
エンジンスタートもボタンを押すだけのキーレスエントリー。
差し込んだキーをひねってイグニッション・・・今後は電話のダイヤル操作のように忘れられる操作になるのでしょうか。
まあ、某乗り物の操縦を仕事とするわたしですが、この辺の保安機能については、運転中の安全に影響するものではないので特にコメントはないのですが、最近ニュースになっていますね。
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鍵を差し込む代わりに、ボタン操作で車のエンジンを始動できる「キーレス始動車」をめぐり、米国の消費者らが26日、世界の大手自動車メーカー10社を相手取り、損害賠償などを求め米ロサンゼルスの連邦裁判所に提訴した。
キーレス機能を搭載した500万台以上の車の一酸化炭素中毒のリスクを隠し、13件の死亡事故が起きたとしている。
訴状によると、エンジンが停止するとの誤った認識を持つ運転手が、小型リモコン装置を車外に持ち出した後、エンジンがかかった状態の車が一酸化炭素を排出。家に接続して設置されている車庫などで車が放置された場合、一酸化炭素を吸い込み、負傷や死亡事故が起きる可能性があると主張している。
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だそうですよ。
訴えられているメーカーにはアウディはないようなんですが、所属するグループの頭、ワーゲンは入っています。
確かに、排ガスが気密性の高い空間に充満すれば、それがまた排気となり、ニュースのような事故が起きることはあり得ると思います。
訴えのように、本当に被害者が出ているとすれば間抜け、いや、問題ですね。
しかるにわが愛車、アウディA4においてこの訴えに該当するような事故は起こるのでしょうか。
問題は、キーを身に付けたまま車両から離れた場合、エンジンは回り続けるのか、という点。
もし回り続けるのであれば、訴えこそされていないだけで、他メーカーと同じリスクがあるという事を認識しなければなりません。
しかし、と考えました。
わたしの場合、駐車を終えた後は必ずエンジンを停止し、シフトをP位置に置きます。
(P位置に入れる代わりにほとんどの場合、サイドブレーキは引きません。(笑))
また、わたしはスキーヤー。
雪の中仮眠をして、中毒で死んだら、「アウディなんか乗って宿も取らずに中毒死か、金の使いどころ間違うてるわ、あほ。」とうわさされることでしょう。
ということで、わたしの場合は多分機能に不具合があっても、運用でカバーできる使い方をしていると思っています。
(つづく)
Posted at 2015/09/09 06:52:45 | |
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