成人の日の三連休を利用して、白馬で3日間滑りました。
例年この連休が年末年始より混み合うとの情報から、滑走量を稼ぐには朝一から滑る事が得策です。
初日、白馬五竜で6時半のアーリーモーニングから滑り、混雑し始めた頃白馬乗鞍に移動、午後3時過ぎまで滑りました。
2日目、栂池高原で6時半のアーリーモーニングから滑り、混雑し始めた頃白馬乗鞍に移動、午後2時過ぎまで滑りました。
最終日、八方尾根で7時半の営業開始から滑り、午前のうちに滑走を終了、帰途に着きました。
3日目は積雪の期待があったのですが、あまり大量の降雪はなく、しかしバーン表面は改善し、最終日の八方朝一リーゼンは抜群に気持ちよかったです。
滑りのほうは、まずまず順調です。
大体自分の中で完成したイメージ(あくまでイメージだけですよ)のある大回りですが、小回りの練習の中で気づいた内容のフィードバックで、さらに滑り方のバリエーションが増えたように思います。
大回りはこれでアイスバーンでもそれなりの速度で滑る自信が出てきました。
小回りですが、毎日後半のセッションでは小回り板を履いて練習することにしており、まだ完成とは行かないまでも着実に良くなっている実感があります。
たぶん検定でも、中斜面までなら点数が出るのではないかと思います。
次の課題は急斜面対応。
前回まで持っていた今季のすべりのテーマを、八方で今もイントラをやっている友人に相談したところ、少しアドバイスをもらいまして、これに従いすべりを改善しました。
改善したのは3点、
(1)角付け角と内傾角の縮小
(2)スペース取りの拡大
(3)切り替えと舵取りのタイミングの改善
急斜面になると、自ずと角付け角が大きくなりがちです。
その場合、舵取りの操作性が低下する上、特に切り替えに向けて角付け角を開放するのに時間がかかります。
その切り替えの間に遅れ、板が体の下に戻ってこないリスクが高まります。
そのため、ブーツひとつ分体の近くでエッジ操作をすることにし、ずらしながら板の反発力を得る滑りに挑戦しました。
板のたわみが引き出せるようになってきたと感じました。
スペース取りについては、横幅は今まででも良かったようですが、ターンの縦方向のスペースが短かったようです。
やや急斜面で止めるようなエッジングになりすぎていたのかもしれません。
止めるより、たわみから開放され走って行く板に着いていく中で切り替える、というイメージにした分、ターンの落差が必要ということに気づきました。
あとこれまで、「切り替えてから舵取り」という考えにこだわりすぎていたため、切り替え後板の方向を変える操作をするまで間をとりすぎていたようです。
切り替えながら板の方向を変えてはワイパー操作になります。ですのでNGなのですが、切り替えたらさっさと舵取りを始めなければいけません。
それが中斜面までならともかく、急斜面だといったんタイミングを損なうと修正が非常に難しくなります。
斜度の緩い斜面のようにのんびり操作していたらいけないことに、今気づきました。
緩中斜面までのズレ幅の少ないすべりを急斜面でできないことは残念ですが、これらを修正することにより非常に長いリーゼンの荒れた一枚バーンを割りと楽に一気滑りできるようになりました。
上述は細かなことですが、一言で言うなら、これまでのイメージはスピードで落差を稼いだ滑り、これからはより弧で落差を稼ぐような滑りにしなければならない、ということになると思います。
一回のスキー旅行で劇的に改善したり一気にランクが上がるようにはなりませんが、少しずつですが良くなっている実感があります。
今また白馬には雪が降っているようですので、また週末、いいコンディションで練習したい、そう思って山をあとにしました。
ありがとうございました。
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Posted at 2017/01/12 05:36:18 | |
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