
クルーズコントロール(CC)は、初めて買った車(レジェンドクーペ)に付いていて、活用していました。
便利だった記憶があります。
その後20年ほどは付いていない車ばかりでしたが、特に不便ということも無く過ごしてきました。
今回のオールロード購入に際しては、普通のCCの設定は無くて、後方監視とレーンキープとのセットでアダプティブクルーズコントロール(ACC)がメーカオプションになっていました。
ACCですが、通常のCCと違い、追突防止のため設定した車間距離を維持して自動減速もしてくれます。
その辺が適応型、なんですね。
ACCの制御はハンドル右、ブリンカー下のコントローラで行います。
主な制御項目としては;
・ACC開始/機能一時停止/終了
・クルージング速力の設定
・設定速力の増減
の3つは通常のCCと同じで、
・前方車間距離の設定
が新しい機能です。
基本的に空いた高速で使うものと思っているので、決定的な欠点は感じず、便利に使っています。
ですが、次の2点を改善すれば、さらに便利に使えると思っています。
まず、CCはアクセルワークをつかさどる装置ですから、ブリンカーやワイパーのようなスティック操作ではなく、ハンドル前面のスイッチで操作できる方が良いと思います。
そうすることで、ハンドル操作中でもハンドルをグリップしたまま速度調整できます。
たしか、レジェンドはそうでした。
あと、車間調整は好みの距離で減速してくれるので、若干自分の感覚より早めに作動するよう、長めにとっています。
ですが、前の車が居なくなった時の設定速度への回復の加速が調整できない。
元の速度にすぐに復帰したいときと、そんなに急がない時があるのですが、全般的にはわたしの感覚より急加速する事が多いです。
急ぐときはACCなんか使わない、逆に言えばACCを使う場面と言うのはのんびり高速で流すシーンが多いと思います。
ですので、ACCの加速感覚は運転者の持つそれよりも抑え気味で行ってほしい。
まあ人にもよりますので一概にオールロードのACC加速は強すぎる、とは言えませんが、要するに減速具合同様、加速具合をも好みに設定できればなお便利に違いありません。
安全工学的には自動減速は優秀で、車間が調節できるところと合わせ、安全装置としては立派と思います。
一方で、操作の際の腕の運び、加速調整など、安全から離れた便利機能としては改善の余地があると思いました。
関係ない話ですが、アウディにおける「ACC」の表記は、一般的に車ではアクセサリー電源の事を示す場合が多いので、紛らわしく感じます。
Posted at 2015/03/16 07:32:12 | |
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