eKスポーツ用ブレーキ移植
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オークションでeKスポーツ用新品ブレーキキャリパとローターが安く出品されているのを発見、ポチッといっちゃいました。
落札したキャリパキットには、パッド・シム・パッドクリップ等が付いていないので、単品購入しました。
折角なので、パッドは社外品のRG(レーシングギア)製をオークションで入手。
キャリパ交換に伴いアイボルト部を外すので銅ワッシャは再使用不可の為、工具屋さんのストレートでM10用を購入しました。
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さて、作業開始です。
ブレーキは当然重要保安部品の為、分解・整備作業を個人で行う場合は、自己責任でお願いします!!
先ずはジャッキアップしてジャッキスタンドに乗せます。
ホイルを外すと純正ブレーキとご対面・・・3年位前にキャリパを黒く塗装し、錆が酷かったローターは新品に交換、その時防錆目的で耐熱シルバー塗装をしたのが、功を奏したのか、結構見た目は綺麗な状態でした。
今回も新品状態だったので、キャリパには耐熱の黒を、ローターには耐熱シルバーを吹付けておきました。
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キャリパを外せば当然ブレーキフルードが流出します。
漏れ量を少しでも抑える為にタンクのキャップ部にビニールを被せて強引にキャップを閉めます。
その後にブレーキホースのキャリパ接続部のアイボルトを外し、アイジョイント部分をM10のボルト&ナットでシールして漏れを防ぎます。
(ブレーキラインからの漏れはこれで収まりますが、キャリパ内に残っているフルードは当然出てきます)
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ナックルに2箇所ボルトで固定されているキャリパブラケットを外せばキャリパは簡単に外れます。
(ボルトはかなりの高トルクで締まっているので、ストレートのロングめがね等が必要です)
キャリパが外れると後はブレーキディスクを外すだけですが、大抵はハブに固着しているので、サービスホールにM8ボルトを2本をねじ込んでローターを外します。
ハブ部分の錆は真鍮ブラシ等で磨きますが、完全には落ちないので程々にして、ブレーキクリーナで洗浄しました。
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eKスポーツ用のキャリパマウントをナックルにボルト固定し、パッドクリップを組み付けます。(上段左)
新品のパッド外周部をペーパ掛けしてエッジを削り、初期馴染みを良くしておきました。(上段右:2枚のうち左側は未処理)
落札したパッドにオマケで付いていた鳴き止め用パッドグリスをパッドとシムの当たり面に塗って、シムを組み付けます。(パッドに大きくトキコの文字が・・・パッケージ裏面を見ると製造元:日立製作所の文字が・・・納得)
画像下段左側はBJ装着品ですが形状は同じです。
eKスポーツ用はシムの材質がインナー側のみSUS化されてました
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パッドを組み付け、キャリパをロックピン&ガイドピンで固定し、ブレーキホースを接続すれば完成です。
最後にブレーキラインのエア抜きはしっかりとやっておきましょう!!
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ローターとキャリパの比較です。ローターの大径化&ベンチレーティッド化はバネ下重量増ですが・・・
見た目優先と言う事で気にしない事に??。
もう13インチタイヤの履けない車になっちゃいました。
キャリパは画像だと新旧でかなり大きさが違って見えますが、実際はピストン径は変わらず、ベンチレーティッド分だけ厚み方向が大きいくらいです。
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実車装着状態での比較です。
ブレーキ~ホイル間のガバガバ感が少しは改善されました。
肝心の効きの方は、未だパッドとディスクの当たりが出ていないのか?あまり変化は有りません。
今のところは見た目だけの変化となっております...
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