
先の土日が滑れなかったので、8日ぶりに平日、富士見パノラマに日帰りでスキーに行きました。
(総括)
冬型が続いたので、ホームの白馬は積雪があり柔らかなバーン状況である一方、中央道沿線は人工雪主体の硬いバーンで、発展途上の小回りの練習にうってつけです。
加えて天候も非常に良く、特に課題の小回りでは、いい状況で練習できました。
(滑走内容)
午前中はロングの板で、山頂から麓までゴンドラで回し、空いているゲレンデを楽しみました。
特にノンストップ一気に滑り降りるのがとてもいい運動になりました。スキーをしていて本当に良かったと思える爽快感です。(←あほ)
早めの昼食のあとに小回りの板に履き替え、急斜面小回りとコブの練習をしました。
今シーズン富士見パノラマは3日目ですが、初めて上部のラーチゲレンデもOPENしていました。
ラーチはきれいな一枚バーンで、プライズテストの検定にも使われるので、心なしか気合が入ります。(笑)
急斜面としては中腹のリンデンが素晴らしいバーンですが、これを繰り返すには必ずゴンドラに乗らなければならないのが欠点ですね。
コブも2レーン下部ゲレンデに作られていて、前回時とは作り直されていました。どちらも途中リズムが変わるやや難しい設定になっていました。
特にアイスバーンに近い硬いコブで、膝の限界まで繰り返し滑りました。
日帰りスキーとしてはかなり満足のいく練習ができました。
(練習成果)
急斜面での完成を目指している小回りですが、まだ満足できるところには至っていません。
ただ、少しずついろいろ分かってきている実感があります。
ターン前半脚を伸展させて捉えるわけですが、その方向を急斜面になるにしたがってあまり体の真横に持ってこないで、板がフォールラインに向く最大傾斜線に向けて斜め前方にねじりながら伸ばすと、わりとターン中に破綻が無いような気がしました。
また、ターンマキシマムで圧を受けたら、その圧を利用して次の瞬間どちらの方向に開放していくのか(描きたいターン弧に合わせ)見定め、その決めた方向にエッジ角度を緩める運動に気をつけました。
その際には、フォールラインでマキシマムを感じたらすぐさまエッジ角は緩める、すなわち切り替えを開始することが大事ですね。
また舵取り初期からアイスバーンで来る強い圧に対してしっかり全身で受けることのできるフォームを設定することも大事だと思いました。
例えば膝や腰だけで受けるというのでは、おそらく急斜面では想定した圧より強すぎるとすっぽ抜けのリスクが高まります。
あとは、急斜面になるほどあまりエッジ角度を強くして滑らないことが大切かとも思いました。割と腰高を維持し、板を横に出さないで、板と一緒に左右移動するようなスペース取りが有効かと思います。
板を横に出しすぎないということは、コブにおいても、特に深く横に振ってあるバンクコブの場合、有効であることも実感しました。
溝コブは溝に合わせれば下りれるのですが、そこで操作性を維持しようとすると、バンクに合った体軸の傾きよりもやや抑える方が良いようです。
体を傾けない分、強まる遠心力で板を強くたわませることができます。その反動で次の溝に飛び込んでいく操作のほうが、コブでも板が走っているように見えるのではないかと思います。
富士見パノラマのコブなんかは、八方の兎平や中壁なんかより斜度が無い中斜面コブです。
急なコブのように、ただ脚をそろえて滑り降りれれば技術が証明される、という事ではなく、意図的に技術を見せないといけないという点で簡単では無い、と考えます。
(結び)
以上、まだクラウン合格には届いていない、技術的に伸び代のある状態ですが、滑るたびに何かしら良くなっている実感があります。
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Posted at 2017/02/03 18:17:16 | |
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