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タカトクのブログ一覧

2019年05月01日 イイね!

ジタバタするっなよ 世紀末が来るぜ って、世紀末じゃなかったんだけど… の巻


ゴールデンウィーク真っ盛り
時代も変わって
何か新しい気持ちになれそうな気配でしょうか?


そんな中

世間では新型の3シリーズを街中で見かけた…
みたいな話しもチラホラと聞こえてくる今日この頃


すでに旧型となってしまったF30ではありますが

今回もMちゃんのプチモディファイのレポートを
ウダウダと紹介させて頂きますので


よろしければ、ご覧下さいマセ…
m(__)m


  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓





令和一発目

久しぶりにMちゃんネタになります





まずは

もうすでに昨年暮れの話しにはなりますが

ホイールスペーサーを入れてみました






実はこれ

ほとんど衝動買いでして


クリスマス前だったか

北九州のポールポジションに別件で呼び出されて…




行ったみたらスペーサーを勧められて…

なぜか

数十分後には取付けてもらう事になっていました(笑)




ちなみに

お店の名誉のために一応説明すると

自分を呼び出したのもスペーサーを勧めて来たのも

大分の1シリーズ乗りのさっさんです









ところで

このスペーサー

以前から気にはなっていたのですが


それを実際にMちゃんに取付ける事は

イマイチ踏ん切りがつかなかったと言うか

その気になれなかったのです




その理由としてはいくつかあって


見た目ありきのパーツにイマイチ納得がいかない

だの


よく言われている精度面の事はどうなのか?

だの


車体に対してホイールの取り付け剛性って言うのか

強度みたいなのは

はたしてどうだろうか???

だの…



それと

いわゆるバネ下の重量が増えることが

気になっていたのでした…









そんな状況の中

今回勧められた品物は写真でもなんとなくわかるかと思いますが

なかなか製品のクオリティーは高そうです



しかし

その分お値段もそれなりでして

スペーサー4枚と取り付けボルト20本と工賃込み込みで

¥32,400です





まず最初に精度ですが

これは実際に測定した訳ではないですが

加工精度はそれなりにありそうでして

製品の安っぽさもありません



表面はいわゆるアルマイト処理がされているようでして

腐食にも強そうです






ただ

よく言われている

ホイール側になるリムの部分の外径だったり

車体側のリムが入る部分の内径だったりの

それぞれの精度というか寸法も

もちろん重要なんだけど…


それと同等以上に重要なのが

その外径と内径との芯の振れです



つまり

製作工程上おそらくチャッキングしなおして両端面を加工するだろうから

そのあたりの精度も当然肝心になります


おそらく一般的には100分の2~3程度の公差は当たり前だろうけど

最近の工作機械は精度も良さそうだし

たぶんその辺の問題はないでしょう



まあ

最終的にはホイールを車体に組んでみて

その外径(リム部分)の振れをダイヤルゲージで測定してみて

それがどれくらい振れているのか?

が重要です



この数値が

0.1ミリ以下だと相当なものだと思います






ちなみに

下の写真はHONDA CB400SFのサービスマニュアルの一部です







CB400SFの場合のホイールの振れの使用限度は

なんと2.0ミリ


まあ

これは使用限度であって

各パーツが正常で

かつそれを正しくまともに組んでいれば

通常はここまで振れる事はないとは思いますが


しかし

一方でメーカーは「ここまでの振れは許容範囲です」

と言っていることも事実です







何が言いたいのかというと…

世界のHONDAが作る
二輪車のスポーツモデルでもこの状況です




つまり

これが公道を走る量産車の現状ではないでしょうか???






BMWの場合は

一般的な国産車の4輪と比べると

このあたりの精度は全然高いとは思います



当然純正ホイールの精度も高そうだけど

それでもたぶん

メーカーのマニュアルには使用限度としてはおそらく1.0ミリ前後の

設定はあると思いますが…

(これはあくまでも自分の勝手な想像です…)







しかし

一方では特にMシリーズの車両や

ホイールなども含めたいわゆるMパフォーマンスパーツなどは

そのあたりの精度が高くて

結果的にそれが価格にも出ていると言うことだと思います



BMWも含めた欧州車はこのあたりの品質が高くて

そしてそれが走りにも現れているから

その “気持ちの良さ” みたいなのにほれ込んで乗っている人も多いとは思うので

やはりこの部分には拘りたくなります




ところが

これが一般的な国産のクルマだと

おそらくその精度もかなり低く

数ミリ程度以上の使用限度も珍しくないって感じじゃないかな~???


それとも

最近のはそこまで酷くはないのかな~???




いずれにしても

これもあくまで自分の勝手な想像なので

アシカラズ…






次に

車体に対してホイールの取り付け剛性って言うのか

強度みたいなのはどうだろうか???

についてですが…



材質はおそらくジュラルミン?

外径に施されている刻印と言うか印刷には7075とあるため

A7075でしょうか?


だとしたら

いわゆるアルミ素材の中では強度は高いとされている材料になるのでしょうか?


機械加工に関して言えば

A5052に比べるとA7075は加工はやりづらかったはずです




ちなみに

余談ではありますが

自分はその昔A5052に関しては

C軸が付いてミーリング加工も出来るヤマザキマザックのNC旋盤というか複合機や

マシニングセンターでよく削っていました


懐かしいです(笑)





話しがそれましたが

ホイールや車体に対しての取付け面については

下の写真のような状態です






ホイール側は

本来車体側と接触する端面の径より

若干スペーサーの外径の方が小さいです








そして

車体のブレーキローターの端面側も

若干だけ外径が小さいです







そのためこのスペーサーに関しては

外径にして

あと3~4ミリくらい大きかったらよかったんですが…







しかし

この程度だと

ほぼほぼ問題になることはないのでしょうか???


そして

スペーサーの厚み分だけ純正のボルトでは突き出しが短くなります

なので

それに合ったボルトを使用する必要があります








と言うことで

最後はバネ下の重量増についてです







下の写真は

純正のホイールボルトです

ホイール1本分で341グラムになります







次に

これがスペーサーを入れた場合に使うロングタイプのボルトです


ホイール1本分で434グラムもあり

純正との差は93グラムもあります






さらに

スペーサー本体の重さは377グラムです








つまり

スペーサーとボルトの重さ増加分を合計すると

93+377=470

470グラムのバネ下加重重量増です!




この数値は決して小さくはないはずです

なにかの話しでバネ下の1キロ増は車両重量換算では

その10倍に相当するとも聞いた事があります



しかも

ホイール部分はブレーキキャリパーなどと違って回転します







速度にも寄りますが

その遠心力によって

これまた数倍とか数十倍とか


場合によっては数百倍の加重にも???

なるようです…




しかも

ジャイロ効果も当然その分は大きくなります

こうなると

まるでデメリットだらけです(苦笑)







そこで苦肉の策

ホイールボルトも交換しました



その材質はチタンです


レーシングカーでも滅多に使われていない

高価な素材です



もう

思い切って奮発してやりました




どーですか?

まるで宝飾品みたいな雰囲気をかもし出しているボルトたち(笑)





今回のチタンボルト

オーダーはポールポジションにお願いしました


基本的にフルオーダーと言うことで

寸法に関しては好きなサイズでの加工が可能のようです




ポールポジションのノブさんによると

海外の加工屋さんにオーダーするそうで

価格はかなりリーズナブルでした






下の写真は一度組んだものを外して撮影したため

すでにねじ山は汚れていますが

なかなかの出来栄えです










早速重さを計ってみると






ホイール1本分で252グラム





スペーサー用ロングボルトが434グラムだったため

434-252=182


ボルトだけで182グラムの軽量化です





スペーサーとチタンボルトとの合計では

377+252=629

純正ボルトが341グラムだったため

ノーマル状態からスペーサーを入れたことによる重量増は


629-341=288

(スペーサーとチタンボルトとの合計)-(純正ボルト)


つまり

ホイール1本当たりの重量増を

288グラムまでに抑えることが出来ました♪





  ↑ ↑ ↑  写真はポールポジションのお店のHPより拝借しましたm(__)m



が…

正直

それでもまだまだ重たいです…(苦笑)






ただ

やっぱり見た目の印象はだいぶ変わったでしょうか?







自分としてはツラツラ感が良くて

今回のスペーサー取り付けについては

結構満足しています(笑)

(結局、見た目ありきです…)










そんなこんなで

3月にはタイヤも交換しました


ちなみに

BMWはFRですが

自分の場合はフロントの減りが早いです…





当初は減りが早いフロントだけ同じ 001 のランフラットを組むつもりでした




色々とすったもんだがありまして…(苦笑)


結果的には前後とも

いわゆるノーマルのBS POTENZA S001



となってしまいました


ちなみに

このS001は今ではすでに型落ちです






ところで

4本ともまるっとランフラットじゃなくなるのは

実は初体験です




自分はランフラットタイヤって

それほどデメリットを感じていなくて


ただ

重量面ではノーマルと比べるとやはり重たいだろうから

燃費とか乗り心地については決して良い影響は出ないのだろうな~

とは思っています



だから

いわゆるノーマルタイヤだと

ランフラットと比べて乗り心地の良さみたいなのも

期待してはいました…







ところが



重量面については

正直ほとんど変わらなかったです(驚)



これは計りで正確に測定した訳ではありませんが

ホイールから外したリヤタイヤを持ち上げてみて

そのあとすぐに

新しく組む新品のランフラットではないタイヤを持ち上げてみると…


ほとんどと言うか

まったくその重さに差を感じる事が出来ませんでした




要するに


明らかに
ランフラットタイヤの方が重たいじゃないか!!!
といった事ではないのです






これにはちょっとビックリでして…



これは完全に自分の勝手な仮説・想像なのですが


Mちゃんのホイール径は19インチ

そのためリヤタイヤは35扁平です


つまり

これくらい扁平率が小さいと

サイドウォールですか?

この部分が一般的なタイヤよりも薄いため

もう

ランフラットでもそれほどゴムの重量が増えないのではないかと…???


フロントタイヤも225の40扁平なので

サイドウォール部分はリヤとほとんど変わりません







あと乗り心地についても

ランフラットではない今回取付けたノーマルタイヤが

特別良いとは思いませんでした



もちろんタイヤを組み替えた直後は

「乗り心地が良くなった」 とは思いましたが…



そもそも

タイヤが新しくなったのだから

これがランフラットタイヤでも

ほとんど印象は変わらないのではないか???

とも思っています






つまり結論は

35扁平くらいタイヤが薄くなると

ランフラットのデメリットはかなりの部分で小さくなり

逆に

ノーマルタイヤのメリットもかなりの部分が小さくなり



結果として
両者の差はほとんどなくなる

のではないでしょうか???




ただし

これも自分の勝手な仮説・想像ですので

アシカラズ…

m(__)m

        







それよりなにより

ランフラットタイヤとノーマルタイヤとの一番の違いは

いわゆるダブルレーンチェンジの時のクルマの挙動です


ちなみに

一応説明すると

ダブルレーンチェンジと言っても

自動車テストみたいに隣の車線に移って

もたすぐに戻るといった訳ではなく

ダブルレーンチェンジのごとくクイックに車線変更する

といった意味です




ノーマルタイヤの場合は

普通の取り回しでもハンドルが軽くなった印象があります


逆に言うとランフラットタイヤの方が

シットリとしていると言うか

ハンドルが適度に重い印象はあります



ただ

これがある程度以上の速度域で

いわゆるダブルレーンチェンジもどきをすると

ランフラットタイヤではなんの不安もなくステアリングが切れるところ

ノーマルタイヤだとそれが出来ません







これは自分にとっては大問題でして

気持ちの良い駆け抜けがスポイルされてしまいます


これは本当に残念でなりません…



いわゆるワインディングなどでの駆け抜けは

ランフラットと比べても特に問題は出ていないのに

なぜかダブルレーンチェンジもどきの時だけ挙動が不安定で…





ラジアルタイヤは

トレッド面の剛性を上げて

代わりにサイドウォール部をやわらかくしなやかにすることで

乗り心地を確保しているとも言われているようですが


特にスポーツタイヤでは

サイドウォール部もランフラットタイヤ並みに硬く高剛性にしても良いのではないか???

と思う今日この頃です(笑)


まあ

この辺は自分はメーカーの技術者じゃないし良く分かってはいませんので

アシカラズ…

m(__)m






いずれにしても



結果的に今回のタイヤ交換について

満足しているか?

と言うと

自分の評価点としては

75点程度ってのが正直なところです…





なので

次また交換する機会があれば

おそらく自分はランフラットタイヤを選ぶと思います





最後に

タイヤの原産国ですか?







今度のS001はどうやらハンガリー製のようです





今まで使っていたタイヤはポーランド製






製造国が日本製じゃないから…

って話しもあるようですが


基本的に同じS001

製造国によって品質が異なるのも如何なものか???

とも思うし…







そもそも

BMWはヨーロッパのメーカーだから

メイドインジャパンじゃないと駄目ってのも

おかしな話しにも思えますが…






そのあたりって

いったいどーなんでしょうかね~







んーーーー


わからん

わからん




  ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑


以上で今回のレポートは終わりです

ここまでご覧頂き、ありがとうございます
m(__)m


ところで
今度の日曜日
自分はSPA直入で行われる
2輪の耐久レースに出場する予定です

https://autopolis.jp/spa/entry/race-bike/gogo-5tai/



これに関して

今更なにを血迷っているのか?
って突っ込みがありそうなのも
重々承知の上で


一応
ジタバタと悪足掻きをしてみようかと

思っとります


また
その件につきましては
気が向けば
ここでも紹介させてもらいますので
お楽しみに…


Posted at 2019/05/01 14:44:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年03月23日 イイね!

やっぱ、すごかった~





先日

こんなところに行ってきました 



 



一見、普通のディーラー???




実はここ…



そーなんです 

日本最大規模のBMWおよびMINIのブランド体験型販売拠点

と言われている



 



BMW GROUP Tokyo Bay

です 


https://www.bmw.co.jp/ja/event/2017/bmw_group_tokyobay.html 






で 

その目的は

一応 

これかな~ 



 



もちろん自分も興味津々です


ネット動画の YouYube でも 

いろいろと紹介されていて

見ていてホント欲しくなってしまいます…(笑)




しかし

色だけ見ると

一瞬、Mちゃんがとまっているのか?

って思うけど…(笑)


でも

厳密には同じボディカラーではない

新型の3シリーズでした










ところで

ここは日本最大規模と言われるだけあって



 



なかなか普段はお目にかかれないクルマが多く


このロードスターの i8 なんか

凄くカッコよかったです



 



思わず?

買えるものならオーナーになって乗ってみたいと思いました(苦笑) 







こちらは圧巻の760







なんてったって


ぶいじゅーに

です







しかも

2台ありました…











7シリーズは

いわゆるショー ファー ドリブンカーの位置づけのクルマと言って

良いと思いますが







しかし

そこはBMW?







やはり

ドライバーズカーとしての駆け抜ける喜びは

しっかりと味わえるのでしょうか???







いずれにしても

トルクでぐいぐい走る?

とんでもない走りが

なんとなく想像できます







ちなみに

この日の撮影は全て iPad によるものです










そして

テールにはメッキ仕様でないエンブレムがあります 







この760はホイールも

つや消し塗装の仕様でした






最近は特に国産車はメッキパーツを多用したり

どれもこれもツヤツヤの外装品が多い中


この760は搭載されているエンジンは凄いのに

まったく派手ではない

さりげなく控えめなエクステリアなので


逆にそこに

魅力を感じずにはいられません













それからそれから

2輪もありました 



 



ただ

残念なことに

最新の直4シリーズはありませんでした


そうそう

うわさの BMW S 1000 RR なのですが

残念でした














そしてもちろん

Mシリーズもありました







たしか

M2からM5まであったかな?



 



それから

当然、Xシリーズなどもありました



写真は撮り忘れました 





ただ

新型のZ4はなかったです


あれって発売が5月なんですか???


だとしたら

見当たらなくて当然なのでしょうか…(苦笑)









そして

自分的にはもっとも注目している… 

8シリーズ







ステキすぎます♪ 







もちろん

“高嶺の花” なのは、百も承知だけど







いつかは乗ってみたいものです 








ところで 

ここ BMW GROUP Tokyo Bay のHPを見てみると

「BMW全車の試乗が可能」

となっています


そこで

普段はほとんど?

いやまったく?

試乗など申し込まない自分ですが


せっかくなので

新型の3シリーズに乗らせてもらおうと思い

ここに来る前にオンライン試乗予約を見てみると…


なんと

すべて埋まっているじゃーないですか(苦笑)




やはり

週末のその日当日に

うまいこと試乗にもぐり込もうなどとは無理なんだ…

と、あきらめることにしました




ところが

実際に来てみてスタッフさんと話をしてみると

全然試乗出来ました(笑) 



ただ

さすがに選り取り見取りとはいかなくて…


でも

とりあえず新型の3シリーズには乗れるとの事



ただし

自分は330に乗ってみたかったのですが

今回はそれではなく320でした 





これが3シリーズの運転席です


試乗車はMスポーツ仕様の車両でした 



 



今回はいつものカメラがなく iPad で撮影したため

3シリーズ試乗の写真はこれだけです 



試乗した感想としては

公道を普通に走っただけなので

小さな違いはほとんど分かりません(笑) 


ただ

インテリアなど、見た目はかなり高級感がアップした印象です


まあ

なにはともあれ 

新しいという事は良いことです(笑)




余談だけど

ここ BMW GROUP Tokyo Bay は

確かクルマの販売に関してはいわゆるディーラーである

ビー・エム・ダブリュー東京株式会社ですか?

そこが手がけているそうですが…



この試乗などに関してはディーラーではなく

BMWジャパンが行っているそうです


そのため

車両のナンバーは本社があるらしい成田との事です


そして

同行のスタッフさんもBMWジャパンの方になりました 








そのスタッフさんと車内でいろいろと話しをしているうちに

「別の車両にも乗りませんか?」

ってことになりまして



「M2 COMPETITION 

もしくは i8 だったら乗れそうです」

と、言われまして 




結局 i8 に乗らせてもらうことに… 



 



これには全然予定していなかったから 

自分でもちょっとビックリな状況になってしまい 


しかし

せっかくのチャンスだったのでしっかりと試乗させてもらいました



 



しかも

最後はちょこっとコース延長もしてくれたりと♪


担当して頂いたスタッフの方

ありがとうございました

m(__)m 



ところでi8

ゼロ発進の加速は、やはりかなり鋭いです





と言うことで

i8 試乗の興奮冷めやまぬ中 

最後はミニの展示スペースに立ち寄ってみました 



 



 



そんなこんなで 

おかげさまで

なかなか有意義な時間を過ごす事が出来て

大変満足できました



今回の BMW GROUP Tokyo Bay 訪問は

当日の朝に思いついて

急遽出かけたのですが

しかし

わざわざ少し足を伸ばして立ち寄った甲斐がありました


ついてる

ついてる~♪ 




Posted at 2019/03/23 01:23:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年01月26日 イイね!

呆れるくらいにビックリ仰天!


今日はspitze関係者の新年会が小倉で予定されています
それには自分も参加させてもらうことになっており
そして
明日は一部の人と駆け抜けも予定していますが
今朝の雪によって
その雲行きも怪しくなりそうな気配…

んーーー
どげんかならんですか???




そんなことを気にしていると

大幅に出発時間が過ぎてしまった今日この頃…


今回はBMWの試乗会参加レポートを

紹介させて頂きますので

よろしければ、ご覧下さいマセ…

m(__)m





  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓







今月20日の日曜日は

さっさんに誘われて

大分BMWの試乗会に行ってきました

その試乗会
なんと
M5も用意されている

とかで


自分は 「初Mパワー体験が出来る♪」


朝からワクワクしながら大分まで駆け抜け


約束の時間である10時前に

大分インターを降りた近くにあるセブンイレブンに到着



その後さっさんがやって来て

試乗会が行われている会場へと移動




その会場は


大分スポーツ公園宿泊研修センター 希感舎


という所でして

自分は初めて訪れました








そして

さっそく

今回乗らせてもらったM5がこちらです




さりげなく停めてありました(笑)



ちなみに

ボディーカラーは

Mの特徴???

でもあるブルー系のカラー






パッと見

いわゆるノーマルの5シリーズと大差なく感じてしまいます




なんて言うか

よくある国産車にありがちな

変な仰々しさもなく



しかしよく見ると

M5であると言うさりげなさ


なので

そのさりげなさがカッコいいですね♪




そして

こちらがM5のスペックです

  最高出力600ps〔441kW〕

  最大トルク750Nm

  0-100km/h加速3.4秒






それから

BMW JAPAN のホームページには

こんなことが書かれています



11.1 SEC.

このわずかな時間で
BMW M5は停止状態から200km/hまで加速します…



だって(笑)



しかし

本国ドイツだと

この数字はそんなに非現実的な数字ではなくて…


でも

日本だとね~



なんて言うか

いろんな意味で

日本は

遅れていると言うか…

幼稚と言うか…(笑)






ちなみにプライスは

\17,400,000

です





オプションとか登録費用とかを考えると

乗り出し価格で

だいたい

\20,000,000円

ってところですかね~(汗)

燃費は

燃料消費率JC08モード(国土交通省審査値)で 9.4km/ℓ

らしいです


そもそも

M5に乗るような人は

そこはあまり気にしないのでしょうか???




今回の試乗会


さっさんのハカライにより

なんと自分がM5をドライブすることになりまして




その代わり

さっさんはミニのジョンクーパーワークスに試乗することになりました





そのジョンクーパーワークスがこちら







たぶんだけど

BMWで言う “Mシリーズ” みたいな位置づけのクルマのようです

(自分はミニってよく分かってないのでアシカラズ…)








肝心の試乗時間とコースについて…


時間は一台あたりに

それぞれ1時間も割り当てがありました


しかも

今回の試乗コースは

高速道路も一区間だけ走れることになっていました


ただし

高速料金は自分たちの負担になります


今回はETCも使えた(セットアップされていた)ため

カードを挿入しての試乗です








試乗開始の時間となり

早速運転席に座り込みました


そして助手席にはさっさん

後部座席には担当の営業さんが乗り込みました





走り始めて感じたのは

意外と車体の大きさは気にならないでした


普段乗っているMちゃんと同じ感覚で走れます♪






そして

30~50キロ程度で

普通に公道を走ってみても

なんの違和感もありません







M5って

いわゆるチューニングカーと言っても良いと思いますが



そのチューニングカーにありがちな?

扱いにくさや

乗りにくさ

乗り心地の悪さなどは一切なく

普通のセダンとして走れます



しかも

アイドリングストップまであります(笑)




自分は乗ったことありませんが

例えば

M2やM3などは

スポーツカーとしての位置づけだろうから


それに伴ってある程度犠牲にしている部分は

多いのかも知れませんが…




このM5に関しては

普段クルマとして乗っても

なんの問題もなさそうな雰囲気でした




と言うよりも

これは当たり前かも知れませんが

すべてにおいて

Mちゃんより上質で

感触が良くて

高級感があり

素晴らしかったです




なので

自分的には

そこがひとつ驚きでした!



たぶんBMWの位置づけとしても

スポーツカー(スポーツセダン)ではなく

超ハイパフォーマンス・ラグジュアリーカー

って感じなのでしょうかね~(笑)





ちなみに

後姿も一見普通の5シリーズ


4気筒のエンジンに

ハッタリで取り付けられているのとは訳が違う


さりげなくMシリーズであることを主張しているかのごとく

マフラーのテールパイプだけが4本出しになっています






しか~し

下の写真にある

赤いMボタン


同乗している営業さんによると

右側のM2ボタンが禁断のボタン?

らしいのです(笑)





そこで期待と不安に襲われながらも(笑)

自分はそのM2ボタンを押しました



そして

高速道路に入り

本線を加速すると…




もう

なんて言うか


凄いです!(焦)






凄すぎて

他に言葉がありません…






もう

呆れるくらいにビックリですね




これが600馬力かと…










それからそれから

ブレーキが素晴らしい!





Mちゃんも一応オプション仕様のハイグレードなブレーキを装着していますが

M5のブレーキはその倍以上


いや

5倍くらいは素晴らしいです





なんて言いますか

タッチと言うか

利き方と言うか


本当に安心して 思い通りに止まれる感覚でした



もう

エンジン性能と同じくらいにビックリでした!

(もちろんこれはタイヤの性能にも依存するはずです)





M5は車両重量もかなりありそうな感じですが

しかし

エンジンパワーも

ブレーキも


もう

どちらも完全にそれを充分上回る

能力があります










そんなこんなで

終わってみればあっという間の試乗時間でしたが

しかし

それでも

ある程度M5の素晴らしさを感じることが出来て

本当に満足の行く試乗でした







しかし

今回の試乗は

それもこれもさっさんからの誘いがあったから体験できました

ありがとうございます

m(__)m





それから

ほとんど?


いや

まったく購入の見込みのない客でしたが…(苦笑)



それでも気持ちよく対応して頂いた

大分BMWとそこの担当の営業の方にも大変お世話になりました


本当にありがとうございました

m(__)m





ちなみに

自分は普段

いわゆるディーラーの試乗とかって

ほとんどやったことがなく


まあ

「あまり興味がない」

って言うのも本音なんですが





しかし

今回だけは

ちょっと違いました(笑)


是が非でも参加したい…

みたいな(笑)






と言うことで せっかく大分まで来たからと

帰りには別府にある
さっさんおすすめの温泉に入って

試乗会の興奮冷めやまぬ心と身体をリラックスさせました







鉄輪温泉にあるこちらのお宿

かなわ壮にお世話になりました


それと

たぶん初体験だと思うけど
地獄蒸しもやってみました



出来た食材は都合もあって持ち帰りました


シンプルにポン酢で頂きましたが

いやー

旨かったです♪

ありがとうございました

m(__)m




   ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑



以上で今回のレポートは終わりです

ここまでご覧頂き、ありがとうございます

m(__)m


ところで
新型の3シリーズが発表されていますが
以前だと

試乗で用意されるボディカラーって

白とか黒とかが主流だったような気がしますが…? 
 
気のせいか

自分が今のMちゃんに乗り始めてから
 
なんか

どのメーカーも

ブルーのメタリックのカラーが増えたような…

って

やはり

気のせいなのでしょうか???(笑)

https://youtu.be/AMTa7CUy4G8     
    


Posted at 2019/01/26 15:44:58 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2018年03月31日 イイね!

T’ -その男、オープンで南の島を駆け抜ける-






3月のある日の朝

その男が宿泊している那覇市内のホテルに、迎えのクルマがやって来た…




クルマはクライスラーのリムジン仕様 


長い車体が目を引き

街で見かけると誰もが目を留める白いボディ


そして

一瞬、どこかただならぬ雰囲気をも感じさせる高級感…



 



しかし

あまりその手のクルマに詳しくはないその男は

「おぉ~、ロールスロイスのリムジンか~!?」

と、少々興奮気味の様子で眺めていた…




迎えのリムジンはホテルロビー入り口に停車 

すぐさま運転手が降りて来て、後部座席のドアを開けた


男は

「おい、マジか~」

「んーー、なんとも言えない気分…」 

などと

ひとりブツブツつぶやきながら乗り込んだ




「なんか、どこかで見かけた風景だな~」

その車内は 

映画などでよく見かける、いわゆるリムジンの車内そのものだった 







男は一瞬

「どこに座ろうか…???」 

と、迷いながら

結局入り口すぐのシートに滑り込む 


そして

王様気分で深く腰を沈めた



するとすぐに 

「なんだこりゃ?」

「やっぱ足元は全然余裕、広すぎ…」


男の足の長さは

決して

おそらく

たぶん

特別

短くはなかったが


しかし、向かいのシートには届かなかった…



 



インテリアは豪華装備



 



きらびやかで

まるでおとぎの国のようだ







車窓を眺めながら男は思った

「同じ那覇市内を見ても、どこか特別な風景に見えてしまうな…」



 



「これで、ここがアラブのドバイとかだったら凄いけど…」



「そして隣のシートには、イヴァンカ・トランプ」

「日本人女性だと、やっぱ石原さとみだな♪」


リムジンにゆられながら

男はそんなまったく訳のわからないことを思うのだった




なにはともあれ

初めてのリムジン

その車内の広さと居心地の良さに、ただただ驚くだけだった




しかし

今回の男の目的は、このリムジンではない



今回の沖縄は

男にとって人生で2度目


そしてこの日は

人生で初めて、オープンで駆け抜けるため

あるクルマを予約していたのだ


そのため、このリムジンは送迎のみ

10~15分程度の短いドライブとなった







この日の男の相棒はBMWのZ4 


普段もBMWの3シリーズに乗っているのだが

このZ4は初ドライブになる



 



クルマのスペックを事前にネット情報で確認してみると

次のようになっていた



Z4 ロードスター 2.5i


  エンジン型式  N52B25A

  最高出力    177ps(130kW)/5800rpm

  最大トルク   23.5kg・m(230N・m)/3500~5000rpm

  種類      直列6気筒DOHC

  総排気量    2496cc

  過給機      なし



ただし

これはBMWの公式サイトからではない





ちなみに

男がこれまで乗ってきた3シリーズはすべて4気筒

その内、2代目までは自然吸気のいわゆる “NA直4”


そして

現在乗っているエンジンタイプはターボ仕様だ



 



今回のZ4は自然吸気の直列6気筒

いわゆる“NA直6”



「BMWのシルキーシックスが味わえる♪」


それが今回の楽しみのひとつだった




シルキーシックス

その言葉の由来は、絹のように滑らかにエンジン回転が上昇する

BMWの特徴のひとつとも言われている、自然吸気直列6気筒型エンジンのことを指す


その直列6気筒型のエンジンは

バランサーシャフトが不要で

軽く

振動が少ないと言われており

エンジンそのものの構造に特徴がある



しかし

メルセデスベンツなどBMW以外のメーカーの多くのモデルが採用しているのは

V型6気筒のいわゆる“V6”


そのため

それらのメーカーのV6と、BMWの直6とは

エンジンフィーリングがまるで違うと、特にクルマ好きからはそう言われている



 



また

ミッションはマニュアルモード付きの6速AT


男は思った 

「これはたぶん、2代目までのMちゃんと同じ仕様じゃないかな???」


今回のZ4は男が以前乗っていた3シリーズと

おそらく同じタイプのトランスミッションになるようだった







そして

ボディタイプは見ての通りの

いわゆるオープンモデル



 



ちなみに

オープンカーはコンバーチブルやカブリオレといった風に

国やメーカー、車体の仕様によっていろいろと言われているようだ


しかし

日本では 「オープンカー」 と言う呼び方が、今では一般的となってしまっている








幌仕様であるソフトトップのルーフは

もちろん電動モーターによる自動開閉が可能



 



時間にして20~30秒程度

スイッチひとつであっという間にオープンカーへと変身する



 




これは男が乗っているセダンタイプの3シリーズには絶対にない機能


だから

男はそれが珍しくて、面白くて、仕方がないようだ 






「この盛り上がったリヤフェンダーのグラマーな感じがイイな…」 



 



Z4のスタイルの良さに、しばし見とれる男だった



 



ところで

このクルマをオープンにした時の開放感は

やはり普段乗っている3シリーズとは比較にならない…


男は以前CB400Fなどにも乗っていたが

これはそれらバイクとも違った開放感


一種独特の雰囲気がある 



 



「今回は特に目的地は考えずに、行き当たりバッタリで行ってみよう」

「とりあえず、海沿いの道を反時計まわりで走ってみるか…」


これが今回の駆け抜けの前に、男があらかじめ考えていたルートだ




それから

前日には観光で古宇利島や美ら海水族館などもまわっていた


そこで

「今日はなるべくメジャーな観光地ではない、比較的マイナーな所に行ってみよう…」

そんなことも考えていた







また

この日は前日にはまわらなかった島も目指してみた







那覇を出発して予定通りに海沿いを反時計回りのルートで駆け抜けていた男は

うるま市の半島からのびている長い橋を駆け抜けて

平安座島などに渡った





 



ちなみに

この日の天気予報は晴れだった…



 



しかし

残念なことに実際には昼過ぎまで曇り空…



 



そのため

明るい日差しはなかなか降り注いではくれなかった 



 



「海の色も昨日と比べると今ひとつかな~」

「ただ、日差しがないのは残念だけど、逆に暑くなくて良かったかも…」


そんなことを思いながら、男はZ4で駆け抜けるのだった 



 



あるパーキングエリアでの駐車場で男は驚いた 


「あれ???」

「自分の感覚では枠の中に、ほぼほぼちゃんと停めたつもりだったのに…」 



 



Z4は3シリーズに比べると、車体の割りにノーズが長く

しかも

着座位置もリヤタイヤ寄りのため 

普段の3シリーズの感覚で停めると、この様なことになってしまったようだ 




ところで

今回のZ4は

カタログのエンジンスペックとしては

特にBMWのラインナップの中ではパワフルなエンジンではない


しかし 

マニュアルモードに入れて5000回転をキープする走りを行うと 

普段乗っている3シーズとはまた違った

パワフルで伸びのある気持ちが良い走りが堪能できる



「凄いな~」

「おもしろい」

「当たり前だけどフィーリングはやっぱりBMWだな」


改めて男は思い知らされた





「今回は知らない土地と慣れていないクルマだから、ほどほどの走り方しか出来ないけど

それに慣れると、それこそワインディングでのこのクルマは楽しい事間違いないな」

そう確信するのだった







男はその後

西側の海沿いに出てから南の那覇方面に向かうルートを選択した



 



昼過ぎからは待望の日差しが出てきた


そこで 男は思わず路肩にクルマを停めて

海岸に向かって歩いてみた…



 



そこは

ちょっとした入り江風の静かな浜辺だった





人はいなかったが

唯一、二十歳くらいいだろうか?


観光客風ではない

おそらく地元であろう女の子がふたり

日光浴?を楽しんでいた



 



その今風の若い女性の彼女たちは

男がそこにやって来たことに気づいていないらしく

おしゃべりに夢中だった



すると

ひとりがやっと男に気づき挨拶してくれた




男はその意外な出来事に少しビックリしたが

しかし

「こんにちは、すみません…」

と、冷静さを装って挨拶を返した



 



挨拶をしたあとに恥ずかしそうにしていた彼女たちだったが

地元の女の子の素朴な振舞いにどこか嬉しくなった男は 

「長居は無用だな…」


これ以上邪魔をしてはいけないと思い立ち去った









 



「ちょっと早いかな?」 

「まだ少し時間に余裕はあるけど、今回はこれで戻ることにしよう…」 



最後は

何かと話題の嘉手納基地横を走るR58を南に向けて駆け抜け 

那覇市内に戻った 





なお 

今回男がお世話になったのが 

那覇市内にあるこちらのお店だ 



 



「受付のステキなおーねーさんが印象的だった」

そう男が思ったらしい

そんなお店だ



  ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑


以上で今回のレポートは終わりです

ここまでご覧頂き、ありがとうございます

m(__)m


ところで
福岡では桜も満開のようでして

そんな中

天気がとても良かった今日の土曜日

各地の桜の名所では

多くの人出があった模様です


自分も夕方舞鶴公園近くをMちゃんで走りましたが

やはり多くの人でにぎわっていました


しかし一方では
自分的にはこの時期は

この曲を聴かんと

なんか気がすまんですな~(笑)


https://youtu.be/s2XR65k3ptc





Posted at 2018/03/31 22:58:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2017年09月17日 イイね!

T’ - ある男の休日 -




注意!!
この物語はドキュメンタリーではなく、フィクションです

なお
文中の写真は実在するものを使用しており
一部頂いた写真も使わせてもらっております
   




 T’ - ある男の休日 -

   

夏の暑さが、とりあえず一段落した

9月の日曜日の朝


その男の携帯電話は、前日設定したアラームの時刻になると、鳴り始めた


目を覚まし、時計を見てみると5時30分だ





普段だと目覚めは人一倍悪い男だが

この日はすんなりとベッドから抜け出す



すぐさま軽く身支度をすませ

ガレージに向かう



そして

愛車であるBMWのエンジンに火を入れ

「今日もヨロシク♪」

と、いつもの挨拶を交わす…










9月も中旬に差しかかると

この時間でも、若干外は薄暗い




今日の天気は、予報によると晴れだった



しかし、男は思わずつぶやく

「イマイチ…かな」


なぜなら

快晴の日の早朝に起こる、放射冷却を見込んでいたからだ


ところが

期待したほどの冷え込みは、ない…






男はクルマを走らせると


まずは朝飯にするサンドイッチとコーヒーを調達するため

コンビニに寄った





「どうしようか…」


この時期、普段だとアイスコーヒーだったが

少し迷ってからホットコーヒーを注文









その男は早朝のまだ少し目覚めきれていない身体で

クルマを走らせながら飲むコーヒーが好きだった




そして、また孤独を好んだ


と言うよりは

この言い方が、適当なのかは判らないが

様々な場面において、男は “群れる” 事が、基本的には好きではなかった



そのため

普段のドライブでも、ソロで走ることがほとんどだ




しかし、一方では

「仲間と一緒に駆け抜けることは好きだ」

とも話しており

そういう点では、ある意味メンドクサイ奴でもある








この日は

目的地に向かうため、九州道を利用する



高速に入ると熊本方面に向かって南下

最初の目的地は、広川SAだ



その理由は、あるイベントに参加させてもらう予定だからだ



男はつぶやいた

「今日も楽しめそうだ…♪」


これはそのイベントに参加する時には、いつも言える事なのだが

最初の目的地に向かうまでが

そのイベントに参加する中で、最高に気分がいい瞬間であり

一番ワクワクする時間だ





SAに到着し駐車場に進入すると、まずは仲間のクルマを探す



すると

そこには一台の見慣れないクルマが…



「まさか…、新型のNSX…???」






その “まさか” だった




しかし

男には、そのクルマのオーナーのことが、すぐにピンと来た


「たぶん… BMW i8 に乗っていた、 サンゴーさん だ…」








なんと

その i8 から、 NSX に乗り換えられていたのだ










男とサンゴーさんは、久しぶりである




サンゴーさんによると

なんでもBMWを降りたため、ガレージなどに持ち合わせているBMWのグッズを

男に預けたいと


男は言った

「これは次回の宮崎の景品になりそうです♪」




そんな会話を交わした後、さっそく新型NSXの見学をはじめる



その男は色々なクルマのイベントに集まってくる、特に珍しいクルマに興味があった


例えば

普段はなかなかお目にかかれないような、スーパーカー

珍しいクルマ、ヒストリックカーなど



それらを繁々と眺めて、そして写真に撮ることが、男のもうひとつの楽しみでもあった









すると男は

「これは野暮かな?」

と思いながらも、こんなことを聞いてしまう



「このクルマ、おいくら万円だったんですか?」


サンゴーさんから返ってきた答えは

車両価格で2500万









「ニセン ゴヒャクマン…!?」


ある程度の覚悟は出来ていた


が、しかし

それでもその金額に “唖然” としてしまわずにはいられない…








ところが

男はその直後に、こう思うのだった


「でも、まあ、Mちゃんが負けているのは車体価格だけだな…」









もちろん、そんなことはない


誰がどう考えても

男のクルマの方が、あらゆる面で100% 負けているのは間違いない訳で

ただの勘違いである












そしてこの日は

もう一台のスーパーカーが、初登場するはずだ



すると

レーシーな排気サウンドを響かせて


さっそうと登場してきたのが

この M3 だ!










最近まで1シリーズに乗っていて

男が師匠と呼んでいる

ルフィーさんの新しい愛車だ


ちなみにルフィーさんは、フェラーリのオーナーでもある









男は見た瞬間

「お~、さすがにカッコい~、迫力もあるな~」



しかし

その直後に、こうも思った

「でも、まあ、Mちゃんの方が頭ひとつ分は勝っているかな♪」













もちろん

そんなことはない



誰がどう見ても

M3の方が、最低でも200%はカッコ良い



この男の勘違い、親バカ心理にも

ほどほど、あきれてしまう




しかし

そういった勘違いが出来るとは、ある意味幸せな奴でもあった










ところで

男は自分の愛車のことを “Mちゃん” と呼んでいる


「イイ歳したおっさんが、自分のクルマのことを Mちゃん などと、チャン付けして呼ぶなよ…」


周りの誰もが思っていた




男は気にしないことにしている




実はこれには

少々理由がある



男は以前400ccのバイクに乗っていた

そのバイクは、ホンダの CB400SF だった



むかし

流行っていたマンガに、「バリバリ伝説」 という

今では一部の人にとって、まさに “伝説” となっているであろうバイクマンガがあった


その中の主人公である “巨摩 郡(こま ぐん)” が

自分の愛車である CB750F を

「CB子ちゃん」

と呼んでいたことから

男もそれを真似て、自分のCB400Fを

「CB子ちゃん」

と呼んでいたのだった



要するにこの男、単純なのだ




そのため

BMWに乗りはじめても

Mスポーツ仕様なので ”Mちゃん” と呼んでいるという

そんな理由だった









広川SAを出ると

次に託麻PAに向かう









ここでは一台のオープンなBMWと合流



















その後

益城 IC で九州道を降り

南阿蘇方面を駆け抜ける




まずは南阿蘇のグリーンロードだ

「ここがケニーロードかな?」


ケニーロードのケニーとは

GP500の世界チャンピオンである

ケニーロバーツのことを言っている


なんと、あのケニーロバーツは

ここ熊本・阿蘇にゆかりがあるのだ




男はこれまでも何度となく、ここ阿蘇方面には来ているが

しかし

どちらかと言えば、久住方面などの阿蘇から見て北東部を中心に走ることが多かった


そのため男にとっては、この道は初めて走る道になる


しかも、天気は良く景色も素晴らしい


「さすがに、ここで自分だけ停車する訳にはいかないな…」

「近いうちに、もう一度来てみよう…」




そんなことを考えながら

今回のオフィシャルな集合場所である

“あそ望の郷くぎの” に向けて、駆け抜けるのだった













実はこの日、男も所属している

“BMW Owners' Club” のミーティングが行われることになっているのだ













そのミーティングは

クラブの仲間が集まって 「BMWで駆け抜ける」 ことを目的としたイベントになり

今回は九州各地から30台ほどのBMWが集まったようだ














今回のルートは

南阿蘇から高森、うぶやま方面、そしてやまなみハイウェイに入り

飯田高原へ駆け抜けるコースとなっている




最初の休憩地点であるうぶやま牧場に着くと

駐車場ではクルマの話しで盛り上がる


それがいつもの光景だ













ところで

男はM3のオーナーであるルフィーさんのことを

師匠と思っている



なぜなら

愛車のモディファイが、とても鮮やかだからだ










今度のM3もそれにもれず

納車と同時に、数々のモディファイが行われていた










しかし

そのルフィーさんとは

少なくとも男の方が、一回り以上は年上だ


だが

これはここだけの話し

もしかすると、精神年齢では逆転しているのかも知れない…




その師匠との会話の中で

男は師匠の愛車に対する愛情みたいなものも感じてしまう











色々と話しをしていくうちに男はある事に気づき

師匠に尋ねてみた


「ところでこの色、メタリックだったのですか?」



なぜなら

男が以前、雑誌の記事でブルーのM3を見かけたときに

完全にソリッド色だと思っていたからだ



「クルマは写真ではなく、やはり現車を見ないとだめだな…」





その色は実物でも光の具合によっては判りづらく

写真だとなおさら判りづらい、かなり控えめなメタリックだ










それまでは

「カラーリングではMちゃんの方が、頭3つ分は勝っているな…」

と、“確信” していた男は


メタリックだと判ったとたん


「さすがはM3、まあまあ、やるじゃないか…」


と、そのM3の控えめな ヤス・マリナ・ブルー に

やられた感を、感じずにはいられなかった










うぶやま牧場からは

ランチ会場でもあるやまなみ牧場までを駆け抜ける












そのやまなみ牧場では

最近までクラブのメンバーだった人たちが、数人駆けつけて来た




そのひとり

urozy さんの新しい愛車がこれだ









男は urozy さんのブログでその姿を一応確認してはいたが

先ほどのM3と同様、実際に自分の目で見てみると印象が全然違うことに気づく


「やはり、チタンシルバー系の色は、イイ色だ」


しみじみと思う



ところで、男はボルボの正式カラー名称を知らない

そのためチタンシルバーとは、BMWで使われているカラー名称である




「リヤタイヤにスペーサーを入れているそうだけど、ツライチ決まっているなー」









「F10の時もそうだったけど、さすがギリギリの線を上手くせめていて、やるな~」


たったスペーサーをかましただけのモディファイに

必要以上に感心してしまう男であった




しかし

確かに、いわゆるモディファイ ・ ドレスアップを行っていくと

だんだん限度を超えてしまい

最後は方向性を見失ってしまうクルマも、少なくはない











男は駐車場のクルマを見渡してこう思った


「アウディやフェラーリなども駆けつけてくれて、にぎやかだな~」

「今回は多彩なクルマが集まって楽しいけど、でも会長の立場としては複雑かな…?」



そう

今回のミーティングは、あくまでも “BMW Owners' Club” のミーティングなのだ



「でも、つまりこれは spitze というクラブが、皆に好かれている証拠なんだろう…」

男はひとりそう思うのだった











そして

この日のツーリングイベントは、ここやまなみ牧場のランチまでだ


つまり解散後、夕方までにはまだ時間がある







そこで今回

男は由布院に寄ってみることにしていた











もちろん、その目的は温泉だ


「観光客が好んで行くような洒落た温泉ではなく、地元の人が行くような地味な温泉を狙おう」

男は考えていた




そこで

あらかじめ目星を付けていたところが、ここだ









入浴料は200円

「やはり安いな、これは嬉しいぞ♪」



男はどことなく昭和チックでローカルな雰囲気に喜ぶ



しかも

「んっ!!もしかして、ここで支払うのか?」


ここでは一応係りの方は居られるが

支払いは写真の賽銭箱に自分でお金を投入することになっている










中に入ると、男湯の湯船はふたつ

大きいやつと小さいやつがある



しかも

大きい湯船のお湯は、かなり熱い



「これはちょっと無理そう…」

男はひとまず小さい湯船に入った


そしてお湯に身体を慣らしてから

再度大きい湯船に挑戦することに



「ふぅ~~」

今度はなんとか肩まで漬かる事に成功した


「はやり温泉は気持ちがいい」

男はしみじみと思った


クルマの運転・ツーリングは、バイクほどハードではないものの

それでも早朝から一日駆け抜けて来ると

疲れもそこそこ出るものだ



お湯の温度に身体が慣れたのもつかの間

「もう… そろそろ限界かな…」




充分に温泉を堪能し、満足できたと思った男は

風呂から出ることにした












しかし

一瞬洗面器が目に止まり、こんなことが頭を過ぎるのだった



「ここで水浴びしたら気持ちがいいだろうな」

サウナを出たときと同様に身体は充分に温まっている




男は蛇口から水を洗面器に出して浴びはじめる


水道水ではない井戸水の冷水は、想像以上に冷たかったが

それでも男は何杯もあびている




そしてふたたび湯船へ


「くぅ~ 気持ちがいい…」


「あれ? さっきみたいにお湯が熱いと感じない」


なんと不思議なことに、少なくとも体感的には2~3度程度は

お湯の温度を低く感じるのだ





最後にまた冷水を浴びて男の温泉は終了



「やはり来てよかった…」

気持ちの良い風呂が堪能できて、男は満足だった


















帰りは最近出来たと思われる由布岳スマートICから

大分道に入り北九州経由のルートを選択



「一応、最新バージョンなんだけどな」

ナビにも載っていないICを目指す



普段なら鳥栖JCT経由で福岡に戻るのだが

その鳥栖JCT手前での無駄な渋滞を避けるため

今回、男の新たな試みである



そして湯布院の温泉も、それを踏まえての事だった







「期待したとおり、まあまあかな…」


東九州自動車道は対面交通の片側一車線区間が多いが

流れはまずまずだ



そこをのんびりと、好きな音楽を大音量で聴きながら走るのは悪くない

しかも、走りなれていないため景色も新鮮で気持ち良い





「今日の駆け抜けは全体的にペースは遅めだったな…」

運転しながら、男は今日の集まりを振り返る


ちょっと欲求不満なのか?





男のBMWは 320i になるため

エンジンは2リッター4気筒のツインターボ

そのパワーは、いたって普通だ



そこで夏前に通称サブコンと言われている

いわゆるチューニングパーツを取り付けていた




しかし

最大トルクも1500回転くらいから出るタイプのエンジンになるため

NAほど高回転までまわして走るものではない



そのため、ゼロ発進や街中での中間加速などは

体感出来るレベルでその効果を感じ取ることは出来るが

高速走行では期待したほどの効果は出ていないように感じていた




「今がチャンスだ」


男は前方がクリアとなったため

アクセルを踏み込む


エンジンは気持ちよく回転が上昇し

タコメーターとスピードメーターの針もそれにあわせて上がっていく


もちろん

300馬力以上もあるようなクルマほどの勢いは

決してないが


それでも5速あたりでレッドゾーン手前まで引っ張ると

それなりの速度となる



アドレナリンが出ることが心地よい





BMWはこの速度域での安定感が抜群なのだ

この安定感は一般的な国産車にはない



一般的な国産車で、仮に同じ速度が出たとすると

おそらく怖くて仕方ないはずだ





男は思う

「充分だな…」







帰宅すると愛車であるMちゃんをかるく洗車

足回りのブレーキダストなどを中心に全体のホコリを落としてやるのだ




そしてクルマも気分もスッキリしたところで

「今日もありがとね」







一日付き合ってくれた相棒に、お礼の挨拶をすると

男の休日は終わった







Posted at 2017/09/17 13:10:00 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「「うらめしや…」なんてこと言われてもね~ http://cvw.jp/b/2338320/43719745/
何シテル?   02/14 22:01
クルマは特にイジってませんが、週末などのドライブが楽しみです。 しかしクルマの事は、ほとんどよくわかってません。 バイクも好きです。 2012年に...
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