
今回は真面目にというかいつも真面目なのですが少しばかり車を弄る上での下調べをしてました。まず今のマフラーはワンオフしてあります。作るにあたって排気効率の優先やトルク確保を考えて敢えて走ることに重きを置いてきました。その結果がセンター出しとなって実際タイムウォッチ持ってデータ取って考えて作ったのが今のマフラーです。理論だとか難しい話になるともっとmm単位で詰めていくことになりますが自分はレース屋でもなくマフラー屋でもないのである程度のデータ元に作って取り付けて弄っております。
参考になるならF1だろうがルマンだろうがスーパーGTだろうが果てはWTCCみたいなマイナーなレース車両の吸排気系から点火まで調べて車のトータルバランスを取り弄ってます。貪欲に、そして飾らずにがモットーです。ラリーやってた頃の名言というか迷言に、優勝かクラッシュしかねえのさラリーストは!なんて言ってコドラに怒られたりしたりしなかったり、、
話逸れましたが要は今のマフラーの効率について、もっと詰められるのではないかと思い善は急げと今回は一から作るようにワンオフ専門の部材を買いました!
まず音、自分の8はオーディオレスです。ついでにオーディオ外したらエアコン使えなくなったのでエアコンレスです。なのでマフラーのエキゾーストが唯一の楽しみになってしまったので音も少しこだわってみたいと思います。一般的にマフラーとは薄くて細いほど高音になりやすいものです。なのでチタンなどのマフラーは乾いて甲高い音がするのですねぇ。チタンは高い。却下で。次がステンレス、1mm2mm3mm・・と肉厚が決まりますが今回は折角のNAでロータリーだからそれらしい音を目指してみます。選択したのは1mmのステン製115πサイレンサーです。中はストレート構造でパンチングしてあり、60πで中間パイプと同じフルフラットです。今回グラスウールはなるべく使わず高音が出やすいようにしました。グラスウールは高音が吸収されやすく、よく市販されてるマフラーのボーボーいう低音はこのグラスウール使用による音が主です。
ターボとNAでも違ってきますし、特にNAは材質とパイプの太さ、テールサイレンサーの長さでも音や出力特性が変わってきます。なので音こだわって性能低下のデチューンにならないように神経使って作っていきます。テールの太さが115πで今のマフラーはかなり太いマフラーになってまして、タイコの内径も70だか80だかあるので今回は中速から高速までのトルクを上げてみるのに60フルフラットのマフラーにしました。
出口はぶっちゃけ太くなくていい、むしろマフラーはシンプルに細めの方が好きなので15cmくらいの長さで60πパイプを出口に溶接してみます。これがどーなるか、吉か凶か賭けです。これでマフラーの効率が良い方向に行ってくれると良いんですが、男は度胸の一発勝負でやってみたいかと。
あとは個人的には一番のメリットとして軽量化になるという恩恵がつきます。軽量化に勝るチューンはないと今も昔も思っています。ホンダに乗ってた頃から軽量化に特化してきたので今回も軽さは速さをモットーにやっていきたいと思います。
Posted at 2017/11/02 23:00:11 | |
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