2014年12月30日
静音化 4 (制振材)
今回は資材調査。
ウワサと勘で試行錯誤する脳みそは持ち合わせていないので調査です。
100Hz からの音をカットできる資材を探します。
まずは制振材
昨今の代表格は、やはり日東電工さんのレジェトレックスですよね。
でもこれ作用機構を調べると制振材じゃないんでは (・ω・)?
まあ広義ないみで制振材かもしれませんけど。
作用機構は、レジェトレックスはゴムの層が振動エネルギーを熱変換すると、メーカーのホームページに書いてあります。
制振材というよりは吸振材ですかね。
まれにレジェとレックスを貼って剛性を高めて制振!みたいなことを書いてあサイトがありますけど嘘っぱちですな。手で折り曲げられるものを貼って剛性あがるわけないやん(爆
一応、100Hz付近から制振(吸振?)作用はあります。
とは言うものの、一応ある程度です。
300Hz以下のロードノイズにはさほど効果はなさそうな感じです。
しかしながら、フロア前面にレジェとレックスを面貼り+吸音材(遮音材なし)を施工したところベンツ並みの静粛性になったと言うサイトもあったので、レジェトレックスの使用方法は悩むものがあります。
あと面白い実験をしているサイトがありました。
レジェとレックス単品での遮音・吸音特性について実験しています。
実験といってもかなり簡素な試験条件ですので参考値ですが、十分です。
結果、レジェトレックス単品(鉄板に貼ってない状態)では、遮音・吸音性能ともに無しです。
つまり、ロードノイズの遮音目的でサービスホールにレジェトレックスでふたをしても、
まったく無意味と言うことですね。
そりゃそーですよね。
レジェとレックスのやわかいゴムに遮音性能があるわけないし、アルミが貼ってあるけどそもそもアルミは遮音性能が劇低で、このていどのアルミ厚だと遮音性能0でしょ。
ドアのサービスホールにレジェトレックスでふたをするのは、空気層の断絶によるドアのエンクロージャー化という意味しかなくて、音もれまくりですな。遮音材でふたしろよ!みたいな(笑
いわゆる制振材と言うと、対象物の強度をたかくすることで振動を抑制する「鉛テープ」が一般的ですかね。
調べましたが、使える制振材は、レジェトレックス類と鉛テープだけでした。
次は遮音材いくよ (`・∀・´)ノシ
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Posted at
2014/12/30 23:42:31
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