あのピエリ守山に行きました。

ピエリ守山をご存知ですか。
ここ数年、面白おかしくネットで取り上げられてメジャーなニュースでも報道された、廃墟とか荒廃と称された滋賀県のショッピングモールです。

南湖と北湖を分ける琵琶湖大橋の東詰は、わたしの記憶ではむかしは遊園地（びわ湖タワーではない）があり、これが鳴かず飛ばずで更地に。
その後犬と触れ合えるという遊園地に変わり名前を「わんわん王国」と言っていましたが、これもあえなく倒産。
ショッピングモールができたのが現在のピエリ守山で、オープン直後から出店ブランドが地味すぎて閑古鳥が鳴いているところでした。

地元では、この地は悪霊のようなものが住み着いていて祟られているのではないのか、なんて面白おかしく話題にしていました。
雄琴のソープを移設して「にゃんにゃん王国」にしたらいいのに、というのがわたしの案。

ですが、廃墟という事で有名になったピエリが、復活したんですね。
ほぼ完全にシャッター街になった真新しいモールに、これまで関西に無かったブランドを招致したんですよ。

H&Mについては、確かまだ京都にも無いようですね。
GAP同様、欧州に住んでいたわたしには珍しくもなんともない安売りブランドですが、これと西海岸のオールドネイビーなんかが出店したのが受けているよう。
この春には、そのほかのスペースにも店が入り、ほぼすべて埋まっていて、休日なのでフードコートも賑わっていました。

前述の通りこれまで商売の成功しなかった土地を見事に復活させた、どんな才覚のある人が湖国に残っていたのか知りませんが、まずは拍手です。

娘も嫁も喜んで買い物していましたが、しかし、わたしにとっては何ら魅力的に映らないですね。
もういい年のオヤジなので、買い物自体、必要に応じて、くらいしかしないし。

クワトロパークとか、スキーショップなんかが出店してくれた方がうれしいのですが、それだったら閑古鳥で、また元の木阿弥ですかね。


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