3月中に、
交換用中古パーツ(ビスカスユニット、前輪用デフギアセット)、
および、
アッセンブリー交換用前輪駆動デフシステム、
いずれも届いたのですが、3月中は工場が年度末車検繁忙期でリフトがあかず、
4月に入ったらコロナ禍による緊急事態宣言への流れで、いったん工場休業。。。
車業界はその1週間休みつつ、周りを見渡して、皆さん揃って業務再開となり、
4月上旬明けにC4Sを、確保したアッセンブリー一式と交換パーツセットでお預けした。
まずは動作確認されたが、リフトアップして動かすと前輪回ると言って動画がきた。
A-PITのメカニックと話が違う(私はその場面は見れてない)・・・
しかし、地面に降ろして加重(負荷)かかると多分動かないはずと返して、
シャシダイはどこにもないので、ほかの工場のブレーキテスターで簡易テストされることに。
具体的には、後輪をブレーキテスターのローターに乗せて空転させると、
前輪だけの駆動力で脱出しようとするか=雪道での脱出に近いテストをするという。
結果は、【微動だにしない!!】とのことで、当方の主張が確認されてほっとしました。
そして、元の工場に戻してもらって、
そこではアッセンブリー交換したい(終わらせたい)とのことでしたが、
まずはビスカスユニット交換のみでお願いした。
数日して、ブレーキテスターでテストすると前よりは動こうとするのが分かるが、
外に這い出せるほどのトラクションは生めないようだとのことで、差し戻し。
ビスカスは、内部にプレートと専用のシリコン材が封入されて密閉されており、
シリコン材は補充も交換もできない。
原理的には、低音かでは粘性が低いが、駆動力が伝わってくると幾枚もあるプレート間の摩擦で発熱し、温度が上がると硬化してリジッドに回るようになるらしい。
ということは、ビスカスを変えて変化があり、以前はフリーで空回りしてたのが、交換したビスカスだとフリーではなく、多少はトラクション伝わるようだということ?
ビスカスって、OKからフリーになってしまうまでの間に、遷移として連続的に粘度低下していく過程があるのだろうか?
となると、だんだんダメになっていく状況を捕まえるのは至難の業。
人の加齢による変化と同じく、1か月ごとでは変化が分からないが、数年単位(数十か月)でなら、違いが判るというのと同じだということか?
確かに、11月のシャシダイ時は、
前輪は回ってはいたが、おそらくスベリ始めていてそのせいでパワーロスしていて、
今回までの4か月ほどで完全に腑抜けになった??
ま、とにかく、ちゃんと動かないのであればと、PC方式のアッセンブリー交換でお願いした。
また数日して、4月下旬のGW前に結果連絡が。
結論としては、「治ったようだ」とのこと。
ブレーキテスターでは、これ以上踏めば飛び出るという「力強さ」の感触があったとのことで、それ以上はできなかったと。
無事、前足駆動機構を中古品で全とっかえされたC4Sが戻ってきて、試運転したら、思い出しました。
まず、ハンドルの振動がよみがえったこと。
996は、ステアリングに路面からの入力が入ってきやすく、段差などの感触が分かるものですが、C4Sの場合は、エンジントルクというか振動というのかをステアリングで感じていたことを思い出したのです。
そして、発進(すぐ)停止(直前)時に、
後方からのトルク伝達のON/OFFショックのようなものが時々あったのですが、それも蘇りました。
(ステアリングではなく丁度腰の下あたり、恐らくはプロペラシャフトとビスカスユニットの間の接続ギアシャフトあたりで)
残る確認方法は、低ミュー路で4輪トラクションで運動できるか、
もしくは、シャシダイ計測で期待値が出るか。。。。
手と腰下のショックの感触で、やっぱり四駆じゃなくなってたんだな、と実感しました。
実際のトラクション力については、
低ミュー路は、都内ではまず真冬でもチャンスないし、その状態があったとしてそこで万一でも不首尾に終わる=スタックするとJAF騒ぎになるので、おいそれとはチャレンジできないので、シャシダイだけがチャンスです。
そして、シャシダイは、A-PITが緊急事態宣言解消まで再開されないとのことで、少なくとも6月まではお預けとなってます。
いろいろ検索していて、以下の情報を見つけました。
ポルシェのサービスマニュアルに以下の記述があるようです。
1.ポルシェシステムテスター2を接続し、
[実際の値/Actual Values]メニューを選択します。
(おそらくライブデータモニタリングをするのだと思います)
2.車両の前輪をローラーブレーキテスターに乗せます。
3.ブレーキテスターのローラーを介して前輪を駆動し(最大8 km / h)、
20秒後に「前輪の牽引力」(注)という項目と思われます)を測定します。
(この時、後輪はどうなっているのか不思議です。。。)
20秒置くのは、ビスカスのフルードが摩擦で温度が上がらないと粘度が低くて滑って状態から始まるので、走行開始後8km程度で20秒の時差がある(20秒すると前輪にしっかりと駆動を伝達する)とのことです。
一応テスト方法はあるようですが、
専用のテスターがないとみられないパラメータをチェックするようなので
設備・環境だけでなく装備も必要なため、PC以外の工場さんでは無理なのでしょうね。。。。