最近メインで使っているデスクトップのOSを再インストールしてRomRiderが起動できるようになり快適になりました。以前はインストールすらできなかったのでECUは全てタブレットでやっていましたが性能が良くはないので遅いのです。
快適に触れるようになったのでECUネタを…。
2000~3000回転付近で吹けに段付きがある、もたつくという様な症状を感じたことはありませんか?
特に発進時にアクセルを強めに踏んだ時やアクセルを再度踏み直した時に感じていました。
今回とりあえずこのもたつきを解消できたのでその方法を上げようと思います。
項目はEngine Load Compensation(MP)
純正データでは何も入力されていません。後期BPEのROMも覗いてみましたが私の前期同様に中身が入っていませんでした。これでは意味がありませんよ・・・。
もしかするとNAモデルのインプ、レガシィには入っていないのかも?
ターボレガシィの場合は一応ですが入っています。(多分ダメダメですが)
さて方法ですが、走行ログが必要です。RomRaiderLoggerで以下をロギング
・Engine Speed (RPM)
・Throttle Opening Angle (%)
・A/F Learning #1 (%)
・A/F Correction #1 (%)
・Mass Airflow Sensor Voltage (V)
・Manifold Relative Sea Level Pressure
・Intake Air Temperature (C)
・CL/OL Fueling* (status) (無ければ無くてもOK)
普段の街乗り、深夜のバイパスや高速、駐車場内等、様々な場所を走ったログを取ってください。ログは一度に取らなくてもOKです。
その代わりに沢山ログを取って下さい。私は一週間走行ログを取りました。
他にも方法はいくつかありますが簡単なので私はMAF Scalingというソフトを使用しています。
https://github.com/vimsh/mafscaling
解凍しrun.batで起動
Load Compタブを選択し、Load Logを開き、先ほど上げた項目をログしたファイルを選択します。
画像のようにログとソフト側と項目を合わせてやってください。
次にRomRaiderのエディタで自分の車のROMのEngine Load Compensation(MP)を開き、EditタブからCopyTableをクリック。
コピーしたらMAF Scalingに戻りCurrent MP tabeでペーストし右上のGOボタンをクリック。
あとはNew MP table に表示された新しいテーブルをコピーしRomRaiderに貼り付ければ完了。
あとは車両ECUに書き込んで下さい。
とりあえず理屈抜きで方法だけ書きましたがこれでもかなり良くなります。
私は見事にもたつきが無くなりきれいに更け上がるようになりました。
最後になりましたが、HKSやトラストのキノコを栽培している人はMAFの校正がある程度終わった後にやってください。
Posted at 2016/11/20 22:24:00 | |
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