に至ります。当初は、車に詳しく慣れて、修理代も軽減できるんだから、一挙両得じゃん!と期待していましたが、DIYは、やっぱり自分にはハードル高すぎるようです。

修理費は、工賃は、各々の修理に対する作業時間というのが決まっているらしく、結局どこの業者に依頼しても大差ないようですね。また、修理費は工賃より部品代がとにかく高い!と感じました。特に初代コペンは生産は打ち切られているので、保管料金で年数が経てば経つほど高騰していくようです。ただし、クラッチ交換のように自動車内部まで手を入れなければいけない修理だと逆に部品代より工賃が高くつくようですね。なので、私のように身分不相応に、無理やり車を所有している人間は(笑)、工賃と部品代のバランス、兼ね合いを考えて、中古の耐久性を考慮しつつ、新品パーツを導入するか中古品を導入するか、など適時選択するのは一つのやり方だと、高い授業料になりましたが、これもまた一つ、車を長く維持していくにあたっての経験になってくれればよいです。

代車はAT車を使用していますが、免許取って、ほぼコペンのMTばかり操作していたので、逆にAT車でテンパりました(笑)。クリープで、勝手に車が進んでいくことに違和感を覚えたり、Dギア、Nギア、Pギアなど久々に見たので、あれ?これなんだっけ?と。教習所時代の事を思い返して操作しました。一方で、ワゴン車はやっぱりコペンに比べて見通しがよくて、運転はしやすかったです。車って改めて車高ってこんなに高いんだ!って衝撃を受けました。いや、むしろこのアイポイントの高さが車の標準なんでしょうけど、スポーティーカーが改めてこんなに視点が低いんだ。だからゴーカートのような刺激があるんだって、再確認できました。思い返せば、初めてコペンに乗った時、こんな視点が低い車、見切り悪いし運転つらいよ。。とか思っていたけど、住めば都で、この高さが結構当たり前と感じてしまうから、人間の順応性は凄いです。
コペンは改めて、スポーツカーの部類だから、目視視界域が多少狭くなるのは仕方ないと思いますが、コペンもそれなりに乗ると、自分なりの目視確認のコツというか技も覚え、それで何とかカバーしています。(リアウインドが三角窓しかないコペンの場合、クローズ時の後方視野は、もはやあきらめていますが)




で、前置きがかなり長くなりましたが、今回は修理に出す前のコペンで、成田市に先日行ってきました。

まずは、成田さくらの山公園へ、
その名の通り春になると、桜が一面に咲くスポットのようです。
少し小高い丘になっているようで、成田空港の知る人ぞ知る飛行機撮影スポットとして有名なようです。







さくらの山公園は成田空港の北側にあり、
もう一つの公園が南側にあるようです。
どうやら、成田空港は、風向きによって、追い風向かい風を計算して、北から侵入離陸する経路になるか、南から侵入知りくする経路をとるか変わるようです。
たとえば、午前中は全ての飛行機が北から侵入し、午後になったら今度は、風向きが変わって、南から全ての飛行機が侵入する。なんてケースがあって、航空機ウォッチャーは、それにあわせて、北と南の公園を行き来する人さえいるようです。世の中には、物事に、熱心な人がいるようで、なんか親近感がわきます。そういうマニアックなものに打ち込める人は素敵だと思います。
私の時は、北から侵入、南方向へ離陸を全ての飛行機が取っていました。











一眼レフで撮影しましたが、望遠レンズ等は持っていないので、あまり大きくは撮影できませんでした。周囲のお兄さんたちは、とてつもなく長いバズーカ砲みたいなレンズで飛行機を連続どりしていて、ちょっと僕はディープな世界を垣間見てしまいました。

僕は、スポーツカーと鉄道が特に好きですが、船、飛行機、バス、「動く機械」は基本、なんにでも興味を示します。また、動く機械もさることながら、その中から流れる景色を眺める事も大好きで。子供の頃は、家族の小旅行に出かければ、鉄道のロングシートにも関わらず、中腰の姿勢で、ひたすら何時間も体を窓側に反転させて、かじりついて、車窓を眺める。。。それくらい車窓を眺めことが子供の頃から身に沁みついています。通勤のいつも見慣れた車窓でさえ、晴、曇り、雨、雪、朝霧、夕暮れ、夜間によって色々な表情を見せてくれて飽きません。秒単位で未知の景色が変わっていく車窓の魅力は語りつくせないものがあります。今は、まだ車の運転に緊張があって、中々車窓を楽しむ余裕まではいきませんが、慣れた頃には車窓の魅力を堪能していきたいです。


そのあとは、成田市場へ。。
成田市場といっても、成田は結構海から離れた内陸部にあるせいか
魚介に限定せず、乾物や駄菓子など色々なアイテムを扱っているようです。

ということで、成田市場でコペン撮影会開催しました。
コペンと市場、全然関係ないけど、もう何でもアリです。







色々な角度で。。
やっぱりリアビューが好みなのか?無意識にリアばかり撮影してしまいます。
もっとも、コペンは前後で同じ顔をしているので、どっちもどっちですが(笑)

成田市場には、地の利を生かして、海鮮系などリーズナブルな市場商人のための飲食店が並んでいて、その中でどのお店に入ろうと迷っていましたが、最終的には、



こちらのお店にしました(笑)

まあ、解る人は解ると思うんで、、
何か親近感を得たので。

コペン乗りでこのお店以外を選択したらバチがあたるかと。。。

ちなみに、私は免許取得して、一年と三か月は過ぎているので、若葉マークもう貼らなくていいのですが、未だに貼っております(苦笑)。
未だに、運転に自信が全くありません。さすがに、エンストはもうほとんど平地はもちろん、坂道でもしなくなりましたが(ちなみに、僕は妙な運転癖がついてしまい、坂道でもサイドブレーキは全く使わず、フットブレーキのみで上がってしまいます)、シフトショックは相変わらずですし、シフトチェンジの時の「回転数あわせ」なんて言葉の意味もほとんど理解していません。無意識のうちにシフトチェンジするときアクセルを煽ったり、タイムラグでアクセルを抑制したりするので、それが「合わせ」にあたるのかな?とも思いますが、いずれにせよ「意のままに操る」というレベルには程遠いので、それが結果的にずるずる初心者マーク掲示に繋がっているようです。法的には、2年目でも着用は可らしいのですが、一年どころか、こんなの恥ずかしくてつけたくないよ!と免許取ってすぐはがしてしまう人もいることを考えれば、私はかなりの小心者なのかと思います。
オドメーターをチェックしても、購入時に比べ、走行距離は一年で三千キロ弱にとどまっているので、もっとガンガン乗らないと技術も見につかないとも思います。



お料理が繰る前に店内を見たら、
興味深い名文が!




なかなかの名文だと思います。
特に、僕は人生の折り返しに差し掛かってきたので、
若い時を振り返ると、なんてしょーもない事で悩み時間を浪費していたのだろう。
と思うこともありますし、未だに感情に振り回されて無駄な時間を浪費することもあります。人生の後半戦は、極力有意義に過ごせるようにしなくては。。と思います。

で、私は天丼セットを頼んだのですが。



うわっ!なんか凄いことに。。。



うぉお!なんだ!この物量は。。
どんぶりからネタがはみ出しまくっております。
一応断っておきますが、どんぶりの中にはご飯は入っています。
しかし、ネタの量が凄すぎて、ご飯が完全に隠れてしまい、一見すると
天丼というより、どんぶりにひたすら天ぷらが乗っけられているような錯覚も。。
さすがに、食べきれずにお持ち帰りにも気軽に応じていただきました。

味付けは甘めのこってりしたタレで、甘党の僕にはぴったりでした。

これで、千円というのは。。
さすが、同じコペン繋がりだけあって、コストパフォーマンスは伊達じゃありません。

ちなみに、コパンというのはフランス語で「友人」というらしいです。
僕のコペンもある種「相棒」みたいなものなので、近い感じですね。

この後は、成田山公園へ。。







敷地面積は中々広いです。
さすが千葉県を代表する公園です。





このような涼しげな林道は、日本人としてのDNAを感じる事ができて、
非常に癒されます。



また、緑葉が多かったのですが、



一部、紅葉しているところも。
楓が非常に豊富で、紅葉の時期は素晴らしい場所になっていると思い、
またその後日訪れたいと思いました。



Posted at 2015/11/09 00:07:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年11月02日 イイね!

コペンで千葉県のコスモス畑巡りをしてきました

千葉県をコペンでブラブラしているTAKAです。

今回は、もうすうそろそろシーズンが終わりそうなコスモス畑巡りをコペンでしてきました。まずは、千葉県民にはお馴染みのコスモス畑。佐倉市の印旛沼へ行ってきました。


既に僕のブログでは何度かコスモスが登場していますが、30前後を境に自然を愛でる事に心地よさを覚えつつあるので、またまたコスモス巡りです。





と、おもいつつそばにバラの花があったので一枚



印旛沼のコスモスは、人の手が行きわたっているのか、コスモス畑の中でも特に綺麗でした。コスモスは背の高さが低い方が美しく見えるようですね。





グラデーションカラーの面白いコスモスを発見しました。





ひとくちにコスモスといっても色々なカラーがあるのですね。



普段は閉鎖されている風車も今回はお祭りリーズンということで、開放されていていました。二階にも上がれるのですが、結構階段が急峻で、同行したお袋は、周囲のお客さんに乗降に気をつけてください。と心配されていました。母さんはやっぱりヨボヨボだから、周囲の人たちに心配されるんだよな(苦笑)と突っ込みましたが、全力でそれを否定していました。心はまだ老いていないようです。

佐倉のふるさと広場のコスモスだけでも十分でしたが、せっかくの秋なので、
コスモス畑のはしごツアーをしようと考えさらに二か所目のコスモス畑へ。。

お次は、もう一つ印旛沼がある北東部の印旛沼端の甚兵衛公園のコスモス畑へ。。。

コスモス畑手前に面白い松林があり、ここに車で入っていけそうだったので、ここでコペンの撮影会をしてみました。実は、ここは国道464号線のすぐそばで、この道は既に何度も通っており、途中で興味深い松林を何度も見かけたので、一度停車して撮影してみたいなって思っていたのですが、ここが甚兵衛公園だったとは知りませんでした。












ちょっとカメラマン気取りで、なんちゃってフォトグラファー気取りに、アーバンチックに斜めどりなんかしてみました。
写真って難しいです。。。





思うに、コペンってやっぱりボディスタイルが美しいですよね。
基本的にコペンはどのアングルからでも美しいと思うのですが、
僕はやっぱり後方斜めからのアングルが好きなんですけどね。
BSで放映されている愛車遍歴でも、ゲストの人が大好きなアングルを語るコーナーがありますね。

コペンは、リアデザインもフロントデザインとほぼ同様な趣向を凝らしているので、
僕のように「リアデザインファン」ってのも生み出しているのだと思います。その辺りの手の込みようはさすがに伊達ではありません。他の1~1.5リッタークラスコンパクトカーの1.5倍の車体価格、他の軽ワゴンの2倍の車体価格だけあって、随所に贅が尽くされています。。。
本格はの大人のおもちゃと言えるでしょう。。

コペンのリアの魅力ってのは、おそらく夜の帳が降りるころのテールランプに隠されていると思います。でも、運転者である僕は夜のコペンのリアイルミネーションを見られないのが残念です。夜のドライブで、僕のケツを走ってリアビューを見られる後続車が妬ましいです!

と、あれやこれや空想していると、ラジオアンテナがぽっきり折れているのを発見。ちょっとテンションがガタ落ち。劣化で折れたのか、あるいはいたづらで折られたのかもしれませんが。

小さいくせに、スポーツカー気取りか!しかも真っ赤なド派手な車に乗りやがって!とばかりにいたづらされる事もあるかもー。と思いますが。まだ、10円パンチのような悲惨ないたづらをされたことはありませんが、もしやたれたらかなりショックだろうな。10円パンチとかする人の心理状態ってのは私には到底理解できません。

我ながら、おとなしい性格の自分が、真っ赤なオープンカーを所有しているという。なんともミスマッチ感が不思議でもあり、180度真逆の車を選択した自分にも意外性を感じますが、人生はこれくらい羽目外すことも大切だと思います。。
人生はマニュアル通りじゃ楽しくありませんけどね。但し、ミッションはマニュアルだけど(笑)

去年は、教習所で教官に今更その年齢で、普通免許に臨んだ理由は?限定免許誘導作戦か、、なんて教習中チクチク突っ込まれましたが(教習中は、マニュアル操作にかなり苦しめられました。ただでさえ、ステアリング、ブレーキ、アクセル、それに安全確認というものに加え、クラッチワークとシフトワークも加わり、あたふた状態でした)、今でこそこの愛車で、教習所にお礼回りして、どうじゃ、男に二言はないぞ!スポーツカーを操るために普通免許にしたんじゃ!と言いたいところですが、心の中で温めて続けています。

こちらのコスモス畑は、佐倉市のコスモスに比べて、結構野ざらしチックで、お世辞にも美しいってわけじゃありませんが、野生のコスモスが自生している印象を受け、こちらはこちらで趣がありました。何より、こちらはより郊外にあるコスモス畑のため、コペンがコスモス畑に直接入ることができ、こちらでも念願の撮影会となりました。






↑のどかな山村風景は素敵ですが、如何せん千葉県は山が無さ過ぎます。。あっても低山というか、丘というか。。
峠を走りたいなー。ハイキングしたいなー。という欲求は高まるばかりです。
千葉県の最高標高地点は、わずか500mです(苦笑)





僕は男なんで、コペンに可愛らしさというのはあまり求めないのですが、
偶然とった最後の写真は、赤いコペンに鮮やかなコスモスが髪飾りのように見えて、
ちょっとお気に入りの一枚です。
たまには、キュートなコペンもありかな?

このコペンは、既に10年以上の型落ちで、僕に拾われた、僕にとっての初めての車なのです。僕が買った車屋さんでは、既にこの時点で値下げを何度もした上での価格だったそうで、今回で売れなかったら、カーオークションに売却する予定だったそうです。

キミは、10年も型落ちしても、まだ四人目のオーナーとして僕に愛されて幸せなやつだな~~♪。と若干、気色悪い会話を心の中でしつつ帰路に着きました。。

あと、一か月ほどしたら、今度はコペン×紅葉で、千葉県の自然を披露していこうと思います。
Posted at 2015/11/02 16:11:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | コペン | 日記
2015年10月27日 イイね!

結局の所。コペンという車は唯一無二ではないだろうか?

ふと、そんな事を考えてしまいました。

去年、私が免許を取得し、どのような車を購入しようか考えた時、ある程度譲れない条件というものがあったので、その中で選択ということで選びやすさがありました。

一つは
・スポーツカーであること

もう一つは
・MTであること

この二点は譲れない条件でして、特に一点目の
スポーツカーであることは、絶対的条件でありました。

スポーツカーをどこからどこまでを該当するかは賛否分かれるところだと思います。コペンの馬力はスポーツカーでもなく、スポーティーカーにも該当しないのでは。という意見もあるでしょうが、その辺りの細かい点は割愛します。

RX-7,RX-8,Z、ホンダのタイプRシリーズ、ユーノスロードスター等
国産スポーツに限定しても、優れたスポーツカーが沢山あるわけですが、私の場合経済的な部分もあり、できるだけ排気量が小さ目の(自動車税の関係上)、車体重量も軽めの(重量税の関係上)車であってほしい、というのが正直なネックでありました。車の魅力という点でいえば、全てにおいて高水準を満たし、デザインも世界的に通用するRX-7などは外せませんが、ロータリーの維持費、燃費の悪さという点で、私には厳しく感じました。低排気で軽重量。。行きつく先は「ライトウェイトスポーツ」でした。

スポーツカーに、燃費を求めてはいけないし、お金の勘定をすべき乗り物ではない。というのも正論でありますけど、こんなご時世であるし、一般庶民でも乗り回せる気軽なクーペという選択肢もあってよいのではと思います。当初、軽自動車にそういうジャンルがあることを知らず、スルーしていたのですが、徐々にコペンやビートなどこの種の
車種が存在することを知るに至り、そのお手軽な維持費から私の中でこれらの小型クーペが選択肢として浮上してきました。

本体価格から言ってしまうと、コペンという車は、中古市場でみるとユーノスロードスター、RX-8と車体価格でいえばほぼ大差が無く、動体性能でいえば、コペンより圧倒的にRX-8の方が上であり、その部分で、車市場の矛盾を知るも、私の性格的に元来、分割やローンというものが嫌いな事も手伝い、やはりコペンという選択にたどり着きました。僕の中では、たとえば、自動車税、重量税、あるいは燃費、任意保険料、、そういう類は、「分割払いモノ」という位置づけであり、車体価格そのものは「一括払い」という考えがありました。

車を所有するにあたり、最初の段階である程度の浪費が許せても後々の分割していく維持費というのが性格的に辛く感じ、そういう点でコペンは車体価格が高くても、不思議と許せる部分がありました。コペンは中古でありましたが、もちろん分割ローンなどは考えず100%キャッシュでした。とにかく、分割というものが嫌いなので、、
コペンというのはそういう点では僕の好みに合致した非常にありがたい存在でした。

軽スポーツというジャンルは、軽規格を拡大解釈しすぎて逸脱してやしないか?(つまり軽自動車は本来、地方の高齢者などの足として使われるべき)という意見もありますが、僕がもしコペンやビート、カプチーノなどの車種と出会っていなければ、スポーツカーの購入を見送り、無難な軽自動車を、それも今の時代スポーツカー以外の車種はほぼAT、CVTしかないので、そういう選択をしていたら、車の所有感も異なっていただろうし、操る悦びも激減していたはず。人生はかなり粗野なものになっていた。お金が沢山あれば、車に限らず、当然色々な遊びの選択肢が与えられます。でも敢えてそこで、ボディやシャーシ等独自開発であまり開発利益にもならないジャンルでありながらも、「ある程度の金銭でも遊べる遊び方」を提示してくれた軽スポーツの存在は大きいと思います。


もう一つの点でいえば、コペンはオープンでありながら、クーペという側面を持つ、コンバーチブルカーという位置づけであることです。一方で、その対抗馬であるビートとも選択で迷いました。操る面白さという点でいえば、コペンを所有する私からみてもビートという車は強烈な個性を放っており、MRで、ディスクブレーキ完全武装で、フルモノコックボディ、タイプRシリーズの流れをくむMTのみの生産というストイックさ、E07Aが奏でる至高のエンジン音と刺激的エンジンフィールというのは、操る悦びを得るための車といえる装備であり、さすが本田宗一郎の最後の魂が込められているだけあります。今の自動車メーカーではここまで採算度返しの車を作る余裕は100%無いでしょう。おそらくコペンはこの点では負けていると思います。
旧車重課税もどこ吹く風。10年以上のコペン熱狂的ファンも多いですが、20年以上前のビートを手当てしながら、温め続けているビートファンのビートに対しての愛情も深いものがあります。


一方で、ビートは、ユーノスロードスター同様、ルーフは幌タイプを適用しており、よりストイックなオープンカーという立場を取っています。布地の幌により軽量化に磨きをかけ、完全に馬力だけではない「操る悦び」に特化した車だと思います。

これらの車は、オープンを基本として、あくまで幌を閉じた姿は「仮の姿」であること。一方コペンは、ルーフをしめた状態は、真の姿でもあり、仮の姿でもあること。ルーフを開けた状態でも真の姿でもあり、仮の姿でもある。
それがコンバーチブルといわれる所以でしょう。
悪い言い方すればどっちつかずの中途半端。ストイックさに欠ける。

とも取れますが、むしろ私はこの部分を逆手に取り、長所にも感じました。

初めての車で、オープンカーであることには少し萎縮してしまう部分がありました。
しかし、維持費という点で見ればクーペを他の車種で探すことは難航を極め、
そのような中でコペンという存在。まずは、クーペという形の中で模索して、
その中で気分が乗ればオープンという形を取っても良いという、二刀流的な部分に私は非常に安堵感を覚えた記憶があります。

実際のところ、公道を見渡すと、ロードスターやビートのドライバーはオープンにされている方を結構見かけますが、コペンはそららに比較するとオープンにされている方はやや少なめです。

それは、少々物足りなさを感じるものの、それも一つのコペンらしさ。だと思うし、それに少し僕自身も助けられているところがあります。

ハードルーフにすることで車体重量が増し、スポーツ性能が削がれていることは否定できない一方で、電動で稼働するルーフというのも魅力であるし、何事も一長一短なのかと感じます。

将来的には、ドライブに徐々に自信を付けたところでオープン走行も絡めつつ、コンバーチブルらしく、全てのコペンの要素を遊び倒していくことが理想です。


ご存じのようにコペンの排気量は、軽規格に準じた660ccでありますが、欧州に目を転ずると、1000ccを超える欧州仕様のコペンも存在するようです。軽規格という制約の中で存在するからこそコペンの魅力が光る。という温情的、譲歩的目線も否定はしませんが、海の向こうの人たちはその制約が無くても、コペンという車を高く評価しているという証なわけで、欧州ではコペンが、一つの「小さな芸術品」としての側面ももっているといえるのではないでしょうか。

経済的にユーザーに優しい軽自動車という規格の中で、オープンでもありクーペでもあるというコンバーチブルな構造を持った車という点で、日本の誇るべき一つの到達点ともいえるし、車業界はこれを最後の牙城と心得て、今後、心の底から走る悦びを獲得できるような車を量産してほしいなと思います(ちょっと言い過ぎたかな)
Posted at 2015/10/27 18:28:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | コペン | 日記
2015年10月22日 イイね!

ワインディングを走る難しさ。。。

コペン@千葉県探検部長のTAKAです。

先日、成田の方へちょっとドライブに行ってきまして、
国道の混雑を避けるために、裏道の県道ルートを走ってきました。

十数か所の緩やかなカーブが5kmほど連続するワインディングを走ってきましたが、思いのほか、自分の思い通りの走行ができませんでした。

日本一平坦な県で、スポーツドライバーにとっては実に寂しい県の千葉県ですが、そんな緩やかなワインディングにも苦戦しました。

コペンといえば、国産でも屈指の車高の低さを誇るし、パワーはなくとも、アクセルピッアップ、レスポンスも比較的良いし、安定性、剛性もオープンの割にはそこそこあるし、何よりハンドルがクイックであり、ワインディングのための車といえる車種なのに、情けない事にアンダーステアを結構してしまいました。

今振り返ると、コーナー中にブレーキを使用したり、おおよそドライブの基礎ができてないなと思います。去年教習所で使用していた技術教習の教本を取り出して、もういちどコーナーワークのおさらい。。そうです。コーナーに入る前にある程度減速して、アンダーオーバーステアにならないようにして、コーナー終盤で加速。そういう基礎さえすっかり忘れていたようです。街乗りばかりを繰り返していたせいもあると思います。

こりゃいかん。ということで、インターネットで、ここのところはコーナーワークのコツや知識を色々検索して学んでいるところです。ここで、インプットしてまたワインディングを走る機会があったらそこで、アウトプットして、トライアンドエラーでコーナーワークの運転技術を向上させていけたらと思います。

本来は、ドライビングスクールやサーキット、ジムカーナなどに参加するのが近道でしょけど、金銭的なところや色々壁があるので、公道で腕を磨けるような場所があればチャレンジしていきたいと思っています(もちろん交通法の範囲内で)。というわけで、ここのところはヤフー地図などを見て「うねうねした道路」を探し出し、掘り起こすのに躍起になっており、ちょっと妙な病気にかかり始めています。

2年目のひよっこドライバーが偉そうなこと言うようですけど、経験的に運転には二つの要素があると思っています。つまり、技術面には「安全運転」という技術といわゆる「どらテク」という技術。色々な意見があると思いますが、僕はこの二者を比較的分けて考えています。
交差点での目視確認のコツとか、カーブミラーの使い方、標識の把握、車線変更でのサイドミラーの使い方。そういう技術とは別個に、
上記のようなコーナーを素早くむらなく駆け抜ける。のような技術はベクトルが少し違うのではないかな。。という点です。

なので、両者で鍛えあげるステージもやはり少し異なるのではないかな。と

前者の安全技術を磨くならば、敢えて交通量の多い交差点が入り組んだ都市部で運転を重ねると様々なケースに直面して安全技術を見につけられると思いますが、後者だとやはりワインディング。究極的には「峠」に行くことでないかな。と感じています。

残念ながら、地図で「くねくね道」を探しましたが千葉県には中々見つけることができませんでした。やや足を運んで、鍛えられる場所としては、茨城県の筑波山か、南房の山岳地帯、養老渓谷あたりかなと思いますが、それでも私の自宅からは片道80km以上はあるので、立地条件では不利です。

今はネットで色々学んでいるところですが、たとえば今になって「アウトインアウト」という言葉や「減速→加速」という言葉さえ学んでいるので、今更こんなことも解らずにドライブしていたのか。。と愕然としてきました。

一方で新鮮さもあり、こういう事を学んでいくのは楽しい面もあります。とにかく、今の僕にはワインディングは、走る怖さもあるし、鍛えられるという向上心をかきたてる何かも共存として、複雑な気分です。

そして、ワインディングで初めてMT車の真価というか本領が発揮されるのではないか?とも考えています。

というのも、私は今までカーブを走るときはほとんどフットブレーキを多用するばかりで、あまりエンブレを使う事がありませんでした。信号停止前や下り坂などでエンブレを時にシフトダウンして使う程度でした。

しかし、ネットで色々研究していくと、コーナーを駆ける時もエンブレを有効活用したほうが、フットブレーキよりも安定した減速が期待できるという事も解り、また、コーナー終盤で再加速する時、下からうまくトルクバンドを生かした回転数まで持っていくために、シフトを変えていくという「コツ」のようなものもうすうす理解してきて、やっぱり車の運転は奥深いなぁ。と痛感しています。

カーブ進入前の減速にしても、むやみやたらと減速したら後続車の迷惑になるでしょうし、どこまで減速するか、どのあたりまでシフトダウンしていくか、エンブレをどこまで利かすか、そういう事を突き詰めていくと非常に難しい世界だなと思います。ましてや、その辺りのさじ加減を、前方にあるコーナーの曲がり率などから判断して、即座に操作の判断をするのであれば。。あまり頭でガチガチに考えずに実践あるのみでしょうけど。ある程度頭に知識としてインプットさせた方が、反省もしやすいのかなと思います。

最近はようやく、トルクバンドとパワーバンドのグラフ表の読み方も理解できてきて、愛車であるコペンのパワーバンド、トルクバンドも数値としては理解しつつあります。数値で理解しつつ実車で操れば、より効果的効率的ドライブにも貢献できるのでは。と考えています。特にコペンは小排気量の車でトルクバンドの範囲は狭いですから、数値として知っていて損はないと思っています。それに付随してコペンがなぜギア比を狭めて設定しているのか?という答えも少し見えてきました。。

「どらテク」という後者の意味においての運転技術では、案外、仕事でワインディングを毎日使っている職業ドライバーが上手なのかな?とも考えています。架空の世界ですがイニシャルDの藤原親子みたいに、仕事で使っていれば自然と経験が付くのかな。なんて。ということで場数も大切かと思います。

やっぱり、コペンの性能を最大限引き出すドライブというのは、相応の道路が無いと話にならないけれど、僕自身の技術と知識が未熟だからとても難しい作業だと思います。巷でよくスポーツカーの世界で使われる「意のままに操る」という言葉でいえば、まだ序の口か序二段くらいだと思います。


Posted at 2015/10/22 18:30:11 | コメント(4) | トラックバック(0) | コペン | 日記
2015年10月20日 イイね!

コペンの運動特性をつかむことは難しい

ようやく、二年目のドライバーにさしかかりましたが、
自分の手足のように扱うことは、まだまだ程遠いと感じます。

「走らせる」ことはできても、「操る」ことには程遠いです。

ここ最近気が付いたことは、コペンという車は、
信号からのスタートダッシュなどの加速はかなり遅いなという印象です。

これは、自分のシフトワークなどドライビング技術が未熟なのかと悩んでもいましたが、どうやらそれだけが理由ではなさそうです。
普通車はおろか、ワゴンタイプの軽自動車にも加速で抜かれてしまうのです。。

ちょっと交通の流れを乱してしまっているか?くらいに。。

中古車で買ったせいかどうか、、などと今でも色々と悩みはあるのですが、

最近知ったことが「気筒」という言葉。
初代コペンは、今ではもう唯一となった4気筒エンジンを搭載しているようです。
他の軽自動車は、今現在全て3気筒になっています。
恥ずかしながらまだ気筒という言葉、つまりシリンダーというものさえ、把握はしきっていないのですが、シリンダーが多く分散している分、排気量が分散してしまい、低速度のパワー不足を生み出す反面、高速度域になると、その本領が発揮されるのが多気筒エンジンなのだろうか。。などと考えてもいます。

実際のところ、私のコペンは、信号から加速するとき、隣の追い抜き車線を走る車、普通車、軽自動車、全ての車に一気に引き離されます。もちろん、かなりアクセルを踏み込んで、タービンをガンガン利かせれば、それに追い付いていけますが、それはかなり「無理している感」があります。
ところが、ある程度、具体的には時速40kmくらいを境に、シフトは3から4速くらいには行ったとき、その後の伸びが素晴らしく、60kmくらいまでいくと、スイスイ泳ぎ、引き離された車を今度は追いかけ、やがて追い抜いていく。。。そこには微塵も「無理している感」はありません。そりゃ、大排気量の普通車にはこの速度域でもかないませんが、軽自動車であることを考慮すれば、大したパワーゾーンと感じます。これで、CPUチューンして80馬力まで上げればかなり車体重量と相まって、イイ線いけそうです。

この部分にコペンの運動特性があり、いわゆる高回転型エンジンといわれる所以なのだろうか。。と感じます。といっておきながら、今でも高回転型エンジンとは何ぞや?それに伴うギア比の関係はなんぞや?ギア比ってなに?クロスレシオってなに?そのメリットとデメリットってなに?と突っ込まれると、もはや混乱してしまい、私はほとんど答えることはできません。まだまだ、勉強不足です。

一方で、コペンようやく巡航速度に到達して、他の車を抜きにかかるとき、そういうときに決まって、前方が詰まってきたり、信号停車になってしまうので、蛇の生殺しに近いものがあります。やはり、街乗りでは三気筒エンジンが軽自動車の場合理想なのかなとも思います。

こういう悩みは、他の車種ではあろうことなのか?と気になり、試しに「スポーツカー 加速」で検索をかけたところ、どうやらコペン以外のユーザー、つまりスポーツカー全般に街乗りの加速においては幾分感じているストレスのようです。具体的には86ユーザーの方も、やはり信号からのダッシュで他のファミリーカーでさえ遅れを取ってしまうという意見もありました。

なぜ、スポーツカーなのに?スポーツ走行をするために生まれた車種なのに?加速が遅いのだろうか。。私が先に挙げた要素もあるでしょうし、まだこの部分の矛盾に関しては学習する余地がありそうです。恥ずかしながら、私は未だに馬力とトルクの違いが全然解っていないところもあります。

車の動体性能を知るには、実際のドライブで体で覚えこむ事が勿論前提であるでしょうけど、積極的に自ら車の運動構造などを学術的にも学ばなければ、どうして自分の車はこのような不利な挙動をするのだろうか?という矛盾の解決にも中々たどり着けないのだな。と痛感しています。
Posted at 2015/10/20 17:10:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「兄から車を譲り受けたので(ダイハツ・エッセ5MT)、マイカーとなったので、
ドライブ活動を再開しました。
先々月は伊豆半島一周、今月は紅葉狩りで北関東一周ドライブしてきました。
毎週のようにあちこちソロドライブしてます。」
何シテル?   11/07 13:10
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