kaneiのブログ一覧

--------------------
・ムーブメント
　　：機械式自動巻き

・機能
　　：DAY・DATE
　　：クロノグラフ

・日差
　　：－４～＋６sec/day 以下

・防水性
　　：5００ｍ 以上

・ストラップ
　　：メタル
--------------------

最近のBREITLING、機能・性能とデザインを両立したモノが無くなってしまった。
BREITLING というブランドへの愛着が・・・。

両立してくれるのは、これしか無くなっている。
BALL / NEDU G5 / DC3226A-S3CJ-BE





--------------------

BREITLINGより、BALLの方が、軽く感じる。
重ければ重いほど、”着けている感” があって好みなのだが・・・。
実際に計測してみた。

・BREITLING／ｸﾛﾉｽｰﾊﾟｰｵｰｼｬﾝ／A111G49PFA　：　200g
・BALL／NEDU G5／DC3226A-S3CJ-BE　：　196g

たった 4g (2%) なのだが・・・。
見た目の体積は、BALLの方が大きい。
なのに、それに見合った重量が増えていない。
よって、BREITLINGよりも、より軽く感じてしまうのだろう。
BALL、チタン合金を使って軽量化されている。
私としては、ステンレスのままで重い方が良かった。

--------------------

20250507
--------------------
使ってみて。

・ブレスのチャラチャラ音
　　BREITLING(小さい)　：　〇
　　ORIENT(大きい)　：　✖
　　BALL(小さい)　：　〇

・ブレスのエッジのR
　　BREITLING(大きい)　：　〇
　　ORIENT(小さい)　：　✖
　　BALL(小さい)　：　✖

・ブレスの延長機能
　　BREITLING(オリジナル：有／現在：無)　：　△
　　ORIENT(無)　：　✖
　　BALL(有)　：　〇

・夜中の視認性
　　BREITLING(蓄光)　：　△
　　ORIENT(蓄光)　：　△
　　BALL(自発光＋蓄光)　：　〇
--------------------

~~~~~~~~~~
KINGJIM純正、使い難そう。

https://www.kingjim.co.jp/products/detail/SR4TH.html
~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~
ググって、こちらを参考に。
https://blog.goo.ne.jp/mocas_lab/e/55396eb93968a376c655644e4c326e20
”ノコギリ” が無いので無理！！
~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~
”カッター” で作る収納ケース

=== 部材 ===
①
DAISO ／ ストックＢＯＸ５　・・・ これは同じ。



②
DAISO ／ 貼れるボード



=== 手順 ===
①
”カッター”を使って、”貼れるボード” から小片(4cm x 12cm)を６枚切り出す。
※ 1枚の”貼れるボード”からは、25枚の小片が切り出せる。


②
①を2枚づつ貼り合わせ、3枚の小片にする。

③
②を ”ストックＢＯＸ５” に張り付ける。


④
完成。

~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~
カートリッジ サイズ

~~~~~~~~~~

ORIENT(RN-AA0002L)
　使用書日差：-15~+25[sec]／新品購入(23年12月)から計測
BREITLING(A111G49PFA)
　仕様書日差：-4~+6[sec]／4度目のｵｰﾊﾞｰﾎｰﾙ上がり(24年2月)から計測

1) 日差(時系列)

* 双方ともほぼ仕様書数値内に入っている。

2) 日差(条件別)

* 双方とも装着時の方が進みが少ない。

3) 日差(平均)

* 双方とも時間経過とともに進みが進行する。
* 計測終了時点での日差
　ORIENT(RN-AA0002L) ：8.5[sec/day] (39% of SPEC)
　BREITLING(A111G49PFA) ：1.8[sec/day] (30% of SPEC)

4) 進み時間(累積)

* +1分ずれるまでの日数
　ORIENT(RN-AA0002L) ： 9日
　BREITLING(A111G49PFA) ：33日
* ｰ1分に調整して、±1分を保証できる期間
　ORIENT(RN-AA0002L)：、2週間。
　BREITLING(A111G49PFA)：2ヶ月間。

BREITLING／A111G49PFAのO.H.の間、ORIENT／RN-AA0002Lの日差を測定。
時計屋さんに、ﾃﾞｰﾀを見てもらいながら、『以下の条件で、12時上向き姿勢で、±1に追い込めないか？』を尋ねてみた。
条件
* 1万円でやれるだけ。
* 壊しても構わない。

時計屋さんのｺﾒﾝﾄ
* これで、この精度なら、まともなほう。
* 構造的に精度でないし、微妙に追い込める造りになっていない。
* 変に弄らず、そのまま使った方が、精度を維持できる。
* 弄ると姿勢差の傾向も変わってしまう。
とのこと。

期待していたおもちゃにはならなかった。
ちなみに、店舗在庫のｸﾛﾉﾒｰﾀ／20気圧ﾀﾞｲﾊﾞは38万からだった。

以下、日差の測定について
---------------------------------
標準時参照：インターネット時報


黒●：読取値
赤線・青線：私の読み誤差(±0.5sec) と 通信Delayばらつき(仮定)(±0.25sec)
を読取値に付加したもの。真値はこの範囲内に必ず入っている。




1,
全ての姿勢、使用状況において、製品ｽﾍﾟｯｸ内に入っているけど・・・、全姿勢で進み方向では、TTL進みの調整が出来ない。
2,
姿勢日差測定時(夜間、暖房OFF)に比べ、着用状態の進みが遅い、こと引きこもり休日はほぼ進まない。これより、温度影響が大きいのではないかと考えられる。温かい方がてんぷが膨張し、周波数が低下している？
3,
徐々に進みが悪化していっている。原因として、何が変化しているのだろうか？
----------------------------

今後、暫くは、O.H.上がりのBREITLING／A111G49PFAについて、ORIENT／RN-AA0002Lと同じ日差測定を行い、性能をｸﾞﾗﾌ化比較してみよう思う。

ﾜｲﾝﾃﾞｨﾝｸﾞﾏｼｰﾝ／ｴｽﾌﾟﾘﾏ／ES10301BK
https://esprima.shop/products/es10301bk

これの発生する磁束密度を測定してみた。

計測器：ｶﾞｳｽ・ﾃｽﾗﾒｰﾀ／F.W.BELL／MODEL 4048

測定手順：
①ｶﾞｳｽ・ﾃｽﾗﾒｰﾀの取説に則り、ZeroCal。
②参考磁束密度として、鉛直下向き値が＋になるようにｾﾝｻ素子を水平にした時と、鉛直下向き値がーになるようにｾﾝｻ素子を水平した時の値を記録。
-0.02mT／-0.10mT … ((-0.02)-(-0.10))/2=0.04mT
③地磁気の鉛直下向き値が＋になるようにｾﾝｻ素子を水平にして、ZeroSet。
④ｾﾝｻ素子水平状態にて、各磁束密度を測定。

測定結果
①ｽﾁｰﾙ棚にﾜｲﾝﾃﾞｨﾝｸﾞﾏｼｰﾝを置いた状態で、時計ｹｰｽ裏が触れる部分での測定。
-0.06[mT] … 回転時・非回転時で変化無し。
②ｽﾁｰﾙ棚からﾜｲﾝﾃﾞｨﾝｸﾞﾏｼｰﾝを30cm程離した状態で、時計ｹｰｽ裏が触れる部分での測定。
0.00[mT] … 回転時・非回転時で変化無し。
③ｽﾁｰﾙ棚の表面
-0.16mT~-0.20mT … 場所によって磁束密度が変化する。

考察
①ｴｽﾌﾟﾘﾏ／ES10301BKによって、磁化するﾘｽｸは少ないと考えれる。
②Amazonのｺﾒﾝﾄで、磁化するとか書いている方がいたが、それは、設置環境(磁化した金属、または、ｽﾋﾟｰｶｰ等のﾏｸﾞﾈｯﾄ)が近くにある状態だったのではなかろうか？
③磁束密度・磁界強度の単位換算
https://hkd.co.jp/amr/unit_conv/#:~:text=%E7%A3%81%E7%95%8C%E3%81%AE%E5%BC%B7%E3%81%95%E3%81%AF,%E8%A1%A8%E3%81%99%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
④耐磁時計について_1
１）第一種耐磁時計
時計を4,800[Ａ/ｍ](6.02[mT])の磁界にさらして、一日４５秒以上の誤差を生じないこと。
２）第二種耐磁時計
時計を16,000[A/m](20.06[mT])の磁界にさらして、一日４５秒以上の誤差を生じないこと。
https://www.wur-japan.com/siryo/zanzibar.htm
⑤耐磁時計について_2
非耐磁時計
磁気に影響されないようにするために、磁気を発する製品から10㎝以上離す必要がある。
第1種耐磁時計
日常生活において、磁気を発する製品に5㎝まで近づけても、ほぼ時計の性能を維持できる。
https://www.orient-watch.jp/support/maintenance/magnetic.php#:~:text=%E6%99%82%E8%A8%88%E3%81%AF%E5%A4%96%E9%83%A8%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE,%E3%81%AA%E3%81%A9%E6%82%AA%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%82%92%E5%8F%97%E3%81%91%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&text=%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%8C%E7%A3%81%E7%9F%B3%E3%81%A7,%E9%81%A0%E3%81%96%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%A8%E5%9B%9E%E5%BE%A9%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&text=%E6%99%82%E8%A8%88%E5%86%85%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%93%81%E3%81%8C,%E3%81%97%E3%80%81%E7%B2%BE%E5%BA%A6%E3%81%8C%E8%90%BD%E3%81%A1%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
⑥非耐磁時計について
④⑤より、強引に定義すると、
非耐磁時計
時計を1,200[Ａ/ｍ](1.50[mT])の磁界にさらして、一日４５秒以上の誤差を生じないこと。
1,200[A/m]=4,800[A/m]*(5[cm]/10[cm])^2
⑦現在の設置環境について
測定結果 及び ⑥より、
ｽﾁｰﾙ棚にﾜｲﾝﾃﾞｨﾝｸﾞﾏｼｰﾝを置いた状態：0.06[mT]/1.50[mT]=4[%]
ｽﾁｰﾙ棚直置き：0.20[mT]/1.50[mT]=13[%]
感覚的に、安心して無視できるのは0.1[%]、妥協して1[%]。
ﾜｲﾝﾃﾞｨﾝｸﾞﾏｼｰﾝの設置場所は、0.015[mT]以下の場所に変更する必要あり。
⇒
外した時計置き場にしている天板が木材のｻｲﾄﾞﾁｪｽﾄに移動。0.00[mT]。
図らずも、磁気環境の良いところを時計置き場として使っていたことが判明。