昨日ご紹介したスーパーカーカードですが、一番枚数が多かったカードは、当時二見書房から発売されていたカード式スーパーカーブックの残存物らしいと判明しました。
全3弾ありまして、各弾64枚セットみたいなので64×3=192枚あるべきですが88枚しかありません。
半分以上は散逸してしまった様です・・・・・・残りを入手したいところです(-_-;)

昨日最後にご紹介したミニカタログはどうやら第3弾のオマケだったようですね。
スーパーカーブーム:Wikipediaによると日本では1974年~1978年までを指す様です。意外と短かったのですね。当時私は小学校低学年~中学年。カード、メンコ、漫画、消しゴム等々関連グッズを躍起になって集めました。当時は便乗商法か?いわゆる「スーパーカー」だけではなくてノーマルな外車一般も大いに宣伝されていた気がします。上手く乗せられた様で、私もノーマルな外車も好きでした。まあ、小学生に訴求してもクルマ買えるわけもありませんが(笑)
折角カードを発掘したので、当時を懐かしむ・・・という訳でもないですが、鉄板なスーパーカーではなく当時の少し変わったクルマや逆にノーマルなクルマを不定期に紹介していこうかと思います。
【スーパーカーカード第1弾】より、こちらの1台
パンサーJ72(イギリス)
当時は割と多かった気がするレプリカ物です。


第1弾は「世界中のスーパーカー」を集めているのですが、このクルマがそこにカテゴライズされるというのも便乗商法的な物を感じます(笑)
とは言っても(外観は)戦前の名車ジャガーSS100を安心して(最新のメカニズムというのは壊れにくく扱いやすいということでしょうかね)楽しめるという点では、名車の1台ではあるかもしれません。
【スーパーカーカード第2弾】より、こちらの1台
ギア・コリーダ(アメリカ)
第2弾はデザイナー物やショーカー物(市販されずに幻の1台となる場合多数)
などなど、珍車が選定されている様です。


ギア社は1970年にフォード傘下となった会社。最新の意欲作となっていますが、ネットでこの車を探したところ出てきませんでした。よって掲載したカード裏面以外の情報が無いです。ショーモデルの一発物で終わってしまったのでしょうかね。
ちなみにベースとされているフォード・フィエスタはこちら。
随分とベース車両をいじり倒してますね(笑)

【スーパーカーカード第3弾】より、こちらの1台
ランボルギーニ400GT(イタリア)

第3弾は当時のスーパーカーの象徴であるランボルギーニ社に特化したカード集です。惜しくも1枚目は残っていません。察するに350GTだったようです。
こちらの400GTはランボルギーニ社初の量産自動車350GTの後継です。昔の縦目ベンツと同様アメリカ向けに4灯ライトにしたのですね~
「フェラ-リより静かなGTだ!」との評価、スーパーカーブーム到来前夜は牛さんも馬さんも静かさを求められていたのですね。
【日本自動車輸入組合製絵葉書】より、こちらの1枚
ビュイック・リビエラ(アメリカ)
ディーラーはいすゞモーター!?
この絵葉書シリーズは販促目的もあったのか?より現実味のある車種が選定されています。イタ車はランボは1車種も選定されていません。

ビュイックリビエラといえば、70年代初期のボートテール型が有名です。
当時家にあった古い雑誌に載っていたその型のリビエラは物凄くカッコ良く感じました。それと比べると当時の最新型のこのリビエラ・・・・・何ともフツーの車になってしまいました。ボートテールよりも30cm程度もダウンサイジングされていますが、それでも5.2m超!当時はチンマリしてカッコ悪いと思いましたが、今の視点からすると5.2mもある2ドア車って?!超贅沢ですね。
ちなみにビュイックブランドはかなり古参です。
昔はビュイックのセダンは教師が乗るクルマ=真面目な中流層のクルマと言われたとか(アメリカ本国での話です)。違ったかな??
今回は以上です。
次回は未定です(-_-;)
Posted at 2017/01/03 16:25:14 | |
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スーパーカー | 日記