福岡の博多駅から東側へ向かって進むと、平坦な場所の中に細長い丘があることに気づきます。
この地形は福岡平野に対しては半島のような形で迫り出しているのが特徴で、西側では福岡空港に接しています。
この場所には東平尾公園が整備されており、敷地内には豊かな緑が残されています。
この場所の地質年代は古く、一部には白亜紀に形成された深成岩も含みます。
この丘は南側に向かって続きますが、地形の一部を改変する形で宅地造成が行われてきた場所でもあります。
福岡市内の西側は、完全な山地と呼べるような地形で構成されています。
白亜紀の花崗岩を中心にする地質で、標高は1000メートル未満の山が中心です。
冬の季節には北西からの季節風が吹く影響で、九州北部でも屈指の豪雪地帯になっています。
中心部には平坦な中洲の風景があるかと思えば、福岡の西部の山間部には野河内渓谷や花乱の滝などの景勝地があるのですから、福岡の魅力は本当に多彩です。
Posted at 2017/07/25 11:18:30 |
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