とーやのブログ一覧

一部のコアな方（九州男児）に好評を頂いているプチ試乗記（笑　　～今回はアルファロメオＳＺです。

最近ちょくちょくといけない遊びに誘っていただいている先輩の愛車です！

ＳＺとはスプリント・ザガートの略称です。
ベースは７５ですが、その面影はどこにもありません。　フェンダー横のザガートのバッジが誇らしげです。　
ボディーはＦＲＰでリアウイングはカーボン、ハッチバック風に見えますが実は２シーターです。　駆動方式はＦＲですが、フロントヘビーを解消する為にトランスミッションをリアに移動するトランス・アクスル方式を採用しています。　リアにはハイドロが装備され車高が5センチ変更できるのですが車高を上げて走るのは御法度とのことで常に下げて走る為、使ったことはないとの事…　この車にはＲＺ（ロードスター・ザガート）というオープンボディも存在します。　ロードスターのネーミングに親近感！

何はともあれこのデザインがこの車のハイライト！　他に類を見ない正に唯我独尊なオーラーを放っておりました。　
もらい事故でバンパーを交換した際に100万円かかったとか、フロントのブレーキのオーバーホールに20万円かかったりだとか、武勇伝に事欠かない車です（驚愕！

まずはオーナー氏の運転で走り出します。　実はオーナー氏あまり大きな声では言えませんが、一月前に高速でオー○スを点灯させてしまいかなり凹んでいたので少しテンションは低めでスタート（人事ではありませんよぉ～　まだ通知が来ていないため毎日がビクビクだそうです。）　それでも少しアクセルを踏み込めばＶ６ ３リッター 210psのアルファエンジンが唸りを上げ、エキゾーストノートが甲高く吼えます。　さすがアルファエンジン吹け上がり最高に気持ちイイです♪　病み付きになりそうな快感です。　ブレーキもフロントはブレンボが奢られている為、強烈な減速を可能としワインディングもハイスピードで華麗に身をこなしていきます。　明らかにロードスターとは別次元の車です!!!

そして運転してみる？との優しいお言葉に、少し遠慮をしつつも、待ってましたとばかり御好意に甘えて運転席に滑り込みます。　ドラポジがイタ車らしく日本人には全く合わないためこの車両はハンドルがディープコーン＆スペーサー、シートがフルバケに交換されていた為適性ポジションに補正しいざスタート。　やはり左ハンドルのマニュアルに苦戦しつつ恐る恐るアクセルペダルを踏み込むとアルファサウンドが甲高いエキゾーストノートを奏で気分は最高潮に♪　しかし私の腕ではいきなりワインディングを気持ちよく攻めることなどできず、ヨタヨタと走らせて頂きました（汗　フロントキャンバーがキツ目な為ある程度加速して荷重をかけてあげないと気持ちよく回れません。そこそこに腕を要求される車ですが、それ程神経質な面は無く、少し経験を積めば乗りこなすことは可能な印象です。　高価なので買えませんけど…　

世界限定1000台の希少な車をドライヴ出来る貴重な体験に大満足です。
いやぁ～　ホント楽しかったですねぇ♪

実は私のいま一番欲しい車はアルファロメオ1300ジュニアです。
今日アルファエンジンを体感してその魅力にまた心奪われた次第です。
いつかは所有してみたい車、夢ですねぇ～
もちろんロードスターと2台体制で！
　

今日は連休最終日ということで、〆に相応しく？　いつものようにチンク博物館に行ってきました。　
連休中は嫁が腰を痛めて寝込んでいたため、ほぼ家の中で子守に明け暮れた日々でしたので、久々に羽を伸ばしてきました。

今日は恒例の？　プチ試乗記　～スマート・ロードスター・クーペ編です。
ロードスターなのに、クーペ???
ご存知の通りスマートのスポーツカーです。　駆動方式はＲＲ、エンジンの排気量は700ccの３気筒ターボ、もちろん２人乗りです。　ボディはスマートお得意のトリディオン・セーフティセルでボディ剛性はとても高いです。

キャビンは見た目通りタイトで適度な包まれ感です。内装はポップでプラスチック多様なので高級感はありませんが、好感の持てるデザインです。

走り出すと背中でほえる３気筒ターボが心地よい加速感を与えてくれます。しかしシーケンシャル６速２ペダルのトランスミッションが勝手にシフトアップ。もう少し引っ張りたいのに…。　そこですかさずマニュアルモードに切り替えて、人生初のパドルを使用してみる。　しかし反応スピードが芳しくなくフラストレーションが溜まる一方。。。　これはぜひともＭＴで楽しみたいと切に思いました。
…が、この車は構造上ＭＴが積めないらしいのです。素性がいいだけに非常に残念です。

しかしデザインはやっぱり秀逸です。　どの角度から見てもカッコイイのです♪
トリディオン・セーフティセルもデザイン上いいアクセントを与えていますね♪
眉を吊り上げて走る人には向いてませんが、ゆったりと高速巡航するには最高だと思います。峠よりもＧＴ的な走りが似合う車でしょうね。

けれど、走りの面ではユーノス・ロードスターの勝利でしょう。
ベンツに勝ったと、心の中でガッツポーズの連休最終日でした。


今日も希少な車に乗れて幸せな日を過ごせました。
感謝、感謝です!!

次はＳＺを狙ってます！


　　

恒例？のプチ試乗記です。

数ある魅力的な来場車の中から私と先輩が目を付けたのは、
そうマツダのＡＺ－１！

オーナー氏によると生産台数はなんと4000台とまさに不遇の名車です。
ロードスターとはほぼ同時期の車にもかかわらず、かたやギネスにも乗るほど売れた（確か50万台は越えましたよね？）ロードスターと4000台のＡＺ－１。まさに対照的な両車ですね！

今回は助手席で満喫。この車のハイライトは何と言ってもガルウイングでしょう。
ドアノブは極太のサイドシルとドアの間に手を滑り込ませて開きます。翼を空に向かって跳ね上げるとテンションも最高潮に!
ドアを閉めるとキャビンのタイトさと低さ（純正でですよ！）に驚き、サイドウインドの開閉の少なさに驚き、まさに驚きのれんぞくでした♪

この車両はガレージ保管であること、ほぼ純正を保っていること、そしてチューンよりもメンテに重点を置いてホントに大切に乗ってこられたこともあってとても快適さを保って素晴らしいコンディションでした。車に対する真摯な姿勢、見習いたいものです。

軽規格であるにも関わらず、ミッドシップでしかもターボ更にガルウイングというこれは不世出の名車でしょう。まさに世界遺産級ですよね！

大切にされていることがひしひしと伝わってくる車であったので、運転していた先輩も遠慮がちに１周してきたので、本当のよさを実感するまでには至りませんでしたが、とても楽しかったです♪

最後にウエストゲートの音が響いてなかったからあんまり踏んでなかったでしょう？と優しい言葉をかけてもらって、器の大きさを感じました。
オーナー様本当に有難うございました。

ホンダ　ビートです。

先輩のチンクが車検中の為、先輩の先輩に借りたビートを更に借りてドライブしてきました（ややこしい！）

チンク博物館近くの海の見えるワインディングロードを、気持ち良～くかっ飛ばして来ました。

ビートはやっぱり黄色が最高ですね（カーニバルイエローというそうです。名前からしてテンション高いですね！）

とっても可愛らしいスタイルの車にいざ乗り込むと、まずタコメーターに目が行きます。　なんと１万回転まで刻んであり、８千５百回転からレッドゾーンになりイケイケです。更に右側のスピードメーターに目をやると140㎞/hしか刻んでいなくて、現実に引き戻されます。　このギャップは一体…

気を取り直してキーを捻ると、座席後方よりエンジン音がしてこの車がミッドシップだということを実感させてくれ、否が応でも気分はハイテンションに！
アクセルを踏み込んでいくとエンジンは軽～く吹け上がるのですが、やはり軽。
いかんせんパワーがもの足りません。　8千回転まで回しましたが、多分ピークパワーは6千強ぐらいの印象でした。この車はリアに少しオーバーサイズのタイヤを履いていたため、コーナーでロールするとフェンダーに干渉してしまい、気持ちよく攻めることが出来なかったのがとても残念でした。
なので、マッタリとオープンエアドライブを楽しむことにしました。

結論から言うと、とても魅力的な車に間違いは無いのですが、ロードスターの魅力再発見！ということになりました。

ろどすた最高!!!!!!!!!!!!　っです！

ちなみに私が乗ったMRの車はこれで２台目です。
初めて乗ったのがフェラーリ512TR　あまりに強烈過ぎてビートと比べられません。　ギャップありすぎですよね（笑

ルノーのアヴァンタイムに少しだけ試乗させていただいたので、感想を。

この車スタイルはミニバンですが、なんと２ドアクーペなのです！（３ドアハッチバックとも言えますが…）

ベースは少し前ルノーのＦ-１エンジンをミドに積んで話題になったエスパスです。さすがに駆動方式はＦＦですが、Ｖ６　３リッターエンジンでなんと６速ＭＴで左ハンドルという、日本車にはありえないスペックです（笑

まず1.5ｍほどある巨大なドアを開けるとヒンジ部がダブルになっていて、前にスライドしながら外側に開くので、開きすぎない構造になっています。（ドア1枚50㌔だそうです）

ルーフがグラスルーフでスイッチ一つでピラーレスのサイドウインドウとルーフが全開になり怖いくらいの開放感を演出！　実際フルオープンのまま高速走行すると後席の乗員はかなり怖いらしい。

走りはというと特に癖も無く乗りやすい感じでした。３リッターエンジンのトルクにより、シフトチェンジもらくらくです。ただし1.8ｔ近い車重のおかげでキビキビとまではいきませんが、それでも高級感あるしっとりとした乗り味でした。
さすがに新車価格500万超の車ですね！

余談ですが、私が乗った左ハンドルの車はこの車が２台目なんですが、やはり左手でシフトを探してしまい、なんだかいっぱいいっぱいな感じでどうしてもスマートにドライブできませんでした。
ちなみに初めてドライブした左ハンドル車は、アルファロメオ コンレロ1150ＬＭです。　名前の通りルマンの為に開発された1960年式の車両です。　さすがにこれは緊張しましたよ～。　もうこれ1台しか残ってないかもよ～　なんて隣で高笑いしてるんですもの！