
皆さん、こん○○は。m(_ _)m
年が明けてから早3ヵ月。いったい何時ぶりのブログなのかも記憶にないぐらいですが、「えっとぶり」(阿波弁で久しぶりの意)にブログを書いてみます。
今日のお題は、「タイヤの適正空気圧」です。
まぁ、国産車であればJATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)規格に準拠したタイヤが主に装着されていて、それぞれの車には、
こんな感じで、適正空気圧が指定されていると思います。(画像はネット上より拝借)
一般的な方々はコレに従って、コレ以下に空気圧を下げなければ、何ら悩む必要は無いのですが…
私のように、純正サイズからインチアップしたり、タイヤ幅を変えたり、XL規格(ETRTO規格)のタイヤに変えたりすると、途端に適正な空気圧が分からなくなるんですよね。┐(´д`)┌ヤレヤレ
基本的には、タイヤを購入したショップさんなりに相談すれば済むかもしれませんが、ショップによっては「XL規格だから300KPaでOK」とか言われるところがあったりするのです。
いやいや。
交換直後はそれで良くても、ず~っと使うには違うし。^_^;
と言うことで、純正サイズから異なるサイズ、異なる規格のタイヤに交換した場合の適正空気圧は、どうやって決めれば良いのか。を今日はご紹介させて頂きます。
取り敢えず、私の車の場合を例に考えてみると…
【純正仕様】
・JATMA規格
・タイヤサイズ: 225/45R18 91V
・指定空気圧: 前250KPa 後240KPa
【変更仕様】
・ETRTO規格(XL規格)
・タイヤサイズ: 235/40R19 96Y
要約すると、ホイール1インチアップ、タイヤ幅10mm拡大、XL規格に変更といった具合です。
で、この場合の適正空気圧を求めるには…
まずは、純正タイヤの耐荷重を見るため、JATMAの「乗用車用タイヤ空気圧~負荷能力対応表」を確認(一部抜粋)します。
赤線枠で囲んだロードインデックスと空気圧の交わる所が、その車のタイヤ1本が支えるべき重量ということになります。
私の車の前輪の場合、該当部分(星印)は空白になっていますが、この場合はこのロードインデックス上限の615Kgとなるようですので、空気圧の差はあれど、前輪と後輪は同じ615Kgの耐荷重が必要ということが分かります。
ちなみに、同じロードインデックス「91」でも、タイヤサイズの記載されたモノがありますよね?
これは、このタイヤサイズ固有の負荷能力になりますので、当てはまらない場合は、通常のロードインデックス部分を参照しましょう。
次に交換後のタイヤはXL規格ですので、「EXTRA LOAD or REINFORCED 乗用車用タイヤ空気圧~負荷能力対応表」を確認(一部抜粋)します。
今度は交換後のタイヤのロードインデックスから耐荷重615Kg以上を満たす空気圧見ます。
すると、必要な空気圧は250KPa(星印)ということが分かると思います。
と言うことで、私は現在、この250Kpaを下回らないことを前提に、色々乗り味を試して、前後とも空気圧を260KPaに設定しています。
なお、タイヤの外径が変わらなければ、タイヤメーカーさんのホームページ等でこれらの計算が出来るページが用意されている場合もあります。が、車検的に許容範囲内のサイズ変更であっても残念ながら計算出来ないことが多々あります。
また、個人の方が作られているページもあったりします(コチラは外径が変わってもOK)が、企業とは違いいつ無くなるか分からない不安がありますので、ここではご紹介するのを避けさせて頂きました。
まぁ、この考え方が分かっていれば、どーということは無いと思いますので、もしそういう機会に出会った際には、この話を思い出して頂ければ宜しいかと。
ではまた。(^_-)-☆
Posted at 2023/03/22 21:07:58 | |
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